【ライヴレポート】
『EBiDAN THE LIVE 2019
~Summer Party~』
2019年8月29日 at
幕張メッセ国際展示場9・10ホール
オープニングでEBiDAN全メンバーが全体曲「New day! New wave!」を披露したあと、“BATTLE ROUND”のコーナーに突入。センターステージにM!LKが登場すると、「サラブレッド御曹司CITY BOY」を歌唱。「夏味ランデブー」で弾けまくり、「新学期アラカルト」「かすかに、君だった。」をメドレーで披露する。7人体制となって1周年のバッチリなコンビネーションのステージを見せた。一方、フォークデュオのさくらしめじは、ギターの音色、歌のハーモニーを会場に響かせ、続くONE N' ONLYはワイルドな攻めのステージを展開。新グループの原因は自分にある。は、エッジーな歌詞とトリッキーなサウンドで独自の世界観を見せつけた。EBiDANの長男グループPRIZMAXは、7人の新体制でパワフルな歌とダンスをブチかまし、会場全体のボルテージをさらに高めた。
“SHUFFLE STAGE”のコーナーでは、M!LKの「My Treasure」を、田中洸希(SUPER★DRAGON)、ユーキ(超特急)、泉大智(DISH//)などが“S!LK”として明るく弾けるようにパフォーマンス。そして、DISH//の「I Can Hear」を、宮世琉弥(M!LK)、長野凌大(原因は自分にある。)、タクヤ(超特急)、松村和哉(SUPER★DRAGON)が“MESH//”となって披露する。楽器を手にしてのエアバンドスタイルからダンスバトルを行ない、最後は大量の紙皿を観客に投げる中身の濃いステージを繰り広げた。
ライヴ後半戦“FINAL JUMP”はDISH//のステージから始まる。北村匠海の“EBiDAN楽しんでますか”の声から「僕たちがやりました」をソリッドにプレイ。観客を自分たちのペースに巻き込み、強烈な一体感を作り上げた。SUPER★DRAGONは「LRL -Left Right Left-」でライブをスタートし、フューチャーベースの「Don't Let Me Down」などを歌唱。ヴォーカル、ラップ、ダンスが輝きを放つクールかつキレのいいパフォーマンスで観客を圧倒した。超特急はタカシのファルセットが光る「Fashion」で大人感を見せ、「Kiss Me Baby」「Summer love」と一気にテンションを上げていく。「Burn!」のサビの大合唱が巻き起こり、ボルテージ最高潮となって超特急のステージは終了。
最後はEBiDAN全メンバーで全体曲をメドレーで歌唱。最高の空気感でライヴは締め括られた…が、メンバーがステージから去るところでタカシが罰ゲームの一発芸を披露! 最後に会場が笑いと楽しいムードに包まれる。2日間に渡って繰り広げられた、EBiDANの真夏のバトル。各グループ、各メンバーの個性が伝わる充実のイベントとなった。
撮影:笹森健一、小坂茂雄、草間智博/取材:土屋恵介
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