【卑弥呼のバッハ探究 完結記念】ト
ーク付イベント「Maho Plays Bach」
のお知らせ

こんにちは、ヴァイオリン弾きの卑弥呼こと原田真帆です。本日はここに、連載『卑弥呼のバッハ探究』が完結したことをお知らせいたします!

思い起こせばこの COSMUSICA がオープンしたのが、2016年6月のこと。オープンと同時にわたしがもたせてもらったコラムが『進め! ヴァイオリンおけいこ道』でした。1年間の連載を経て、「何か『おけいこ道』プラスαのようなことができないだろうか…」と考えたときに浮かんだアイデアが「卑弥呼がバッハを探る連載」でした。『バッハ探究』の連載の扉絵に小さく、先の連載のタイトルが刻まれているのは、そういった理由です。
本当に全曲弾いた!
“動画を交えたコラム”というアイデアはよさそうだ、ということで採用されたものの、一方で「わたし全曲書ききれるのかしら?」と完遂の自信はあまりなく…。「毎回コラムに動画を入れるってわたし正気?」と思いながら、とりあえず続く限りがんばろうと書き始めました。
しかしわたしはどこかで、時間をかければ完走できるような楽観的な気持ちもどこかにありました。なぜなら、わたしの憧れのヴァイオリニストのうち、ふたりの人が「幼い頃からバッハはずっと弾き続けてきた」と言っていて、わたしは「常にバッハがある暮らし」に強く憧れがあったので、これをいい機会に自分もそんな暮らしをしよう! と思ったからです。
憧れがあると、モチベーションもあがりますよね。そもそもインスタグラムで練習風景を投稿していくというアイデア自体は、(ヴァイオリニストならもうお察しのことと思いますが、)ヒラリー・ハーン氏の影響です。それにしても、わたしが投稿を始めた2017年夏から現在にかけて、演奏をインスタグラムにアップする人はぐっと増えました。海外だとインスタグラムでブレイクした人も出てきているくらいです。
一挙にふりかえる
この連載完結を記念して、これまで投稿したバッハの全動画をダイジェストでまとめました! 卑弥呼からのちょっとしたメッセージもあるので、読者のみなさまにはこれまでの投稿を懐かしみながらお楽しみいただけたら嬉しいです。
「生ひみこ」実現…?
いつかはこの連載がリアルに飛び出したような、トーク付の演奏会をしたい! ずっとそんな構想を抱いていました。そしてこのたび連載完結を記念して、実現したいと思います、生ひみこ!!(言い方)概要は以下の通りです。
クリックで拡大
そしてこの演奏会が画期的なのは……YouTubeでライブ配信をおこなうこと! 配信は最初の60分に限りますが、当日会場にいらっしゃれない方はもとより、あとからの追っかけ再生も叶います。インスタグラムを使った連載をしていたので、せっかくなら何かインターネットを活用したイベントにしたいと目論んでいたので、これが実現して嬉しい限りです。
紙面をお借りして宣伝をしましたが、生ひみこに会いに来てくださるという方は、フライヤーの通りメールしていただいても構いませんし、以下フォームからも承りますので、ご来場くださる方のお名前・ご連絡先を合わせてお知らせください。
お問い合わせフォーム
※このフォームは演奏会関連に限ります。COSMUSICA は今回の演奏会の主催ではないので、お問い合わせは筆者に直接お願いいたします。
ご声援ありがとうございました
何はともあれ、2017年10月に始まったこの連載を、およそ1年半のときをかけて完遂できたこと、とても感慨深く思っております。連載開始当初から熱心に読んでくださる方がいて、読者のみなさまの存在は何より励みとなりました。
そして連載はひとりでは成り立ちません。動画を撮る様子を生温かく見守ってくれた人々への感謝は欠かせません。実家の庭で撮ったときには、うちの家族は「ヒミコバッハプロジェクトイイネ!」と謎の盛り上がりを見せましたが、お隣さんに「なァにお嬢ちゃん帰ってきてるんけ? にぎやかでいいね〜(栃木弁で再生してください)」と言われたエピソードも(笑)。
そして身内ではあるのですが、編集長ノリコ・ニョキニョキ氏への感謝もつづらせてください。この連載開始時から今にかけての期間、編集長は会社員を続けながら結婚と重いつわりを経て出産(!)、現在は赤ちゃんとの暮らし、といういろいろな意味で多忙な中で、わたしが「おりゃ〜!」とエンターキーを叩いた原稿をチェックしてくれました。その上、脱稿時にくれる温かいフィードバックにはとても心励まされていました。へんしゅーちょーいなかったら書き切れてねえええ! という心境です。
卑弥呼自身の “バッハ探究” は続きます。楽器を弾いている限りは探究を終えることはないでしょうし、いや、仮に弾けなくなったって続けていけるのが音楽。こうして連載に書いたことを10年後に見返してみたら、違うことを思うかもしれません。読者の皆さまにおかれましても、弾き手の方でも聴き手の方でも、ぜひあなたの “バッハ探究” を続けてください。

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