宮本浩次×横山健、初コラボ&書き下
ろしで映画『宮本から君へ』の主題歌
を担当 「最強のロックがなっている

9月27日(金)公開の映画『宮本から君へ』の主題歌が、宮本浩次がギターに横山健を迎えて書き下ろした「Do you remember?」に決定した。また、最新ポスタービジュアルも解禁されている。
『宮本から君へ』新ポスタービジュアル (c)2019「宮本から君へ」製作委員会 
『宮本から君へ』は、新井英樹氏が熱血営業マン・宮本浩の七転八倒の記録を描いた漫画。1990年にモーニング(講談社)で連載をスタートし、1992年には第38回小学館漫画賞 青年一般部門を受賞。2009年には『定本 宮本から君へ』(全4巻)が太田出版より出版されている。2018年4月にはテレビ東京でドラマ版が放送され、第56回ギャラクシー賞テレビ部門・奨励賞を受賞。続く映画版では、池松壮亮が再び主演をつとめ、ヒロイン・中野靖子を蒼井優が演じる。そのほか、松山ケンイチ、柄本時生、星田英利、古舘寛治、井浦新、一ノ瀬ワタル、ピエール瀧、佐藤二朗らが出演している。

宮本浩次は、エレファントカシマシとして、ドラマ『宮本から君へ』に主題歌「Easy Go」を提供。宮本がソロ活動を開始した2019年には、改めて真利子哲也監督から映画主題歌制作の依頼を受け、「Do you remember?」を書き下ろしたという。さらに、楽曲のもつ力を最大限に引き出すギターが必要だと確信し、宮本浩次は自ら横山へオファー。横山の快諾を経て初のコラボレーションが実現し、KEN BANDのベーシスト・Jun Gray、ソウル・フラワー・ユニオンのドラマーとしても活動するJah-Rahも布陣に加わった。
宮本浩次、横山健、そして、主演の池松、真利子監督のコメントは以下のとおり。
宮本浩次
――真利子監督よりオファーを受けて、「Do you remember?」はどんな気持ちで書き下ろしたのでしょうか?
真利子さんは、寡黙なんだけれども、体は冗舌で、どんなうたをつくってほしいか、彼を見ればいつでも一発でわかる!映画「宮本から君へ」のはじめての打ち合わせで、真利子さんと話したときから、メロディがなりだした。真利子さんとオレはそういう意味では相性がいいと思います。
――今回、横山健さんを迎えた理由を教えてください。
最高のロックギタリストだから。
かつて、メトロックでまるで往年のハードロックのような重くて豪快なギター、時にデリケートで繊細なギターを縦横無尽に奏でながら、ピュアでまっすぐな声で歌っている男がいた。それが誰あろう横山健だった。唯一無二の存在感で本当にカッコよかった!
――横山健さん、Jun Grayさん、Jah-Rahさんと4人でのリハーサルとレコーディングをした感想を教えてください。
ロックっていつだって最強な気持ちにさせてくれる。先日もリハーサルで、4人で音をだしてかえるとき、自然に胸を張ってあるいていた。ひとりでこっそり肩でかぜを切ってあるいていた。ロックはロマンチックで最強。
この4人で音を出すとその感覚が甦ります。最強です。
――「Do you remember?」は映画『宮本から君へ』で流れますが、ご覧になる方々へメッセージをお願いします。
考えうる、最強のメンバーが経験値と自信を背景にしつつ、おどろくほどピュアに音にむかっている。そして最強のロックがなっていると自負しています。映画ともども愛されてほしい。
横山健
ボクはエレファントカシマシのデビュー時からのファンだと公言しています。バンドとして好きなのはもちろんですが、シンガーの宮本浩次さんの存在感は唯一無二です。それは皆さんも御存知でしょう。その宮本さんのソロへの参加依頼があった時の自分の気持ち、エレカシのデビュー当時18才だった自分に教えてやりたいです。化け物のようなシンガーに必要とされる人生ってそう多くはないと思うんです。「長く、ブレずにやってみるもんだなぁ!」と思いました。レコーディングは順調そのものでした。なにしろ宮本さんが書いてきた曲が素晴らしい。しかしボクはそれは何倍にも増幅させる心意気でやりました。宮本さんに必要とされた喜びを爆発させながら、聴く方々に「横山健と組まなきゃこうはならないよね」と感じさせるべく、身も心もよじって取り組みました。出来栄えは言いません。一回聴いてみて下さい。お願いです。聴いてみて下さい。聴いてもらえば必ず特別なものを感じるはずです。もしなにも感じない方がいらっしゃったら、「あなたの感覚、にごってるよ」とボクは言えます。
池松壮亮
この曲と一緒なら、光の中を駆け抜けていけそうな、そんな気がします。
宮本さん、ありがとうございます。
あとは全て引き受けます。
エンドロールの音が鳴り止む瞬間まで必ず届けます。
あいつが街にやって来る。
真利子哲也(監督)
言うまでもなく、はじめから『宮本から君へ』の主題歌は宮本浩次さんで間違いないと信じていました。未完成のデモ音源を聞かせていただいた後、宮本さんは「監督とはじめて顔を合わせた時にこっちだと思った」「Do you remember?という歌詞はその時から考えていた」とおっしゃって、最後に「ギターで横山健さんにお声かけするのはどうですか?」と。その時は信じがたかったです。ただ、何も言うことはありません。だって、実現したら最高じゃないですか。
完成した主題歌には、映画を観た人に持って帰ってもらいたい感情が爆発していました。映画と音楽が絶妙にシンクロする瞬間がたまらないです。『宮本から君へ』にこれ以上ないほどふさわしい渾身の主題歌に、真っ赤な薔薇の花束を!
映画『宮本から君へ』は9月27日(金)全国公開。

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