【速レポ】<SATANIC CARNIVAL>GAR
LICBOYS、懐の深いパンチの連続

<SATANIC CARNIVAL'17>以来、大阪の重鎮バンドであるGARLICBOYSがEVIL STAGEにお目見え。SE「仮面舞踏会」(by 少年隊)が流れると、大きな拍手が鳴り響き、一発目から「あんた飛ばしすぎ」をプレイ。今日のステージに賭ける意気込みがビシビシと伝わってくる選曲に観客もアガりっぱなし。
バンドの演奏は「電撃セラピー」でさらに加速し、Peta(Vo)の激高スクリームにも心を射抜かれた。続く「失恋モッシュ」に入ると、マイクスタンドを観客側に向け、歌ってくれ!とばかりにアピール。胸を搔き毟られる切なさと拳を突き上げずにはいられない熱きエモーションの交差に、感情がぐちゃぐちゃになりながらも、大声で歌詞を口ずさんでしまった。
そして「YOKOZUNA」「兄貴御立腹」とやり終えた後、「バンド名はソープランド殺人事件……」とLarry(G、Cho)は相変わらず飄々としたMCで笑わせるもの、演奏が始まれば1曲1曲の説得力は半端じゃなく、懐の深いパンチの連続に溜息が漏れるばかりだ。1985年結成から走り続けてきたバンドの重みが一音一音に刻まれ、熱く、熱く訴えてくる。GARLICBOYSがステージに立ち、楽器を鳴らし、今なお現役バリバリで活動してくれることが、どれだけ後続のバンドに元気と勇気と希望を与えていることだろう。そんなことをふとライヴ中に考えてしまった。
最後はバンド名を冠した「GARLICBOYS」を放ち、EVIL STAGEを再び根底から焚き付けて、メンバー4人は颯爽とステージを去った。フェスゆえにバンドの持ち時間には限りがある。けれど、GARLICBOYSのライヴに関してはもっと観ていたいという気持ちに駆られて仕方がなかった。こうしてベテランが踏ん張り続け、中堅が繫ぎ、若手が台頭する。そうやってシーンは活性化されていくのだ。この場所でGARLICBOYSがライヴをやる意義はとんでもなく大きい。

取材・文◎荒金良介
撮影◎本田裕二

【GARLICBOYSセットリスト】

1.あんた飛ばしすぎ
2.電撃セラピー
3.失恋モッシュ
4.YOKOZUNA
5.兄貴御立腹
6.泣き虫デスマッチ
7.荒野のさびしん棒
8.ダンシングタンク
9.GARLICBOYS


■<SATANIC CARNIVAL'19>

6月15日(土) 幕張メッセ国際展示場9-11ホール
6月16日(日) 幕張メッセ国際展示場9-11ホール
・物販開始 BOOTH AREA 開場 9:00
・LIVE AREA 開場 10:30 / 開演 12:00

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