新レーベル「REXY SONG」にメディア
初潜入+話題のRED HOT CHILLI PIPE
RSメール・インタビュー

フジロックの生みの親であるSMASH日高代表が昨年新たに設立したレーベル「REXY SONG」。メディア初となる潜入取材に成功した今回は、レーベル・スタッフ(REXY SONG 取締役・豊間根 聡氏、山田稔也氏、四方亜矢氏)による全4作品についてのインタビューを中心に、今年のフジロック出演発表時に「え? サマソニとフジロック、両方出るの!?」とそのネーミングが故に音楽ファンをざわつかせたスコットランドのバグパイプ・バンド、RED HOT CHILLI PIPERS(レッド・ホット・チリ・パイパーズ)のメール・インタビューをご紹介する。

  ◆  ◆  ◆

■ レーベル“REXY SONG”とは

── 「REXY SONG」はこれまで日本にはなかった音楽フェス発信、つまりフジロック発信のレーベルとして映りますが、発足に至った実際の経緯は?

豊間根:2年目の今、フジロック出演アーティストの盤を出しているレーベルという点では間違いはないのですが、決してそのように限定しているわけではありません。日高から「レーベルを作るぞ」と聞いたときはフジロックに出演するアーティストに限定することは考えておらず、自分たちが好きなバンドや音源を出していこうという話でしたし、これから出すバンドがフジロックに出られればいいですが、出られない可能性もありますからね。

── 「REXY SONG」の代表は?

豊間根:日高です。僕は取締役で、日高と僕とで作りました。実質働いているのは岩盤のスタッフです。キャリアが長く、岩盤で既に責任のある仕事をやっているこの2人です。ふたりはフジロックでは場内と場外それぞれの売り場責任者でもあります。ただ将来的には岩盤スタッフ全員がREXY SONGの仕事をすることになると思いますよ。


▲REXY SONG 豊間根 聡氏

山田:もう20年くらいですかね。最初は、何でもいいのでフジロックに関わりたいという気持ちが強かったです。

豊間根:四方なんて出会った時は19歳だったんですよ。途中でオーストラリアへ自分探しの旅に行ったものの、自分を探せずに岩盤に帰ってきて今に至ります。

四方:(笑)。私たちもフジロックに遊びに行って拾ってもらったんです。


▲REXY SONG 四方亜矢氏

── 豊間根さんは岩盤の代表を務められていますが、なぜ岩盤ではなく新たな会社(株式会社 REXY SONG)を立ち上げたのでしょうか?

豊間根:日高曰く、「岩盤の歴史としてホップ・ステップの段階まで来たから、最後のジャンプはレコード会社、レーベル業務をやる新しい会社を作る」と。また、日高さんは岩盤の心のボスであり、岩盤の生みの親ではありますが日高さんの会社ではありませんし、岩盤で新たにレーベル事業をやろうという気もありませんでした。過去にはやっていた時期もありましたけど。

── 過去のレーベル業務復活ではなく、新たな会社、新たな事業。

山田:はい。本人たちはとても新しい気持ちでやっています(笑)。


▲REXY SONG 山田稔也氏

豊間根:日高さんもそう思ってますよ。岩盤は来年20周年を迎え、今年11月下旬に渋谷パルコに移転してまた一からお店を作って再出発するんです。岩盤はいろんな業務をやっていますが、レーベル業務だけに特化する会社を作ったのは岩盤のジャンプの部分をそこに持って行くということだと思います。僕は、レーベル業務の中にはアーティスト・マネージメントも入っていると思っていますし、日高は岩盤をそこに持っていくためにREXY SONGを作ったんだと思っています。そうじゃないと新たに会社を作る意味もないと思うので。

── アーティスト・マネージメントもとお話されていましたが、現在所属アーティストは?

豊間根:将来的にです。今の時代、レーベル業務だけでは会社を継続していくことは難しいので日本のアーティストという制限は出てくるかもしれませんけど、ある種、360度やるべきだと思っています。今はミュージシャンがそれぞれ発信できる時代だし、はっきり言ってしまえばレコード会社が要らない時代。特にアメリカやヨーロッパなどのポピュラー・ミュージックの先進国では、所謂レコード会社が新人を発掘してデビューをさせるという枠組みが完全に壊れていると思うので。

── では、海外アーティストも視野に?

