AKB48「サステナブル」原点回帰のMV
解禁:いつもそばにAKB48

緑と青のコントラスト、まさに夏!な爽
やかダンスシーン

9月18日(水)に発売されるAKB48の56thシングル「サステナブル」ミュージックビデオが解禁された。

AKB48半年ぶりのリリースとなる「サステナブル」は作曲家 井上ヨシマサ氏(41stシングル「ハロウィン・ナイト」2015年8月以来の表題曲担当)、MV監督はこれまでもAKB48のMVを相当数手掛けてきた高橋栄樹監督を迎えた、まさに“原点回帰”な作品。北海道は富良野や旭川など街中や風光明媚な大自然でオールロケを敢行した、2019年夏、最もかわいく清々しいMVの完成。

13年にわたるAKB48の歴史を散りばめた
、“原点回帰”MV

2019年7月初旬、梅雨がまだ明けぬ関東を離れ、北海道 旭川に降り立ったAKB48。初の北海道でのMV撮影はオールロケとなった。

2006年のデビューから早13年、平成アイドル戦国時代を象徴する国民的アイドルまでに成長したグループの“令和”初作品はその通ってきた道筋を振り返る原点回帰な作品となっている。

MVを手掛けたのは幾多のAKB48のMVを撮影してきた高橋栄樹(「大声ダイヤモンド」「言い訳Maybe」など多数)、そして「涙サプライズ!」や「Everyday、カチューシャ」など、こちらも多数の表題曲を作曲した井上ヨシマサが久しぶりに表題曲を担当(41stシングル「ハロウィン・ナイト」<2015年8月26日発売>以来)。振り付けは今でも代表曲としてパフォーマンスする機会の多い「RIVER」「ポニーテールとシュシュ」などを手掛けた牧野アンナ。もはや、レジェンドと言っても過言ではない3名がタッグを組んでいる。

ハッとするほどにかわいいワンショットリップ、そしてドローン大活躍のダンスシーンでは北海道の雄大な大自然を堪能できる。

ドラマシーンは2006年(デビュー)、2009年(大ブレイク前夜)、2013年(恋チュンブーム)、2018年(変革の年)、2019年(現在)、そして未来の2028年と6つの年代が、その時代のAKB48にそれぞれの日常で触れている姿をあらわしている。

夏にぴったりな王道アイドルソングのテイスト、過去の作品を彷彿とさせる画作りなど、その原点に立ち返り、これからの新たなAKB48を期待させるMVに仕上がっている。


いつもそばにAKB48が。ドラマシーンは2006年デビューから13年にわたるAKB48の歴史を散りばめた、“原点回帰”MVとなっている。

2006年(デビュー)

2006年、AKB48は「会いたかった」でメジャーデビュー。
当時の女子高生はガラケーにジャラジャラと大量のストラップを付けるのが大流行。まだまだポータブルCDプレイヤーも現役バリバリ。
ロケ地は北海道の花畑といえば富良野、”フラワーランドかみふらの”。

2009年

2009年、13thシングル「言い訳Maybe」。
AKB48初の”選抜総選挙”の結果を受けたシングル。
音楽の聴き方はMP3プレイヤーに次第におきかわっていた。

「言い訳Maybe」と同じように自転車の女子高生はアイドルMVの鉄板の組み合わせではないだろうか?
ロケ地はダンスシーンと同じ上川町・旭ヶ丘地区にある”大雪アンガス牧場”。

2013年

2013年、”第5回AKB48選抜総選挙”で初の栄冠に輝いた指原莉乃がセンターを務めた「恋するフォーチュンクッキー」。
その誰もが踊れる親しみやすいダンスが企業や自治体、果ては海外まで波及し、”恋チュン踊らなそんそん”と一躍恋チュンブーム到来!そんな街中でのダンス動画撮影模様を”旭川市買物公園”で再現。

2018年

2018年、K-POPが当たり前のように日本の若者に浸透し、この「Teacher Teacher」も韓国から振付師を招聘した。

ちなみに運転をしている柏木由紀は数年前に免許を取得して以来の”初”運転!ハンドルを持つその固まった腕から緊張が伺える。
こちらもロケ地は”大雪アンガス牧場”。

2019年

2019年7月、まさに56th「サステナブル」MV撮影中の風景。

姉妹グループの末っ子、STU48の瀧野由美子と初選抜である石田千穂がワンショットリップシーンを撮影している。

2028年

2018年に行われた「第10回AKB48世界選抜総選挙」で1位となった松井珠理奈であったが、直後の長期休養のため、センターであるはずだった53rdシングル「センチメンタルトレイン」に参加することができなかった(のちに本人参加の完全版を制作)。

それから10年後の2028年、タイムカプセルを開けた松井珠理奈の切ない表情に注目。その趣ある校舎は北海道 増毛町の小学校。

佐藤仁

日本だけでなく欧米やアジアのポップカルチャーやエンターテイメント、メディアの動向を幅広く取材。放送作家・番組制作協力も多数。

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