韓国発の「コンセプトの妖精」OH MY
GIRLが再び日本に舞い降りた夜
Text_Akihiro Aoyama
Edit_Shu Nissen
日本2ndアルバムのコンセプトは“バレ
リーナ”
大歓声に迎えられてステージに登場した7人は、まずリード曲でもある「五番目の季節」を披露。流麗なストリングスが切ないムードを演出する同曲は、“バレリーナ”がコンセプトになっているアルバムのオープニングに相応しい一曲だ。丁寧かつ繊細に踊りながら目まぐるしくフォーメーションを変えていくダンスと透明感のある歌声に、会場は早くも熱気に包まれた。
繊細からキュート、クールまで。オマゴ
ルが見せる多彩な表情
2曲のパフォーマンスが終わると、メンバーは一列に並んで「見つけた!OH MY GIRLです!」とお馴染みの挨拶。一人ひとりの自己紹介が終わった後には、愛嬌たっぷりの「A-ing」にかけて、リーダーのヒョジョンが作詞作曲した韓国で流行している「もぐもぐソング」を可愛らしい振付けと共に歌い、MIRACLEから大きな歓声を浴びていた。
「皆さんが投票して選ばれた曲です」という紹介の後に披露されたのは、「一歩二歩」。もともと2016年に韓国語バージョンが発表されている同曲は人気曲なだけあって、MIRACLEから息の合った特大のコールが飛んでいた。続いての「Twilight」はダンサブルなEDMチューンで、キレのあるダンスと「oh eh oh eh」というノリの良いコーラスが印象的。メンバーもここぞとばかりにMIRACLEを煽りまくり、会場の空気は最高潮に達した。
MIRACLEと交わす、ひたむきなコミュニ
ケーション
キュートな曲調の「Sixteen」の後は、日本オリジナル楽曲の「Touch My Heart」を立て続けにパフォーマンス。若さが弾けるようなポップ・ソングの連発に、メンバーからは「心が幼ければおじさんじゃない」「みんな心は16歳ですよ」という名言も飛び出した。「Touch My Heart」について、「好きですか?」と問いかけると、MIRACLEからは一際大きなレスポンスが返っていた。
温かなファンに囲まれた、日本での新し
いスタート
毎回フレッシュなコンセプトの下で活動していることから、「コンセプトの妖精」とも称されるOH MY GIRL。その愛称の通り、彼女たちのライブは楽曲ごと・パフォーマンスごとにクルクルと表情を変える多面的な魅力に満ち溢れていた。
OH MY GIRL
オフィシャルサイト
韓国発の「コンセプトの妖精」OH MY GIRLが再び日本に舞い降りた夜はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。
ミーティア
「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。