進化し続ける新たなメタル!BABYMET
ALの歌声が光る5曲

今も世界中でベビメタ旋風が!日本を代
表するアーティストになったBABYMETAL

2013年のメジャーデビュー以降、世界中の音楽ファンを熱狂させているBABYMETAL(以下ベビメタ)。2016年にはアルバム『METAL RESISTANCE』がアメリカやイギリスでもチャートインを果たし、イギリスの歴史的なライブ会場であるウェンブリーアリーナでの公演日本人アーティストとして初めて成功させる。現在でも、世界各地でツアーを行い、会場を満杯にしています。今や彼女たちは日本を代表するアーティストとして知られているのです。

BABYMETALのメンバーを紹介

2010年、BABYMETAL結成。2013年のメジャーデビュー以降、日本のみならず海外でも精力的に活動の幅を広げています。2019年秋には、アメリカで初めてのアリーナ公演を行うことが決定。

SU-METAL

ボーカルとダンスを担当。彼女の魅力はなんといっても歌唱力。メタル雑誌「ヘドバン」のインタビューでは「私から歌を取ると何も残らない」と語るほど、歌には強いこだわりを持っています。メタルのボーカリストとは異なる、丁寧で声をまっすぐ響かせる歌声はベビメタには欠かせないものです。

MOAMETAL

スクリーム(コーラス)とダンスを担当。キュートかつパワフルな踊りで世界中のファンを魅了しています。さらに彼女がインタビューで話すコメントは、いつもユーモラスかつ的を得たものであると評判です。イギリスの老舗メタル雑誌「Kerrang!」はMOAMETALのコメントを「力強く核心を突く」と絶賛していました。筆者が個人的に好きなコメントは2016年にはイギリスのメディア「NME」のインタビューで、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのオープニングアクトパフォーマンスへの意気込みを聞かれた時に残した、「キツネ様のみぞ知る」という名言です。

ベビメタが生んだ「新しいメタルの形」
。SU-METALのまっすぐなボーカル力が光
る5曲

彼女たちの魅力の一つが、ユニークな楽曲。メタルの演奏に、伸びやかなメロディや他のジャンルのエッセンスを取り込んだ独特なセンスは、「新しいメタルの形」というべき新しさを感じさせるものです。そんなオリジナリティを持った楽曲を歌いこなすのが、ボーカルのSU-METAL。BABYMETALのライブを見たことがないひとにオススメしたい5曲をここから紹介していきたいと思います。

「メギツネ」

メタルのビートやダウンピッキングのギターリフ、三味線、シンセサイザーが入り乱れる演奏。そうかと思えば「クルクルわっしょい」や「コンコンココン」といったキャッチーな合いの手やメタルのブレイクダウンも入り、一曲の中で様々な要素が混じりあったカオスな楽曲です。その混沌とした要素の中心になるのが、SU-METALのまっすぐなボーカルです。丁寧に歌われる和風のメロディによって、一つの楽曲としての統一感が生まれています。まさに、ベビメタの魅力を詰め込んだ原点とも言うべき楽曲です。

「Road Of Resistance」

「ベビメタのテーマソング」と言っても過言ではない、彼女たちの代表曲。静寂を裂くようなギターのイントロは、強烈なインパクトをもたらします。ツーバスのドラムビートの上で響く伸びやかなボーカルと激しいダンスは、ベビメタならではのもの。ライブでは、サビ終わりのシンガロングのパートで何万人もの観客による大合唱が巻き起こります。彼女たちの強烈なパワーを感じる一曲です。

「THE ONE」

セカンドアルバム『METAL RESISTANCE』の最後に収められた一曲。ドラマチックなギターによるイントロから始まる荘厳なバラード曲です。静かかつヘヴィな演奏は、X JAPANの「Forever Love」や「Endless Rain」を彷彿とさせます。ベビメタが世界進出を本格化させた時期の楽曲ということもあって、歌詞の中で大きな割合を英語が占めているのが特徴的。SU-METALが歌い上げる神々しさを感じさせるサビと、MOAMETALの清廉なコーラスとしなやかな踊りに、心が震えます。

「Starlight」


2018年末に発表されたこの楽曲は、冒頭
から真っ直ぐな歌声が響きます。ベビメ
タの楽曲はJ-POP的なエッセンスが入っ
たものが多いですが、「Starlight」は
いたってストレートなロックソング。S
U-METALの進化した歌唱力が存分に発揮
されています。新体制での活動が発表さ
れた日に公開されたこともあり、歌詞は
BABYMETALの2人が次のステージへと進ん
でいく決意を歌ったもの。ヘヴィかつ、
ポジティブなエネルギーに溢れた楽曲で
す。

