Kleissis メンバーの歩んだ絆にさら
なる飛躍を感じた1周年単独ライブ公
式レポが到着

7月20日、東京・原宿クエストホールで声優ヴォーカルユニットKleissis(クレイ・シス)のワンマンライブ『1st LIVE〜volare(ヴォラーレ)〜』が2回公演で開催された。Kleissisは今夏リリース予定のスマホ向けゲームアプリ『アルカ・ラスト 終わる世界と歌姫の果実』(フジゲームス)の世界観から誕生したユニットで、全員がゲームの中のキャラクターKleissisとして出演している女性声優だ。このレポートは、本当の意味での初ワンマン、第1部の模様となる。
Kleissis
カスミ役の田中有紀、アキラ役の富田美憂、サユキ役の山田麻莉奈、ユン役の髙橋麻里、ヒロナ役の山根綺、ミオ役の元吉有希子、ミウ役の金子有希が400人の応募者の中からオーディションで選ばれてから1年。これまでにイベントや対バンライブなどは行っていたが、ワンマンライブは今回が初めてのこと。
大勢のファンが待つ中、開演時間となりメンバーが黒ローブを身にまとってステージに登場。オープニングはなんと朗読劇。『アルカ・ラスト』の世界観とKleissisの役割などが描かれた物語は、初のワンマンライブのオープニングに相応しい内容となっていた。初めての試みに、のちのMCで髙橋は“緊張して台本を落としそうになりました(笑)”と告白。
Kleissis
朗読劇の後、メンバーとキャラクターを紹介するムービーが流れ、新衣装を身に纏ったメンバーたちが再登場し、デビューシングル曲「Kleissis Chaos」でライブがスタートした。間髪入れず「決断のDivergence」を力強い歌声とハーモニーで聴かせ、会場を序盤から熱くさせる。
Kleissis
“Kleissis、1stライブへようこそ! ついにKleissis初のワンマンライブの日になりました。感謝の気持ちを込めて全力で歌いたいと思います”と田中が挨拶をし、それぞれが自己紹介で意気込みを語った。新衣装もこれまでのイメージ通り、白がベースになっている。“黒の案もあったんですけど、やっぱりKleissisは白ですよね!”と山田が語りかけるとファンも大きな拍手で応えていた。そして、“Kleissisのライブと『アルカ・ラスト』の世界に浸っていただきたいと思います。ここはライブ空間であり、作品の世界”という言葉と共に、「Ark of promise」「贖いのアリア」「逆さまの世界」を続けて歌唱。

Kleissis

“次の曲は私が演じるヒロナの〈降灰編〉のイメージソングになっているんです。振り付けや歌、一段とパワーアップしています”と山根が紹介し、新曲「囚われのChiral」を初披露した。続いて歌われたのは6月のelfin’ との対バンライブで初披露された「Into the Abyss」。『アルカ・ラスト』のバトルシーンで使われる音楽がベースになっており“戦い”をイメージさせる重厚な楽曲で、力強く拳を振り上げるなど、ライブで盛り上がれる1曲だ。新しい曲はどちらも激しさを持っており、振り付けからも力強さが感じられる。金子が“オーディションの時に『Kleissisは歌重視なのであんまり踊らないと思います』って言われたんですけど(笑)”と、1年前との変化について語ると、会場からは笑みがこぼれた。
Kleissis
“2曲続けてお送りしましたが、まだまだ盛り上がれますか? ついてきてくれますか?”と富田がファンを煽り、終盤に突入。「Another Sky Resonance」、そして“最後の曲はみんなと幸せな未来へ進みたい。一緒に心の中で口ずさんでくれたらうれしいです”と田中が語り、『アルカ・ラスト』のエンディングテーマでもある「さよならの彼方へ」で本編が終了した。
Kleissis
この1年間の活動を振り返るムービーが映し出された後、Tシャツに着替えたメンバーがステージに現れた。新グッズの紹介の後、最新告知が行われ、既報の【1stアルバム『eschatology/a grand conception “ARCALAST”』が9月25日にリリース決定】、そして【初披露した新曲「囚われのChiral」が本日から配信開始したこと】、さらにこちらは待ち望んでいた初のMV【新曲「Into the Abyss」の近日公開】と3つのうれしいニュースが届けられた。
Kleissis
“1周年ということで、すごくドキドキしてたんですけど、新たな試みとかも挑戦して、私たちもたくさん成長できていたらいいなと思います。これからもKleissisと一緒に歩んでいただければうれしいです”(金子)
金子有希
“去年絶対に歌えなかった歌が歌えて、去年絶対できなかった踊りが踊れて、去年絶対見られなかった景色が見られて。これはKleissisを通して出会えたご縁のおかげだと思います。1年でこれってことは2年、3年経ったらどれだけになるのかなって思うので、これからも一緒についてきてくれるとうれしいです”(元吉)
元吉有希子
“私の好きな漫画に『人の本質は光だ』というセリフが出てきます。生きているとしんどいことややり場のないことがあるじゃないですか。そんな時、人は音楽やエンターテイメントに熱狂するんじゃないかなって。だから、しんどいことがあったら、ぜひ私たちに会いにきて、一緒に腕を振って楽しんでください”(山根)
山根綺
“こうやって7人で1周年を迎えて、ライブを行えることができて…。それって当たり前のことじゃないんです。これまで私、いろんな経験をしてきてるので、こうやって7人で歌えることが本当に楽しくて、毎日、活動を通していろんなことを学ばせてもらっています。これからも2年、3年、10年、100年とみなさんと一緒にKleissisの世界を作っていけたらいいなと思っています”(髙橋)
髙橋麻里
“楽しみと緊張もあって、昨日はあまり眠れなかったんですけど、この部(第1部)、すっごく楽しかったです!これからもKleissisと共に楽しい思い出を作っていきましょう!”(山田)
山田麻莉奈
“リハーサル期間中に海外に行っていて、一人でホテルで練習してたんですけど、2日ぐらい向こうに行っていただけなのにすっごく寂しくて…。こんなにメンバーが好きなんだなってことを改めて感じました。そんな7人で、100年先も胸を張ってKleissisだと言っていきたいので、これからもよろしくお願いします!”(富田)
富田美憂
“パフォーマンスのこととか、歌のこととか、悩む1年だったなって思います。でも、それはこれまで以上に歌とダンスに向き合ったからだと思っています。悩んでる時、みんなが慰めてくれたり、認めてくれたりして、この6人といられて良かったなって。1年前と比べると完成度が違います。この完成度だったら、こうやって熱く盛り上がった今日の会場、それ以上の会場に絶対行けると思っています。私たちはもっと上に、輝きに行くので、見守ってくださるとうれしいです”(田中)
田中有紀
それぞれが今日のライブの感想やこの1年間の思いを語り、最後にもう一度デビュー曲の「Kleissis Chaos」を歌ってライブが終演。朗読劇を盛り込んだKleissisの1stライブは、Kleissisと『アルカ・ラスト』の世界観を見事に具現化した、オリジナリティを感じさせるステージとなった。この日のライブをステップに始まる2年目にさらなる進化と飛躍を確信できた。
Kleissis

取材=田中隆信 撮影=田辺佳子

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