シャロン・オズボーン、グラミーのブ
ラック・サバスの扱いに怒。「だから
、オジーを出席させなかった」

ブラック・サバスは今年、グラミー・スペシャル・メリット・アワード(特別功労賞生涯業績賞)を受賞し、5月にロサンゼルスで開かれたセレモニーにトニー・アイオミ、ギーザー・バトラー、ビル・ワードが出席したが、オジー・オズボーンの姿がなかったのは体調不良により休養が必要だったわけではなく、妻でマネージャーのシャロンがブラック・サバスに対する扱いが酷いと、オジーの出席を拒んだからだったという。
シャロンは、『Celebrity Access Encore』のインタビューでこう話した。「今年のグラミーには本当にムカついた。彼ら(ザ・レコーディング・アカデミー)は、ブラック・サバスへ生涯業績賞を贈ったのに、私たちみんながグラミー賞と認識しているテレビ番組(CBSより放送)で手渡すことはしなかった。別のセレモニーを開いて、後で別の局から放送するのよ。オジーには出席させなかったわ。だって、それはないでしょってショックを受けたから。私はオジーには行かせない……。彼らは、あんな酷いセレモニーで(特別功労賞生涯業績賞を)手渡したがったのよ」

「サバスのキャリアは50年に及び、彼らのレコードはいまでもまだ売れてる。6年前に出したアルバムは世界各国で1位になったのよ」「それなのに、彼らをちゃんとした番組で放送しないなんて、“よくもこんなことを”でしょ。私はすごく怒ってた。“ファック・ユー、クソみたいなセレモニーにオジーが出席するなんて栄誉をあんたらには与えない”って思ったのよ」

セレモニーでは、ライヴァル・サンズがブラック・サバスの功績を称え、パフォーマンス。今年は、ブラック・サバスほか、ジョージ・クリントン&パーラメント・ファンカデリック、ビリー・エクスタイン、ドニー・ハサウェイ、フリオ・イグレシアス、サム&デイヴ、ディオンヌ・ワーウィックへ生涯業績賞、ルー・アドラー、アシュフォード&シンプソン、ジョニー・マンデルへ理事会賞、Saul Walkerへ技術賞が贈られた。

セレモニーの模様は、秋にアメリカでPBS(公共放送サービス)から放送される。

Ako Suzuki

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