卓越したギタープレイが魅力。THE C
HARM PARK、Reiら令和注目のシンガー
ソングライター6選!
ギター系シンガーソングライター6選。
新時代のミュージックシーンは彼らを中
心に回る。
世の中には、数え切れないほど多くの楽器がある。その中で、おそらく多数派となるのは、ギターかピアノだろう。これらの楽器は、それひとつだけでベースやコード感を支え、さらにリードも取れる、言わば万能とも言える楽器だ。「歌モノの音楽を聴くときにも、その好きな楽器を追ってしまう。」そういう人は多いかもしれない。
今回まとめるのは、新時代注目のギター系シンガーソングライター6選。彼らの卓越したギタープレイに酔いしれてほしい。
THE CHARM PARK
彼の音楽について、特筆すべきはやはりそのギタープレイ。ともすれば独り歩きしがちな彼の経歴だが、それに飲まれることのない演奏技術の高さをどの作品でも見せてくれている。紹介した動画は、2019年7月3日発売のミニアルバム『Standing Tall』のリードトラックである『Ordinary』。卓越したギタープレイは、この楽曲の間奏(1分34秒ごろから)から見て取れる。どうか聴いてみてほしい。
また、言葉に対するセンスも圧巻だ。先述したように、彼は人生の大部分をアメリカで過ごしてきた。言語的にネイティブなのは英語の方だろう。それは英詞の発音でもわかる。しかし、楽曲を聴いたとき、その背景がわかるだろうか。彼が日本語を本格的に学び始めたのは、大学に入ってからだという。あまりにも自然なリリックと流暢な発音。ぼくは音楽を聴くとき、このあたりの“言語感”を大事にしている。彼の音楽を、「よくある、日本人による英詞の音楽」と区分すると、本質を見失うと思う。『Standing Tall』収録の『花が咲く道』においても、彼の言語センスを感じ取ることができる。
公式ウェブサイト
Rei
Reiは、1993年、兵庫県伊丹市に生まれた。幼少期をアメリカ・ニューヨークで過ごした彼女。4歳でクラシックギターをはじめ、5歳でブルーズに出会い、やがて楽曲制作もするようになったという。彼女の音楽をひとことで言うならば、「NewGame+(強くてニューゲーム)」だ。(※能力を維持したまま、2周目の人生に入ることを表すスラング)
これは2014年、彼女が21歳のとき、YouTubeにアップロードされた動画。この中で彼女は、ジョニー・ウインターの『Illustrated Man』を『Illustrated woman』としてカバーしている。果たして弱冠21歳のミュージシャンのギタープレイに見えるだろうか。誤解を恐れず言うのであれば、円熟味を増したスタジオミュージシャンのそれである。もちろん彼女も、歌唱や演奏だけでなく、ソングライティングも自身で行い、場合によっては、アレンジ・プロデュース・打ち込みまでこなす。既にスタジオミュージシャンとしての活動・海外でのライブ出演も経験済み。新時代を担っていくであろう女性シンガーソングライターだ。これを「NewGame+(強くてニューゲーム)」と言わず、なんと表現できようか。
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アーティスト
ミーティア
「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。