【開催直前 全対戦カード発表記者会
見】リアルジャパン9・19後楽園全対
戦カード発表記者会見!「オレの身体
にはなんの爪痕も残っていない。スー
パーはベルトを巻いた挑戦者、誰が本
当のチャンピオンか証明する」(藤田

リアルジャパンが9月12日(木)、記者会見をおこない、9・19後楽園ホール大会の全対戦カードを発表。メインで対戦するスーパー・タイガー、藤田和之のほか、初代タイガーマスク佐山サトル総監、新間寿会長、間下隼人、平井丈雅社長が出席、コメントを述べた。
9月19日(木)東京・後楽園ホール(開場17時30分/試合開始18時30分)
『初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレスVol.3』
【対戦カード】
<第6試合 メインイベント レジェンド選手権試合60分1本勝負>
スーパー・タイガー(リアルジャパンプロレス/第13代レジェンド王者)vs藤田和之(元IWGPヘビー級王者/はぐれIGFインターナショナル)
※第13代王者、3度目の防衛戦。
<第6試合 メインイベント レジェンド選手権試合60分1本勝負> スーパー・タイガー(リアルジャパンプロレス/第13代レジェンド王者)vs藤田和之(元IWGPヘビー級王者/はぐれIGFインターナショナル)
<第5試合 セミファイナル タッグマッチ 30分1本勝負>
船木誠勝(フリー)&関根“シュレック”秀樹(ボンサイブルテリア)vsタカ・クノウ(フリー)&ロッキー川村(パンクラスイズム横浜)
<第4試合 特別試合 シングルマッチ 30分1本勝負>
アレクサンダー大塚(AO/DC)vs竹田誠志(フリー)
<第3試合 UWAアジアパシフィック選手権試合 30分1本勝負>
岩崎孝樹(ガンバレ☆プロレス/UWAアジアパシフィック王者)vs将軍岡本(ブードゥー・マーダーズ)
※第2代王者、初防衛戦。
<第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
崔領二(ランズエンドプロレスリング)&倉島信行(ドラディション)vs〝ゴールデン・ロッカーズ”雷神矢口(浅草プロレス)&山本SAN(COMBO)
<第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
日高郁人(ZERO1)&間下隼人(リアルジャパンプロレス)vsブラック・タイガー(国籍不明)&ドリュー・パーカー(英国/フリー)
※出場選手、対戦カードは変更される場合があります。

新間寿会長
新間会長「8月6日の(帝国ホテルにおける)WWE殿堂入り記念パーティー、ありがとうございました。なにはともあれ、84(歳)、人生終焉を迎えるにあたって、昭和の新日本プロレスにおいておこなわれたものが、(昭和、平成、令和の)3世代にわたって表彰が決定して、自分でもビックリしましたけども、本当に努力したことが認められたということで大変うれしく思いました。今月の19日、後楽園ホールにおいて当日(WWE殿堂入り記念パーティーで)、私が引き出物の代わりとして配りました記念のボールペンをサインボール投げにおいて、(当選者に)30本(プレゼントします)。それから5人に、私が昔、アントニオ猪木に選んだ『道』(のポスターをプレゼント)。『男のロマン』のあとにこれがいいんじゃないかと勧めたのが、『道』でございました。猪木さん、これを大変気に入ってくれて、新間これはいいと、彼はずっとこれを使っておりました。このポスターにタイガーと私がサインを入れて5枚提供して、当たります。それからモハメド・アリとアントニオ猪木の(異種格闘技戦の)石坂浩二さんのポスター。これもタイガーと私でサインをしてサインボール投げで5枚当たります。サインボールは100球投げまして、その中から合計40人の方に、WWF、現在のWWEより表彰された喜びを分かち合えたらと思っております。私、こないだもごあいさつしましたが、努力したことは必ず認められる。こういう喜びに私は立ち会いました。これから私はタイガーマスクとともになにをしようかと。私たちにも目標があります。私とタイガーがやろうとしていることは、いままでしてしまった後悔というのはすぐ忘れてしまうと。しようとしてしなかった後悔。今後の人生には、しようとしてしなかった後悔をしないような、そういう人生を2人で築き上げていこうではないかと。そういうことでございます。8月6日、みなさん来ていただいて本当にありがとうございました。今後ともリアルジャパン、平井丈雅をくれぐれもよろしくお願いいたします。リアルジャパン、日本武道館なり東京ドームでできるような団体にしたいというような夢を持っております。彼の夢を実現できるよう私も残る人生を平井とタイガーマスクとともに築き上げていきたいと思っております」
新間会長がアントニオ猪木に勧めたのは『道』

