美術館「えき」KYOTO で、『長坂コレ
クション ヨーロッパ絵画展 ~バロッ
クから近代へ~』

展覧会『長坂コレクション ヨーロッパ絵画展 ~バロックから近代へ~』が、2019年7月4日(木)~28日(日)まで、京都駅ビル内の美術館「えき」KYOTOにて開催される。
オノリオ・マリナーリ「聖チェチリア」
バロックという言葉は、「歪んだ真珠」を意味するポルトガル語に由来するとされている。古典的な美、調和、バランスを特色とする15~16世紀のルネサンス美術に対し、バロック美術は動きのある劇的な構図や光と影のコントラストを通して人間の感情を豊かに表現した。美術や建築、音楽など幅広い分野でみられ、17世紀のヨーロッパ各地で多彩な展開を遂げた。
ジョルジュ・ルフェーヴル「青いストッキングをはいた女流詩人」1870年頃
本展は、長野市在住の所蔵家・長坂 剛が長年にわたり「伝統的な絵画手法によって描かれた正統派のヨーロッパ絵画」を蒐集したコレクションより、17世紀のバロック美術と19世紀の近代絵画を中心に58点の油彩画を紹介。当時の人々が日々の暮らしの中で愛し、彼らの精神生活を豊かに培ってきた西洋絵画を通して、ヨーロッパ文化の芳醇な香りを感ることができる展覧会となっている。
ロベルト・ナドラー「ヴェネツィア」19世紀末
フィリップ・リンド「窓辺の子供達」1859年
フェリックス・ジョゼフ・バリアス「お気に入りの鳴き鳥」1873年

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