イラハ・スルールとプロデューサーのケファヤがコラボレーション・アルバムをリリース

イラハ・スルールとプロデューサーのケファヤがコラボレーション・アルバムをリリース

イラハ・スルールとプロデューサーの
ケファヤがコラボレーション・アルバ
ムをリリース


アフガニスタン人歌手のイラハ・スルールと英国を拠点に活動する音楽賞受賞歴を持つプロデューサー・デュオ、ケファヤが<Bella Union>からコラボレーション・アルバムをリリース!

イタリア人サックス奏者ダニエル・セーペを始め世界各国の音楽家とコラボレーションをしてきたジュリアーノ・モダレッリとアリ・マクスウィーン率いる音楽集団のケフィヤが今作ではアフガニスタンのポップシンガー、イラハ・スルールとの融合を果たす。イラハはハザラ人女性歌手として初めて全国放送のテレビ番組に出演した実力派シンガーでもある。本作ではスピリチュアル・ジャズ、ダブ、インドの伝統音楽、エレクトロニカを取り入れた新しいアフガニスタン民族音楽が生み出されている。また、本作はアフガニスタンから逃亡したイラハ自身の経験とアフガニスタンの女性によって歌われた伝統的なフォークソングのコレクションでもある。

20世紀後期にアフガニスタンを支配するようになったアメリカと西洋の政権は、女性への抑圧と迫害を生み出していた。これらの歌は苦難と抑圧の時代に母から娘へと受け継がれる喜び、痛み、跳ね返りについて語られ、女性らしさや官能性、反抗心さえも祝われている。イラハはこのアルバムは「その存在自体をかき消され、声を上げることも許されない世界中の女性」の為の作品だと語る。


本作の大部分はケファヤの長年のドラマーであるヨースト・ヘンドリックスと共にオックスフォードにて数日でアレンジとレコーディングが行われた。彼等の他にクラリネット、フリューゲルホルン、タブラ、ドーラク、バリトンサックス、ドンブラ、ヴァイオリン、エレクトロニクス、コントラバスなどの国際的ミュージシャンが参加しておりグローバルな視点と様々な音楽的要素が詰まった活気溢れる作品となっている。


「世界的に見たらアフガニスタンのアイデンティティはテロ、戦争、タリバン、助けを必要とする教育を受けていない飼い慣らされた女性によって定義されています。私は母国語である"ファルシ"の美しさや音楽の多様性など、アフガニスタンとのその他の関係を見せたいと思いました。現在アフガニスタンでは女性が極度の暴力に直面していますが、西洋諸国や世界中においても様々な場面で同様の問題が数多く発生しています。これは普遍的な闘争の一部なのです」 - イラハ・スルール


「Jama Narenji」試聴
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