豊間根:海外の全くの新人アーティストの盤を出すには現実的なハードルがあると思っています。欧米のポピュラー・ミュージックやロックン・ロールどまん中のアーティストを見つけるという日高の夢はあるんですが、手つかずのいいバンドはなかなか見つからない状況なので、英語圏じゃないバンドや、海外ではリリースしているけれど日本にはまだ入って来ていないバンドしかリリースできない現状があって。先ほどお話した360度の中には、レーベルとしてマネジメントよりも先に原盤権を持つというのがど真ん中にある。そうなるとやっぱり国内のアーティストになるんだろうなという気がします。

── フジロックを立ち上げた人が創るレーベル。そのワールドワイドなネットワークを使えば邦楽アーティストを海外に押し出すのも容易いのでは?

豊間根:日高はやると言っていますよ。もちろん僕もそれはやりたいですよね。日本から海外に出て行くようなバンドが出てきたらいいなともちろん思っています。


▲REXY SONG事務所内の壁にかけられている日高氏とイギー・ポップの写真

── 「REXY SONG」という名前の由来は?

豊間根:名付け親はもちろん日高で、つい2週間前に日高と食事をしたときに、突然「お前、REXY SONGの意味わかってんの?」と言われて、「REXって確かラテン語で王という意味だから、王の歌ってことですよね?」と返したら「そこまでの意味じゃないけどな」と言ってごまかされましたけどね。このロゴの書体にも意味があるんですよ。

山田:宗教的な意味合いの強いものとして使われているようで、このロゴを作ったときもデザイナーさんからは「そのフォントはちょっとなぁ」と言われました。

豊間根:でも日高はこれにこだわったんです。そのままズバリのフォントからかなり変えてはいますが、それはやっぱり「REXY SONG」という名前から来ているこだわりだと思いますよ。ちゃんとコンセプチュアルなんです。

▲「REXY SONG」のロゴ

── 面白いですね。「REXY SONG」があるこの場所も、実はSMASHが始まったのと同じマンションの一室だとお聞きしましたが、そこにも日高さんの意図が?

豊間根:もちろん。SMASHが始まったところと同じ場所で新会社を始めようというのは明確でしたね。日高は僕らに対して、「俺が社長だっていうことは言うな。お前らがやるんだ」と言っていたんですけど、僕らからすれば「社長が日高です」と言うほうが何にしてもやりやすいので大いに言っちゃってますけどね。今回、「REXY SONG」の代表としてインタビューを受けると言っているので。(※後日BARKSにて公開予定)

これまでリリースしてきたINTERACTIVO、BANDA BASSOTTIと今回リリースするRED HOT CHILLI PIPERSはフジロックを象徴するようなアーティストでありながら、けしてポピュラー・ミュージックのど真ん中を行くバンドではない。それが「REXY SONG」のカラーだと思っていただいてかまわないですし、それがレーベル・コンセプトとして捉えていただいていい。ポピュラー・ミュージックのど真ん中をやるレーベルでは100%ありませんから。

◆REXY SONGリリース作品の魅力

■ これまで「REXY SONG」からリリースされた3作品について

◎REXY-1
INTERACTIVO/『QUE LINDO ES EL AMOR(ケ・リンド・エス・エル・アモール)』
国内盤CD/2,000円(税抜き)
2018年7月13日発売

▲『QUE LINDO ES EL AMOR』

山田:「REXY SONG」の最初のタイトルとなったのが、日高さんがキューバで見つけてきたバンド、INTERACTIVOのスタジオ最新アルバム『QUE LINDO ES EL AMOR(ケ・リンド・エス・エル・アモール)』です。本国では配信しかしていないこの作品を世界で初めてCD化したもので、キャリアのあるINTERACTIVOの魅力が伝わりやすいアルバムなんじゃないかと。彼らの一番の魅力はジャンルレス。でもそれは、キューバのトラディショナルなところが基盤にあるジャンルレスで、曲毎にボーカルや演奏メンバーを変えることで今のキューバ音楽を象徴するような多彩な楽曲を聴かせてくれています。キューバ音楽だと日本ではどうしてもブエナビスタ(『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』)のイメージがありますよね。

── 確かにその印象が強くありますね。

山田:あれは、ライ・クーダーが中心になって革命前のキューバのアーティストを集めてやった素晴らしいアルバムですが、INTERACTIVOの場合はリーダーのロベルトがいろんなアーティストを集めてやった現代のブエナビスタ。ブエナビスタは革命前のキューバを、INTERACTIVOは現代のキューバを体現している。その対比も面白いですし、それが一番伝わりやすいのがこの作品です。

豊間根:ファンキーだよね。僕らが知っている黒人音楽のファンキーさではなく、キューバン・ファンキー。そのファンキーさも、キューバン・ルーツ・ファンキーではなく、現代的なバンドという気がします。


▲INTERACTIVO

◎REXY-2
INTERACTIVO/『INTERACTIVO EN VIVO EN FUJI ROCK(インタラクティーヴォ・エン・ヴィーヴォ・エン・フジロック)』
国内盤CD/2,200円(税抜き)
2019年4月19日発売

