ジョー・ペリー「ラスベガス長期公演
がエアロスミスの新作に繋がるかも」

エアロスミスはこの春、米ラスベガスで長期公演をスタートしたが、ジョー・ペリーはツアーとは違うこの新鮮な環境がニュー・アルバムの制作に繋がるのではと期待しているそうだ。エアロスミスは2012年秋に8年ぶりに『Music From Another Dimension!』をリリースして以来、アルバムを発表していない。
エアロスミスの<Deuces Are Wild>ラスベガス長期公演は4月に第1弾(9公演)が開催され、6月19日に第2弾が始まる。12月まで8~9公演ずつが4回行われる予定。

ペリーは『Guitar Player』のインタビューで、こう話した。「毎晩、違う街、違う会場へ移動する必要がないこういう状況でプレイすることで、再びクリエイティブ・モードに入る扉が開くんじゃないかと俺は思ってる。枠組みがちょっと変わることでね。だから、俺はこの経験から新しいアルバムの制作なんかが実現する可能性は十分あると思ってる」

一方、インタビューに同席していたブラッド・ウィットフォードはもう少し慎重で、「話は出てる。でも話してるだけだ。40曲用意があるってわけじゃない。たくさんはない。でも、スタジオに入り何かすることはできる。カバーであれ何であれ。楽しむっていうのが鍵だ」と、話している。

ラスベガス公演では、会場PARK MGMカジノホテル/パーク・シアターにバンドのメモラビリアを展示したミュージアムを付設。これまでは公演のチケットを持つ人たちのみ入館できたが、第2弾の初日(6月19日)から一般公開されるそうだ。
Ako Suzuki

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