声優・堀江由衣「文学少女の歌集」「朝顔」は夏らしく疾走感が溢れる

声優・堀江由衣「文学少女の歌集」「朝顔」は夏らしく疾走感が溢れる

声優・堀江由衣「文学少女の歌集」「
朝顔」は夏らしく疾走感が溢れる

爽やかで疾走感のあるアルバム『文学少女の歌集』

堀江由衣の10枚目のアルバム『文学少女の歌集』は、4年半ぶりにリリースされたファン待望のアルバムだ。
アルバムのリード曲にもなっており、ミュージックビデオも制作された『朝顔』。
透明感ある歌声と、制服姿の堀江由衣に注目が集まっている。今回紹介する『朝顔』の作詞・作曲はキクイケタロウ氏が担当している。爽やかで疾走感のあるメロディーが「夏」らしさを感じさせてくれる。
▲『文学少女の歌集』CM
アルバムタイトルは『文学少女の歌集』とあるが、『朝顔』の歌詞は、文学のような詞になっているのが特徴的だ。長い詞がメロディーに合わさり、切なさなどの感情も感じることができる。
透明感ある堀江由衣の歌声
朝顔 歌詞 「堀江由衣」
https://utaten.com/lyric/ma19071102
バイオリンの疾走感あふれるメロディーに力強さを感じるが、堀江由衣の透明感ある歌声と切なくて説得力のある歌詞がマッチしている。
冒頭の歌詞に登場する「花火」は、夏の風物詩の一つでもあり、咲いたら綺麗だが、一瞬で終わってしまうものでもあり、どこか切ない印象がある。
文学が大好きだった自分が、幼少期や学生時代に過ごした「街」を思い出しているような雰囲気がここには詰まっている。
この場所から飛び立て
朝顔 歌詞 「堀江由衣」
https://utaten.com/lyric/ma19071102
サビであるここの歌詞のなかには、「未来」を連想させる明るいイメージの言葉がたくさんある。
“夢に向かって飛び立て“という意味が込められており、叶えるのは難しい夢かもしれないが、思い立ったのなら、“何も考えずに飛び立っていいんだよ“というエールのような歌詞が印象的だ。
暗い夜が来ても、自分の中には、明るい夢と新しい朝の「希望」だけは、持っていたいと願う強い意志を感じる。
未来への道は険しい?
朝顔 歌詞 「堀江由衣」
https://utaten.com/lyric/ma19071102
「明るい未来」の道は、まだまだ遠いと感じるような歌詞になっている。「行こう 未来に向かう道はまだ 先が長くあと少しだよって思ったけどまだ先はある」ここの歌詞は、人生は、果てしなく長く続いており、歩んでいく中で先が見えない不安みたいなものを感じる。
悩んだ時こそ、過去を思い出してほしい。昔、暮らしていた場所には、自分にとって大切な人、仲間、家族がいてくれていることを忘れないでという意味も込められている。決して、1人じゃないと教えてくれているようだ。
遠いところから見守っている
朝顔 歌詞 「堀江由衣」
https://utaten.com/lyric/ma19071102
ラストの歌詞に注目してみよう。切ない歌詞と未来を思い描いた歌詞が交互に組まれていた本作の『朝顔』。
“暗い夜でも、迷うことなく目的の場所にたどり着ける“というような意味が込められていると感じる。どんなに遠く離れていても、見守ってくれているような温かい言葉で締めくくられている。
▲堀江由衣『朝顔』MUSIC VIDEO
『朝顔』のミュージックビデオは、堀江由衣の制服姿にも必見。撮影ロケ地は、広島県の尾道市である。
ファンが、『朝顔』のロケ地をめぐる聖地巡礼に訪れているようだ。堀江由衣の透明感ある歌声と『朝顔』の世界感を是非、ロケ地にて体感して欲しい。
TEXT pooh_nm77

アーティスト

UtaTen

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