▲『INTERACTIVO EN VIVO EN FUJI ROCK』

山田:REXY SONGの2作目は、前作と同じINTERACTIVOの2018年フジロック初来日のステージをそのまま収録したアルバムです。ライブ盤は難しいと言われるこのご時世、周りからは「やめといたほうがいいんじゃない?」と言われましたが、それでもこの作品を出すに至った一番の理由は「ライブが良かった」という一言に尽きます。僕は、場外ショップエリアの岩盤売り場で15年働いてきて、15年会場の中に入らず、ライブも観ていません。でも、ライブが良かったバンドのCDがドカッと売れるので「このアーティストのライブ良かったんだろうな」というのを数字で知るのが面白くて。昔で言うとBattles、最近だとONE OK ROCKがものすごかったりして、そうしたバロメーターの中でINTERACTIVOのCDの売れ行きが良かったんです。さらに後日、映像を見せてもらったときに、過去音源を聴いてきた中でずば抜けて面白かった。彼らはジャズ畑の人などが集まっていて巧いですし、あまりロックっぽくない印象がありましたが、フジロックで鳴らす音はすごくロックでアレンジが効いたフェス向けサウンドになっていて、さすがでしたね。INTERACTIVOというバンドのポテンシャルの高さを秘めているのが生々しく見えてくるようなアルバムになっています。


▲INTERACTIVO(2018年フジロック前夜祭/photo by Taio Konishi)

── 異例の2年連続出演とライブ盤のリリースからは、このバンドに対するフェスとレーベルの推し度がわかりますし、私のように昨年見逃した人には今年のステージは観たいと思わせられる作品ですね。

豊間根:INTERACTIVOは第1作目、レーベルを象徴するバンドですからね。「他のライブ・アルバムとフジロックの音源を比べて聴いたら圧倒的にフジロックのほうが良かったから出した」と日高も言っていましたが、その通りだと思いますし、「プログレじゃん!」というインプロをやっていたりもするのでフジロックのお客さんやロック・ファンには取っつきやすいアルバムだと思います。
◎REXY-3
BANDA BASSOTTI/『LA BRIGATA INTERNAZIONALE(ラ・ブリガータ・インテルナツィオナーレ)』
国内盤CD/2,500円(税抜き)
2019年4月19日発売

▲『LA BRIGATA INTERNAZIONALE』

四方:これも日高が「BANDA BASSOTTIだ!」と言って始まった作品です。2002年、2005年にフジロックに出演し、今年3回目の出演も決定している30年のキャリアを誇るイタリアのパンク・バンド。そのため手に入らないCDも多く、今年フジロックで観る人の予習にもなるでしょうし、音を聴いたことがない人も多いのではないだろうかということでベスト盤がいいんじゃないかと。その制作には、古くからバンドと深い関係にある花房浩一さんに曲順、解説も含めてお願いできないか相談したら「やります」と言ってくださって。そうしてこの作品のリリースが決まった後、まさに制作中にバンドのリーダー(アンジェロ“シガロ”コンティ)が亡くなったんです。

豊間根:日高から電話で「もちろんバンド次第だけど、俺は出すよ」と言われました。その「出すよ」はフジロックにも出すし、CDも出すよという意味で。悲劇は悲劇ですが、そこで彼らとの関係と今予定されている未来の仕事は何の変更もなくやっていくということでしたね。


▲BANDA BASSOTTI

── そうした不幸があった場合、音楽は心の通うものですからバンドへのケアや作品の扱い方や届け方がより大事になりますよね。

豊間根:BANDA BASSOTTIはキャリアもあって、かなり政治的なことも歌っているので昔からバンドとしっかり関係のある、日本のファンにちゃんと丁寧に気も心も配っていただける花房さんを中心に据えて作るということは最初から決めていたことなんです。ぜひ岩盤が運営しているWebメディア「富士祭電子瓦版」で公開中のTOSHI-LOW(BRAHMAN)さんと花房さんのインタビューを読んでいただきたいです。そこではTOSHI-LOWさん自身やBRAHMAN自体が若かった時に経験したイタリア修行でBANDA BASSOTTIと一緒に回ったイタリアでの話が語られていて、当時のエピソードから音が想像できるし、そこにバンドの本質があるという話をしてくれたので、どんな僕らの解説よりもTOSHI-LOWさんや花房さんの体験や、そのときこう思ったという話が彼らの音をより象徴してしまっているという気がしましたね。フジロックではオールド・ファンも久しぶりなので楽しみにしていると思うんですけれども、全然知らなかった若い人たちにぜひ観て欲しいです。

四方:今年のフジロックでどんなライブになるのか楽しみにしていてほしいです。さあ、どうやってホワイトステージまで行くか!

