ロジャー・ダルトリー、ザ・フーの新
作「『四重人格』以来の名作」

ロジャー・ダルトリーが現在、制作中のザ・フーのニュー・アルバムを、バンドが70年代に発表したロック・オペラ・アルバム『Quadrophenia(四重人格)』以来の名作だと表した。
今週終わり(6月14、15日)ロンドン・ソーホーに開くザ・フーのポップアップ・ショップ<The Who @ 52>で木曜日(13日)Q&Aセッションを行なったダルトリーは、最初はピート・タウンゼントが持ち込んだ曲に懐疑的だったが、作業を進めるうちに手応えを感じるようになったと話した。

「最初、あれらの曲を聴いたとき、僕はとても懐疑的で、僕にできるとは思えなかった。ピートはソロ・アルバムのために素晴らしいものを作ったって思った。それで、彼に“何をする必要がある? ソロ・アルバムとしてリリースしなよ、素晴らしいよ”って言ったんだ。でも、彼はザ・フーのアルバムにしたいって言ってた」

「だから僕は曲を持ち帰り、もっとよく聴いてみた。そしたら、いくつかアイディアが浮かんだんだ。ピートは、いくつかのこと、曲のテンションやちょっとしたことを変える多少の自由を僕に与えてくれた。メロディーに関しては完全に自由をくれた。そうしたら、どうだ。すごく懐疑的だったのが、いま僕はものすごくポジティブだ。僕ら、『Quadrophenia』以来の名作を作ったと思う。ピートは失っていないよ。彼はいまだ素晴らしいソングライターで、いまでも最先端だ」

タウンゼントは今年2月、ビデオブログを開始し、スタジオに入ったことを報告していた。

ザ・フーは4枚目のスタジオ・アルバム『Tommy』(1969年5月リリース)の50周年と、来月ウェンブリー・スタジアムで40年ぶりに公演を開催するのを記念し、今週終わり2日間限定でロンドン中心部にポップアップ・ショップを開店する。レコード、マーチャンダイズを販売するほか、レアなメモラビリアが展示される。ダルトリーは金曜日(14日)そこで、『Tommy』とそのオーケストラ・ヴァージョンに関するQ&Aセッションを行なうという。
Ako Suzuki

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