HYDE、KREVA、
サカナクションなど
6月上旬から中旬リリースの
8作品を紹介
約6年振りのオリジナルアルバムは「新宝島」「多分、風。」などその間にリリースした強力ナンバーを収めつつ、パーカッシブなビートが映えるマイノリティー讃歌「モス」、淡くまどろんだサウンドの中で戻れない時を回想する「ナイロンの糸」といった刺激に富んだ新曲も並ぶ2枚組。言葉の美しさ、歌い回し、リズム感、メロディー、憂い、希望のバランスを熟考し、今なおストイックに新しい表現を追求している。
TEXT:田山雄士
TEXT:田山雄士
CDデビュー5周年企画のラストとしてリリースされる初のベスト盤は、1stシングル「君と夏フェス」から最新シングル「OH!」までを収録。青春時代を思わせる歯がゆい心理にときめき、あるいは懐かしさを感じずにはいられない。「明日も」は恋や仕事に行き詰まった時にそっと背中を押してくれるだろう。ライヴでの定番曲「タオル」が初回限定盤のボーナストラックとして初音源化されているのも嬉しいところ。
TEXT:小町碧音
TEXT:小町碧音
TVアニメ『進撃の巨人』シリーズ放送以来、OPやEDテーマを担当してきたLinked Horizon。Season3 Part.2のOPテーマ「憧憬と屍の道」はドラマチックでアニメの世界をギュッと凝縮したような世界観。カップリングのバラード「13の冬」でヴォーカルを担当しているのはミカサ役を演じている石川由依。情熱を内に秘めた澄んだ歌声を響かせ、ストーリーや景色の中にスッと溶け込む仕上がりだ。
TEXT:山本弘子
TEXT:山本弘子
ハイブリッドなラウドロックが人気の名古屋の5人組が秋にリリースするアルバムから新曲を先行配信。彼らにとって初めてのメッセージソングは、ちょっと物騒な言葉も使いながら、この世の中に生きづらさを感じているはみだし者たちを勇気付ける。プログレの要素もあり、ライヴで盛り上がることを目的に作ったことは、ふんだんに盛り込んだシンガロングとダンスビートからも明らか。新たなライヴアンセムが誕生した。
TEXT:山口智男
TEXT:山口智男