山田:僕たちが、だね。場外からはちょっと遠いなあ(笑)。


▲BANDA BASSOTTI(2005年フジロック/photo by Masanori Naruse)

◆話題のRED HOT CHILLI PIPERSに迫る

■レーベル最新作、RED HOT CHILLI PIPERSの『FRESH AIR』

◎REXY-4
RED HOT CHILLI PIPERS/『FRESH AIR』
国内盤CD/2,200円(税抜き)
2019年6月28日発売

▲『FRESH AIR』

── 今回リリースするRED HOT CHILLI PIPERSはフジロック出演発表時、サマーソニックへの出演がすでに発表されていたレッチリ(RED HOT CHILI PEPPERS)とこちらのレッチリで、みんなドキッとさせられましたが、映像を見ればどのみち話題になるのが一目瞭然のスコットランドのバグパイプ集団。今回のリリースに至った経緯は?

豊間根:昨年の朝霧JAMのあと、日高にSMASHに呼ばれて「これ、スコットランドのお土産屋で買ったんだよ」と渡されて。それはいろんなカバー曲が入っているライブ・アルバムだったんですが、CDプレーヤーにのせて音が鳴ったら、僕らは「絶対盛り上がるやつじゃん!」と騒ぎになったんです。「フジロックに出すんですか?」と聞いたらもうその時点で「出すよ」と。そして盤も出すと。でも当時はニュー・アルバムがレコーディングされてフジロックの前にリリースされるなんてことは分からなかったので、INTERACTIVOのように過去作を出すことになるんだろうと思っていたんです。音があれでバンド名があれなんで、発表されれば話題になると思っていて、過去作でも出す意味があるとは思っていたんですが、話をしていく中でニュー・アルバムを出すことが分かり、じゃあその日本盤をうちでやらせてくれという展開になりました。

── リリースまでどのくらいの期間で進みましたか?

山田:新しいアルバムが出るという話が出たのが年末で、音が最終的に届いたのは5月上旬のゴールデンウィーク明けですね。スケジュールは聞いてはいたんですが、今回は通常のケースと違ってデジパックだったりしたので事務的な話やできるところは先にやって音源を待って。

豊間根:国内盤ボーナストラックが決まったのなんて……。

四方:締切日くらい。

── プレスリリースをいただいて「え、今?」って思いましたもん。これって現代的な進行速度なんでしょうか?

豊間根:いや、遅いと思います(笑)。ラインには乗せられたんですが、バンド側が制作の際、音を確定させるのに最後の最後まで時間がかかったんですよね。相当音にこだわって最後まで作業したんだと思います。

山田:プロモーション用に先にもらっていた2曲も最終的にはミックスが変わっていたりしました。

── パイパーズは日本では初リリースですが、世界的には広くリリースしているんですよね?

山田:実は結構大きいバンドでして、アメリカのAmazonチャートでアルバムが2位になったこともあります。逆に言うと、日本では今まで何でここまで話題にならなかったのかがおかしい。中国でもライブをやってチケットがソールド・アウトしていますし、世界中を回っているバンドです。


▲RED HOT CHILLI PIPERS

四方:最初にバンドのバイオグラフィーをもらったときに、「いけんのかな、これ?」って話をしたんですよ。書いてあることがあまりに凄すぎて「無理じゃないの?」って。

豊間根:「サインできるのか?」っていうのとかも含めて危険を感じましたよね。

── 日本でその名がバズった時も、ぽっと出のように受け止められたと思うんですけど、実際は違うというのを目の当たりにするのが今年のフジロックですよね。金曜日に出演すると発表がありましたが、もしかしてグリーン・ステージのオープニングですか?

豊間根:まだ言えないんですよね。社長は同じなんですけどSMASHに怒られちゃうんで(笑)。

── 皆さんもライブを観るのは初ですか?

豊間根:そうですね。

山田:観れるかね?

四方:走って観に行こうかと(笑)。

── 金曜の朝一だとしたら、岩盤の売り場は一番忙しい時間なのでは?

山田:そうだとしたら一番混むので、ちょっとどうかなって(笑)。

豊間根:そっちの手を抜くと僕が怒りますからね。でも同時にパイパーズのステージ裏では日高さんが「なんであいつらいねえんだ!」って怒るかもしれない(笑)。

山田:完全な板挟みですよ。

── 優秀な方が2役、3役こなしてる岩盤の敷居は高そうですね。

豊間根:いやいや、岩盤の敷居なんてひとまたぎですよ。SMASHは敷居が高いでしょうけど岩盤はお店のバイトから入れますから。2人とも最初はそうでしたし。

── さて。これまでリリースした3作、そして今回リリースするパイパーズの新譜を並べてみるとカラフルでジャンルレス、とても国際色豊かですよね。

豊間根:「REXY SONG」から出る3バンドは、みんな初対面だろうし、初めて聴くバンドだと思いますけど、絶対面白い出会いができると思うのでぜひ観てもらいたいです。

四方:全バンド、ライブがいいバンドなので!

