毛皮のマリーズ インディーズ最後の
アルバム『Gloomy』発売10周年記念ア
ナログ盤を1000枚限定発売

毛皮のマリーズの3rdアルバム『Gloomy』の発売10周年を記念したアナログ盤が、1000枚限定プレスで志磨遼平(現ドレスコーズ)が主宰するイエスレコードから8月14日(水)にリリースされる。
今作は、1stアルバム『戦争をしよう』(2016年)、2ndアルバム『マイ・ネーム・イズ・ロマンス』(2017年)、1st EP『Faust E.P.』(2018年)、昨年12月の1stシングル「ビューティフル/愛する or die」に続く「発売10周年記念アナログ盤」シリーズの第5弾で、サイケデリックなマーブル模様のカラー・ヴァイナル仕様となる。
毛皮のマリーズは、志磨遼平(ドレスコーズ)、越川和磨、栗本ヒロコ、富士山富士夫が在籍し、2011年9月の6thアルバム『THE END』の発表と共に前代未聞の解散劇で伝説と化したロックンロールバンド。『Gloomy』は、インディーズ時代最後の作品として2009年にリリース。全13曲入り、50分超のアルバムで、このアルバムをきっかけに毛皮のマリーズは“ロックンロール・リバイバル”が叫ばれていた当時の日本インディー・シーンの最重要バンドへと変貌を遂げた。
『Gloomy』アナログ盤は1000枚限定プレスで、さらにsputniklab通販サイト初回特典としてリリース当時の貴重なフライヤーが先行予約300枚にのみ封入される。

■志磨遼平コメント
毛皮のマリーズが生んだアルバムの中で(おそらく)最も複雑に愛された作品『Gloomy』が、いよいよアナログ盤となって復活です。
この作品が生まれた10年前の2009年は、ぼくらにとって激動の1年でした。小さなライブハウスには入りきらなくなったフアンと共に、大きな野外フェスやメディアに取り上げられるようになった一方で、ソングライターであるぼくの鬱病はますますひどくなり、新曲制作はおろかメンバーやスタッフとの交流すらままならないといった状況が一年ほど続いていました。
唯一の「命綱」だった音楽すら信じられなくなり、窮地に追い込まれたぼくが選んだ最後の手段は、音楽なんて大嫌いだ、ロックンロールなんて大嫌いだ、毛皮のマリーズなんて大嫌いだ、という憎しみを、また音楽へと還元することでした。
《Gloomy=暗い、陰鬱な》というタイトルの本作は、同じような気分を抱えた若者にとっての解毒剤のようなものになり得たのかもしれません。
この作品をすべての暗い若者と、かつてのぼくらに捧げます。

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