100年に1組の逸材!ばってん少女隊が
「BGM」をリリース
Photography_Kiruke
Interview & Text_Fumika Ogura
Edit_Miwo Tsuji
ばってん少女隊とは
ばってん少女隊の『BDM』
そんな中、ばってん少女隊第2章のスタートと共に「BDM(BATTEN×DANCE×MUSIC)」のテーマを掲げ、昨年11月に6thシングル「BDM」をリリース。スカバンド「メイソンズパーティ」を携えての、ド迫力ライブも話題になった。「BDM」のテーマはそのままに、6/19に2ndアルバム「BGM」をリリースする今回。タイトルは、“BackGround Music”の略で「場所や時間を選ばず、さらに多くの⼈の⽣活のとなるように」との想いが込められている。
そんな、アイドルの型にハマる事なく「最高に踊れる音楽」を発信し続けるばってん少女隊。彼女たちがホームグラウンドとする九州(博多)のおおらかさと熱は、アジア各国を始め中南米、さらには北米からも注目の的。日本から世界へ、さらなる飛躍に期待大、なのだ。
豪華な楽曲制作陣。パフォーマンスで応
えていきたい。
(この日、メンバーの瀬田さくらが体調不良のため5人でのインタビューとなった)
――今回6月19日にリリースされる2ndアルバム「BGM」は元JUDY AND MARYのTAKUYAさんをはじめ、KEYTALKの小野武正さん、CHAIのユウキさんなどが楽曲製作に携わっているそうですね。
春乃きいな(以下、春乃) : はい。あまりにも豪華で驚いています。父親がJUDY AND MARYさんのファンなので、小さい頃から曲をよく聴いていましたし、私自身も大好きなんです。まさかこうやって関わることができるなんて本当に嬉しいですね。父親に報告した時、とても喜んでいました。
西垣有彩(以下、西垣) : 私は去年、福岡の野外フェス “NUMBER SHOT”でCHAIさんのパフォーマンスを初めて観たのですが、もう観た瞬間から一目惚れをしてしまって。かっこいいし、可愛いし、おしゃれだし。そこからCHAIさんの音楽に興味を持ちはじめて、よく聴くようになったんです。そんな中で今回CHAIさんが作詞してくださることになったので、話を聞いたときは、びっくり仰天でした!
――普段からJUDY AND MARYさんやCHAIさんの音楽を聴いていたとのことですが、みなさんは普段どんな音楽を聴くことが多いんですか?
希山愛(以下、希山) : 私もきいなと一緒で、ばってん少女隊はロックなどを意識したかっこいいテイストの曲が多いので、前に比べてKEYTALKさんなど、バンドの音楽を聴くようになりました。
――アイドル活動をする中で、普段聴いている音楽から影響を受けることはありますか?
「BGM」=2年間を集約した映画のサウン
ドトラック
上田理子(以下、上田) : 1stと比べて、曲もさらにかっこいいものが増えて、一曲、一曲にそれぞれ色がついているなと思います。それぞれの曲に変化があって、カラフルな内容になったなって。
西垣 : 理子が言うように、一曲ごとに変化があるので、アルバムを通して一つの物語になっている気がしますね。
――それぞれ「BGM」の中での推し曲を教えてください。
西垣 : 私は「Number Shot」が好きです。3月のZEPPツアーで私たちのライブを一緒に盛り上げてくれたスカロックバンドのメイソンズパーティーさんが演奏してくださっているんですが、生バンドでのパフォーマンスは本当に楽しくって! 歌ったり聴いたりするたびにその時の思い出が蘇って、また一緒にやりたいなぁって。
上田 : 私はCHAIのユウキさんが作詞してくださった「Killer Killer Smile」が推し曲です。事前にユウキさんが私たちにアンケートをとってくれたんですが、自分の好きなことだったり、その時の悩みだったりを答えたんです。自分たちの気持ちがリアルに歌詞に反映されていて、 “いま”のばってん少女隊がわかる一曲だなと思います。
我が街「福岡」から、海外へ
――「よかよかダンス」が、アニメ「ドラゴンボール」の主題歌になったことをきっかけに、海外でもばってん少女隊の曲が、たくさん聴かれているそうですね。
西垣 : けどYouTubeのコメント欄に海外の方からコメントがあって、ちゃんと聴いてくれて観てくれているんだなって実感しました。
星野 : 新曲でもある「Killer Killer Smile」のミュージックビデオは衣装が着物だったりするので、外国の方から見ても日本っぽくて面白いのかなと思いました。勝手に日本の文化を発信している気になっています(笑)。
春乃 : もっとヨーロッパやアメリカの人にも聴いて欲しいから、夢は海外公演!でも、まずは地元・福岡の認知度からあげていきたいですね。
――現在メンバー全員が九州在住とのことですが、福岡を拠点に活動していく予定ですか?
星野 : 東京にいた方が、メディアに出れる機会も多いのかもしれないけれど、「九州をもっと盛り上げたい!」という気持ちが強いので、これからも福岡を拠点にしていくと思います。
西垣 : そうだね。福岡の街でゲリラライブもしてみたいな。不意に通りすがった人にも聴いてもらえたら嬉しい。とにかく今は、みんなに私たちの曲を聴いてもらう機会を増やしたいです。
希山 : 福岡の野外フェス「NUMBER SHOT」にも連続出演できるような、説得力のあるグループになりたい!
「ばってん少女隊」として、新しい形の
アイドルを
春乃 : せっかく「ばってん少女隊」としてアイドル活動をし続けていくのだから、自分たちにしかできないことをしていきたいです。
――なるほど。例えば、どんなことにチャレンジしていく予定ですか?
星野 : ロックフェスもゲリラライブも、路上ライブもやりたい! 今までアイドルがやってこなかったようなことをたくさんやりたいと思っています。
上野 : ロックフェスに連続出演とかも憧れるなぁ。でも今はまだ私たちのことを知らない人ばかり。まずは福岡から、私たちのことを知ってもらうための活動を頑張ります!
ばってん少女隊
https://but-show.com/
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2nd Album「BGM」
仕様:CD Only
品番:VICL-65217
価格:2,800円(税込)
【収録楽曲】
1.Prologue -Message from Outta Space-
2.BDM
3.Killer Killer Smile ※
4.6STARS ※
5.崇シ増シ×××物語 ※
6.己MY self
7.MEGRRY GO ROUND
8.無敵のビーナス
9.ハカタダンスホールベイベー
10.スターダスト
11.Number Shot ※
12.FORCES ※
※…新録
仕様:CD2枚組+Blu-ray+ブックレット+専用イベントチケット
品番:VIZL-1609
価格:8,100円(税込)
【収録楽曲】
1.Prologue -Message from Outta Space-
2.BDM
3.Killer Killer Smile ※
4.6STARS ※
5.崇シ増シ×××物語 ※
6.己MY self
7.MEGRRY GO ROUND
8.無敵のビーナス
9.ハカタダンスホールベイベー
10.スターダスト
11.Number Shot ※
12.FORCES ※
※…新録
100年に1組の逸材!ばってん少女隊が「BGM」をリリースはミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。
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ミーティア
「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。