豊間根:そうだね。フジロックに出られるくらいライブがいいバンドをリリースする。それがレーベルの色かもしれない。

── 3バンドの作品はフジロック会場の岩盤ショップへ行けば買えますか?

四方:絶対に。なくなっても用意します。

山田:できれば事前に買っていただいて予習してライブを楽しんでほしいですね。

  ◆  ◆  ◆

■RED HOT CHILLI PIPERSメール・インタビュー

史上最高世界一有名なバグパイプ・バンド、その名もRED HOT CHILLI PIPERS。今年2月にフジロック初出演が発表されるやいなや、それまでフジロックに何度も出演してきたものの、今年は<サマーソニック>に出演するRED HOT CHILLI PEPPERSとのスペルがたった2文字異なるだけの名前により、それまで彼らを知らなかった日本中の音楽ファンをざわつかせ、バズりまくり、その認知度はたった1日で一気に急上昇したのは記憶に新しいところだ。イギリス王室、エド・シーラン、ユアン・マクレガー、ポール・マッカートニーなどがファンを公言するユニークでエキサイティングなパイパーズが、今回メール・インタビューに応えてくれた。

── フジロックへの出演が発表されたとき、ここ日本ではあなたたちの名前が大きくバズりました。そのことについてどう思いました?

バンドのTwitterアカウントにも多くのリアクションがあったから、何かが起きたってことは感じていたさ。僕たちにとってフジロックに出演すること、そこでたくさんの著名で名高いアーティストたちと同じステージをシェアできることは本当にアメージングな好機なんだ。僕らに興味を持ってくれたこと、そして今回初めて日本に上陸できることをめちゃくちゃ嬉しく感じているんだ。

── フジロック出演の経緯は?

僕らのウェブサイト経由で連絡をくれたんだ。この話が舞い込んできたとき、日本へ行くことは僕らが長い間抱いていた野望でもあったから、スケジュール的に参加できるかどうかをチェックした。国際的に広く認知されているフジロックという大舞台で演奏させようと、このバンドに確信を持ってくれたことが信じられなかったよ。

── バグパイプ・バンドとして活動を開始したきっかけは?

ちょっと面白いことをやってみたかったのと、古くて伝統的な楽器を現代的にしようと始まったんだ。まずは、ポピュラー・ロックとポップスをハイランド・バグパイプ用に変換することから始めた。そうして曲のアレンジができて、そこからさらにその曲の魅力を十分に発揮できるように、オーディエンスを笑顔にできて楽しめるようにフルバンドと一緒に合わせていったんだよ。

── フジロックでの日本初となるパフォーマンスはどんなステージになりそう?

僕らのショーがエネルギーに満ち溢れて、楽しく、そしてオーディエンスに幸せや喜びといった感情を残すことはほぼ間違いない。僕らのアピールはすべての世代を超越するし、お年寄りから子どもまでを魅了する曲入りのセットリストを用意しているからね。

── 初来日について心配なことは?(日本の夏にスコットランド民族衣装のキルトは暑すぎるのでは?)

パフォーマンスも日本の暑さもまったく心配してないさ。もちろん、キルトの中の見せちゃいけないであろう何かを見せないよう、早いターンをクルッとしないようにするから大丈夫!

── 日本初リリースとなる新作について一言。

ニュー・アルバム『Fresh Air』をリリースしたばかりなんだ。この作品が僕らの音楽を新たな方向に導いてくれたことをとても喜ばしく感じているよ。この新作は、僕らの手でバロックに進化させたロックやポップ・ソングのコレクションをはじめ、伝統的な曲やロックの要素をふんだんに散りばめた書き下ろし曲からなっている。キー曲をいくつかあげると「Shut Up and Dance」「Hallelujah」「Treasure」だね。

── 日本のファンにメッセージを!

初めて日本のフジロックでパフォーマンスすることは本当に名誉なことであり、次世代のチリ・パイパーズ・ファンに会えることをとても楽しみにしています。待ち遠しいぞ、フジロック!

