乙一氏の長編監督デビュー作『シライ
サン』に俳優・稲葉友が出演 眼球破
裂の不審死事件を追う大学生役

2020年1月公開の映画『シライサン』に稲葉友が出演していることがわかった。
映画『シライサン』は、小説家・乙一こと安達寛高氏が監督・脚本を手掛ける映画。ジャンプ小説大賞を17歳の若さで受賞し、数多くの作品が映像化されてきた安達氏は、完全オリジナルの本作で長編監督デビューを果たす。『シライサン』で描かれるのは、「視線を逸らすと殺される」という怨霊“シライサン”の恐怖。“眼球が破裂した”不自然な状態で友人を亡くした大学生の端紀が“シライサン”の呪いに迫っていく物語だ。主人公の端紀を、本作で映画単独初主演を果たす飯豊まりえが演じる。
映画『シライサン』稲葉友 (c)2020松竹株式会社
新たに出演が発表された稲葉は、『HiGH&LOW THE MOVIE』シリーズのKIZZY(キジー)役などで知られる俳優。本作では、眼球破裂と心不全が死因で弟を亡くす大学生・鈴木春男役で出演。春男は、同じ境遇で大切な人を喪った瑞紀とともに、連続不審死の謎を解き明かすべく調査を進め、鍵を握ると思われる話を耳にする。やがて、「その名を知ると、呪われる―目をそらしたら、殺される。」シライサンの呪いによる悲劇が幕を開けるという。
稲葉のコメントは、以下のとおり。
稲葉友(鈴木春男役)
ホラー映画ならではの張り詰めた空気と安達組ならではの穏やかな空気が同居した不思議な現場で、怯えながら台本を読み、恐怖という感情を楽しみながら参加させていただきました。安達監督の作り上げたシライサンの世界に僕が演じた役を通じてお客さんを引きずり込めたら幸せです。

また、初の映像となる特報も解禁。映像には、事件を追う瑞紀と春男のほか、鈴緒に貫かれ、血を流す“手”など、不穏なカットが多数収められている。
『シライサン』は2020年1月全国公開。

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