「Elevator Girl」

今年の5月にリリースされたシングル。すでに昨年のワールドツアーでは演奏されており、早くもライブの定番曲になっています。近年の楽曲はヘヴィでドラマチックなものが多かったのですが、こちらは初期の代表曲「ギミチョコ!!」にも通じるポップな雰囲気を感じさせるものです。ドラムンベースのビートが印象的なクールなAメロがあったかと思えば、「上に参ります 下に参ります 閉まるドアにお気をつけください」と次のサビではコミカルでポップなムードに。曲調の変化にあわあせて変わっていくSU-METALの歌とMOAMETALのダンスからは、BABYMETALの表現の幅の広さがうかがえます。
(c) Taku Fujii

ヘヴィな演奏とダンスに酔いしれるベビ
メタのライブ

彼女たちの人気の理由の一つが、圧倒的なパフォーマンスを味わえるライブです。演奏を担当するのは、世界でその演奏力が評価されている「神バンド」。各メンバーのテクニックとグルーヴは、まさに圧巻。「神」という名前も頷けるほどです。スキルフルな演奏で届けられる楽曲たちは、音源で聴くのとは一味違った重厚さを味わえます。
また、ベビメタのメンバーたちによるキュートかつクールなダンスもライブならでは。振り付けを担当するのは、Perfume星野源椎名林檎などを手がけるMIKIKOMETAL(MIKIKO)です。SU-METALのカリスマ性とMOAMETALの柔軟性を生かしたダンスには、思わず釘づけになります。彼女たちのライブパフォーマンスは世界各地で高く評価され、「レディング&リーズ・フェスティバル」や「Download Festival」など、海外の大型フェスのメインステージのアクトにも抜擢。ベビメタのライブに行けば、彼女たちのファンになることは間違いなしです。

3rdアルバムリリース決定! 見逃せな
い最新アリーナツアー

ベビメタは今年の4月に年内のアルバムリリースと、「BABYMETAL AWAKENS」と題した日本でのアリーナツアーを発表。6月末には横浜アリーナ公演「THE SUN ALSO RISES」を、7月にはポートメッセなごや公演「BEYOND THE MOON LEGEND -M-」を行います。MOAMETALが今年のインタビューで「ライブの中で生きている」と話している通り、新体制のライブでは今までのパフォーマンスと一味違ったものになっています。今回のアリーナ公演は、どちらも新しいベビメタの進化を象徴するライブになることは間違いなし。今や欧米のライブをソールドアウトするまでになった彼女たちの公演は必見です。
Enda Madden / (c) Amuse Inc.

公演情報

BABYMETAL AWAKENS – THE SUN ALSO R
ISES –

【開催日】
2019/6/28(金)
【会場】
横浜アリーナ
【時間】
開場 17:30 / 開演 19:00

【開催日】
2019/6/29(土)
【会場】
横浜アリーナ
【時間】
開場 15:00 / 開演 16:30
【料金(税込)】
MOSH’SH PIT(アリーナスタンディング) ¥9,720
MOSH’SH SEAT(スタンド指定席) ¥9,720

【注意事項】
※MOSH’SH PITは小学生以下入場不可(中学生以上チケット必要)。チケットはすべて「ブロック指定券引換券」となり、ブロックの番号は公演当日の引換時までわかりません。
※MOSH’SH SEATは3歳以下入場不可(4歳以上チケット必要)。スタンド指定席のチケットはすべて「座席指定券引換券」となり、席の番号は公演当日の引換時までわかりません。
※お1人様2枚まで

BABYMETAL ARISES – BEYOND THE MOON
– LEGEND – M –

【開催日】
2019/7/6(土)
【会場・場所】
ポートメッセなごや 第3展示館
【時間】
開場 17:30 / 開演 19:00

【開催日】
2019/7/7(日)
【会場・場所】
ポートメッセなごや 第3展示館
【時間】
開場 16:00 / 開演 17:30

【料金(税込)】
神器付 MOSH’SH PIT(アリーナスタンディング) ¥12,960

【注意事項】
※小学生以下入場不可
※チケットはすべて「ブロック指定券引換券」となり、ブロックの番号は公演当日の引換時までわかりません。
※お1人様2枚まで

【一般発売】
6/8(土)10:00~

関連リンク

BABYMETAL公式サイト
公式Twitter
公式Instagram
Spotifyアーティストページ

進化し続ける新たなメタル!BABYMETALの歌声が光る5曲はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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