取材・文・訳◎早乙女‘dorami’ゆうこ

  ◆  ◆  ◆

■INTERACTIVO公演情報

2019.07.30 @Blue Note TOKYO
チケット・公演詳細はこちら:http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/interactivo/

■INTERACTIVO/『QUE LINDO ES EL AMOR(ケ・リンド・エス・エル・アモール)』

2018年7月13日発売
REXY-1
国内盤CD/2,000円(税抜き)

【トラックリスト】
1. QUE LINDO ES EL AMOR
2. BAILA CON MI RUMBA
3. TE QUIERO CANTIDAD
4. CELOS ETERNOS
5. MI ABUELO DICE
6. NO ENTIENDO NADA
7. LLEGAR JUNTO A TI
8. TE FUISTE
9. VIENE Y VA LA FELICIDAD
10. WAKE UP
11. REAL EMOTION
12. SIN MIEDO A LA MAREA
13. HOLLYWOOD NO SABE
14. SALSA CONMIGO *
15. VIVO POR TI *
16. EL PODER DEL AMOR *
*ボーナス・トラック(ライブ音源)

■INTERACTIVO/『INTERACTIVO EN VIVO EN FUJI ROCK(インタラクティーヴォ・エン・ヴィーヴォ・エン・フジロック)』

2019年4月19日発売
REXY-2
国内盤CD/2,200円(税抜き)

【トラックリスト】
01. Baila con mi rumba/Roberto Carcasses.
02. Cubana de pura cepa/ Tanmy Lopez
03. Caravela/ William Vivanco
04. Si mi novia/ Francis del Rio
05. Vivo para ti/ Cimafunk & Tailin Marrero
06. Salsa conmigo/ Roberto Carcasses.
07. Pilon/ William Vivanco
08. El poder del amor/ Roberto Carcasses

■BANDA BASSOTTI/『LA BRIGATA INTERNAZIONALE(ラ・ブリガータ・インテルナツィオナーレ)』

2019年4月19日発売
REXY-3
国内盤CD/2,500円(税抜き)

【トラックリスト】
1. ALL ARE EQUAL FOR THE LAW
2. SKA AGAINST THE RACISM
3. BELLA CIAO
4. AVANZO DE CANTIERE
5. LUNA ROSSA
6. MOCKBA ‘993
7. IL PALAZZO D’INVERNO
8. L’ALTRA FACCIA DELL’IMPERO
9. FAMIGLIA CRISTIANA
10. QUE LINDA ES CUBA/CUBA SI YANQUI NO
11. EL PUEBLO UNIDO JAMAS SERA VENCIDO
12. POLIOUCHKA POLIE
13. JURI GAGARIN
14. AMORE E ODIO
15. E’ SOLO UN SOGNO
16. REVOLUTION ROCK
17. FUJI ROCK
18. CUORE MALATO
19. INSCIALLAH MI AMOR
20. LA BANDA DEL CIMITERO
21. FIGLI DELLA STESSA RABBIA

■RED HOT CHILLI PIPERS/『FRESH AIR』

2019年6月28日発売
REXY-4
国内盤CD/2,200円(税抜き)

【トラックリスト】
1. Bleaching Cloths
2. Dalavich
3. Hallelujah
4. Shut Up and Dance
5. Highland Cathedral
6. Smelling Fresh
7. Treasure
8. Gladiator
9. This Is Me
10. Auf Uns
11. Old Yellow Bricks
12. Under The Influence
13. All These Things That I've Done
14. Leave a Light On (featuring Tom Walker)
15. Amazing Grace(日本盤ボーナストラック)
16. 100 Chilli Pipers(日本盤ボーナストラック)

■<FUJI ROCK FESTIVAL'19>

2019年7月26日(金)27日(土)28日(日) 新潟県 湯沢町 苗場スキー場
【<FUJI ROCK FESTIVAL'19>出演アーティスト ※第5弾時点】

<GREEN STAGE>
■7月26日(金)
THE CHEMICAL BROTHERS
ELLEGARDEN
JANELLE MONAE
ROUTE 17 Rock'n'Roll ORCHESTRA (feat. 加山雄三仲井戸”CHABO”麗市、リアム・オ・メンリィ、オカモトショウGLIM SPANKY)
ANNE-MARIE
RED HOT CHILLI PIPERS

■7月27日(土)
SIA
MARTIN GARRIX
ASIAN KUNG-FU GENERATION
CAKE
銀杏BOYZ
怒髪天

■7月28日(日)
THE CURE
JASON MRAZ
Superfly
HIATUS KAIYOTE
never young beach
HANGGAI
…and more

<WHITE STAGE>
■7月26日(金)
THOM YORKE TOMORROW'S MODERN BOXES
TYCHO
スガ シカオ
GARY CLARK JR.
KING GIZZARD & THE LIZARD WIZARD
七尾旅人
LUCKY TAPES

■7月27日(土)
DEATH CAB FOR CUTIE
AMERICAN FOOTBALL
clammbon
COURTNEY BARNETT
UNKNOWN MORTAL ORCHESTRA
ZOO
GEZAN

■7月28日(日)
JAMES BLAKE
VINCE STAPLES
KOHH
HYUKOH
INTERACTIVO
BANDA BASSOTTI
…and more

<RED MARQUEE>
■7月26日(金)
MITSKI
TORO Y MOI
ORIGINAL LOVE
SABRINA CLAUDIO
SHAME
…and more

〜PLANET GROOVE〜
KAYTRANADA
YAEJI
BIGYUKI
NICOLA CRUZ
KID FRESINO (BAND SET)

■7月27日(土)
DANIEL CAESAR
ALVVAYS
DYGL
CALPURNIA
ずっと真夜中でいいのに。
Tempalay
SUNSET ROLLERCOASTER

〜TRIBAL CIRCUS〜
JONAS BLUE
ANNA LUNOE
Bart B More
okadada

■7月28日(日)
平沢進+会人(EJIN)
CHON
PHONY PPL
TENDRE
STELLA DONNELLY
ドミコ
スカート

〜SUNDAY SESSION〜
TAKKYU ISHINO
THE COMET IS COMING
QUANTIC(DJ Set)
Night Tempo
BLACK BOBOI

<FIELD OF HEAVEN>
■7月26日(金)
THE LUMINEERS
THE WATERBOYS
SOUL FLOWER UNION
OAU (OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND
NST & THE SOUL SAUCE MEETS KIM YULHEE
思い出野郎Aチーム
中村佳穂

■7月27日(土)
EGO-WRAPPIN'
GEORGE PORTER JR & FRIENDS
MATADOR! SOUL SOUNDS
CharxChabo
キセル
蓮沼執太フィル

■7月28日(日)
KHRUANGBIN
toe
VAUDOU GAME
竹原ピストル
THE PARADISE BANGKOK MOLAM INTERNATIONAL BAND
渋さ知らズオーケストラ

<Gypsy Avalon
■7月26日(金)
CINEMA dub MONKS
TAMTAM
チャラン・ポ・ランタン
キウイとパパイヤ、マンゴーズ
VenueVincent
Upendra and friends plus Mr. Sunil
…and more

■7月27日(土)
Alice Phoebe Lou
GLIM SPANKY(Acoustic Ver.)
みゆな
Shohei Takagi Parallela Botanica
長澤知之
久保田リョウヘイ
…and more

■7月28日(日)
ORESKABAND
blues.the-butcher-590213+うつみようこ
トリマトリシカ
熊川みゆ
ケロポンズ
近藤利樹

<THE PALACE OF WONDER>
■7月26日(金)
〜CRYSTAL PALACE TENT〜
PETER BARAKAN
MATADOR! SOUL SOUNDS
CUMBIA KID meets CHONTA DJ
勝手にしやがれ
EL HIJO DE LA CUMBIA a.k.a EGO.360
ZOO
RADICAL MUSIC NETWORK

〜PALACE ARENA〜
CIRCUS ABYSSINIA

■7月27日(土)
〜CRYSTAL PALACE TENT〜
KHRUANGBIN (DJ SET)
SUNNYSIDE
DJ YOSUKE TOMINAGA (CHAMP RECORDS/KAY-DEE RECORDS)
NST & THE SOUL SAUCE MEETS KIM YULHEE
DJ BABY SOUL
BIG WILLIE'S BURLESQUE
須永辰緒(Sunaga t experience)

〜PALACE ARENA〜
CIRCUS ABYSSINIA

■7月28日(日)
〜CRYSTAL PALACE TENT〜
GAZ MAYALL
GLEN MATLOCK AND THE TOUGH COOKIES featuring EARL SLICK
MASAYA FANTASISTA & MIKEY VAROT (JAZZY SPORT)
VAUDOU GAME
DR. IHARA (CLUB SKA)
HANGGAI
P.O.W ALL STAR DJS

〜PALACE ARENA〜
CIRCUS ABYSSINIA

<苗場食堂>
■7月26日(金)
"苗場音楽突撃隊
池畑潤二/花田裕之/井上富雄/ヤマジカズヒデ/細海魚"
武藤昭平 with ウエノコウジ
ニガミ17才
中川敬
グッドラックヘイワ
Hei Tanaka
NAGAN SERVER

■7月27日(土)
"苗場音楽突撃隊
池畑潤二/花田裕之/井上富雄/ヤマジカズヒデ/細海魚"
藤原さくら
画鋲
THIS IS JAPAN
GLEN MATLOCK AND THE TOUGH COOKIES featuring EARL SLICK
INTERACTIVO
コージー大内

■7月28日(日)
苗場音楽突撃隊(池畑潤二/花田裕之/井上富雄/ヤマジカズヒデ/細海魚)
崎山蒼志
NONE THE WiSER
ADAM at
平賀さち枝とホームカミングス
TENDOUJI
トミー富岡

<木道亭>
■7月26日(金)
Ropes
角銅真実
優河

■7月27日(土)
コージー大内
INTERACTIVO
岩崎愛

■7月28日(日)
UPENDRA AND FRIENDS PLUS MR. SUNIL
児玉奈央
The BOCOS

<PYRAMID GARDEN>
■7月26日(金)
MOROHA
杉山清貴
LOVE FOR NIPPON STAGE 谷本賢一郎 渡辺俊美 青谷明日香

■7月27日(土)
蓮沼執太&ユザーン
LIUM(HHF)
NABOWA

■7月28日(日)
Mr.SUNIL
PYRAMID SILENT NIGHT/青葉市子 阿部芙蓉美 ヒグチアイ
YAKUSHIMA TREASURE(水曜日のカンパネラ×オオルタイチ)

<Café de Paris>
■7月26日(金)
BIG WILLIE'S BURLESQUE
BLOODEST SAXOPHONE feat. CRYSTAL THOMAS
Ouzo Bazooka
勝手にしやがれ

■7月27日(土)
加藤登紀子
Sunnyside
BIG WILLIE'S BURLESQUE

■7月28日(日)
AO YOUNG & FLYING GIMMY'S
KONDO・IMA21
勝井祐二 × U-zhaan
Monaural mini plug

<DAY DREAMING>
■7月26日(金)
Tomomi Ukumori
Stephane K
TADANOBU ASANO
社長(SOIL&“PIMP”SESSIONS)&DJ KAWASAKI

■7月27日(土)
Shhhhh
Mamazu
7e
Nicola Cruz

■7月28日(日)
Bryan Burton-Lewis
SUGIURUMN
Jeff23
NAOKI SERIZAWA

<GAN-BAN SQUARE>
■7月26日(金)
〜GAN-BAN NIGHT〜
THE ALEX
菊地成孔 (DJ) feat. FINAL SPANK HAPPY
Licaxxx
James Baseley (UK)

■7月27日(土)
〜GAN-BAN NIGHT〜
SUNSEAKER
SUGIURUMN
TAKKYU ISHINO

■7月28日(日)
〜GAN-BAN NIGHT〜
agraph
DAITO MANABE
Night Tempo
D.A.N. (DJ SET)

<BLUE GALAXY - DJ TENT>
■7月26日(金)
JIM WEST - Jim's Vinyl Nasium
サラーム海上 Salam Unagami
Peter Barakan
Fujirockers bar : Yu K-WEST, Koichi Hanafusa and Wildcat Tex
Eastern Standard Sounds presents, Cheong Dahl, Smiley Song and Moho
Gaz Rockin Blues

■7月27日(土)
JIM WEST - Jim's Vinyl Nasium
サラーム海上 Salam Unagami
SIM CASS
CUMBIA KID meets CHONTA DJ
Radical Music Network Presents Hijo De La Cumbia, Goldfinger, Txako, Carribean Dandy, Mondo Bongo & Rankin Taxi

■7月28日(日)
JIM WEST - Jim's Vinyl Nasium
サラーム海上 Salam Unagami
Nozomu Kitazawa
Chris Musto
DJ GON CHAN
Bamboo Boy
Toyo P
Dub Store Records present Prince NAOKI
Baby Soul (Elinor)

<orange café>
■7月26日(金)
〜狂熱のトリビュート〜
モミーFUNK!
ポセイドン・石川 / 南壽あさ子
森野山川BAND
白浜久プロジェクト / 小山卓治
CINNAMON

■7月27日(土)
〜翔んで関越〜
アモーレ猪熊と魔法の杖toA
突然段ボール
渋さチビズ
太陽肛門スパパーンfeaturing中尾勘二・しじみ・藤井信雄
なおこと一郎。(浜崎なおこ/田中一郎

■7月28日(日)
〜お山のビッグショー〜
内郷げんこつ会
ALKDO
ヘルメッツ
鹿の一族
柳家睦とラットボーンズ

<オールナイトフジ>
■7月26日(金)
53+84
Stephane K
WRENCH
Jeff23
Bryan Burton-Lewis

…and more artists to be announced

※入場券は販売時期によって料金が変わります。
※中学生以下は保護者同伴に限り入場無料となります。
※チケット料金、販売スケジュールにつきましてはオフィシャルサイトをご覧ください。
※出演者・出演日・出演順に変更が出る場合もあります。
総合問い合わせ/オフィシャルサイト:https://www.fujirockfestival.com

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