初代タイガーマスク佐山サトル総監
初代タイガー「次回の試合はリアルジャパンの命運を託すような大きな試合、タイトルマッチになります。ただのタイトルマッチではなくて、スーパー・タイガーの実力がもう頂点に達して、また藤田選手の強さも頂点に達して、実力者同士の闘いになる。こういう闘いに尽きると思います。藤田選手のタックル、スーパー・タイガー選手の打撃、このかいくぐり合いがどれだけ通用するか、楽しみな試合になります。ファンのみなさんも期待を持って観に来てください」
間下隼人
間下「リアルジャパンの間下です。なぜリアルジャパンにいて、リアルジャパンに生まれて育ったかというのをもう一度しっかり噛みしめて、対戦相手のブラック・タイガー、ドリュー・パーカーの2人にも、組む大先輩の日高郁人選手にも、気持ちも全部ぶつけていって、今大会からリスタートの気持ちで暴れていきたいと思いますので、よろしくお願いします」
藤田和之
藤田「まず、尊敬する佐山先生、そして新間会長のリングに再び上がるチャンスをいただきまして、誠に感謝しております。ありがとうございます。9月19日、後楽園ホールにおいて“ベルトを巻いた挑戦者”スーパー・タイガー選手の挑戦を受けることになりました。また、そこにタイトルマッチという舞台を用意していただき心より感謝申し上げます。ありがとうございます。話は変わりますが先日、台風15号がありまして、私は房総半島に住んでまして地域の方々がたくさん被害に遭われました。いまも大変な目に遭って苦難を耐えているみなさんがたくさんいらっしゃいます。いま日本全国で自然災害があちこちで起こり、苦難を乗り越えて一生懸命闘っている方たちがいらっしゃいます。一日も早くの復旧と、そして一日でも早くみなさんの笑顔が戻ることを心から願っております。私からは以上です。ありがとうございました」
スーパー・タイガー
S・タイガー「前回は、屈辱的な闘いになってしまって、いますぐにでもやってやりたい、そういう思いですが。19日、そこまでしっかりと気持ちを抑えて、この初代タイガーマスクが創るリアルジャパンプロレス、その世界観をしっかりと藤田選手に、そして来てくださるお客様にしっかりと示していきたいと思っています」
初代タイガー「個人的には、スーパー・タイガーの早い蹴り、打撃。藤田選手の早いタックル、これを早く見たいものです。藤田選手より自然災害のことをいま言われましたけれども、台風15号に逢われた人々の大変さがしみじみわかります。災害に遭われたみなさんの心が早く静まるように、一日でも早く復興が訪れるように祈っております。そのためにもいい試合をしてもらいたいと思います」
初代タイガーマスク佐山サトル総監、スーパー・タイガー、藤田和之
――レジェンド王座のベルトが懸けられることを藤田はどう考えている?
藤田「タイトルマッチという舞台を用意していただき心から感謝していますし、ベルト云々よりもまず、ベルトはベルトに巻かれるんじゃなくてベルトは付いてくるものなので、あとは試合で結果を出して、内容でも圧倒して巻くことができるならば、それに越したことはないと思っております」
――スーパーにはリアルジャパンの至宝が流出の危機という状況にあるが。
S・タイガー「正直、ベルト云々よりも私個人の思いという(ほうが大きい)。その思いが形として結果、ベルトというものであって。それ以上の思いが、いますぐにでも出たい(気持ちでいる)。必死になってやります」
――藤田は前回リアルジャパンに初参戦したが、団体の印象は?
藤田「まだ私にはわかりません。“ベルトを巻いた挑戦者”がいるということで、本当のチャンピオンが誰なのかということを、次でちゃんと証明したいと思います」
――武道館や東京ドームでの興行という話があったが、藤田がベルトを持ってそういう舞台に上がるために必要なものがあるか。
藤田「私が言うのはおこがましい話しです(苦笑)」
――藤田は継続参戦の気持ちがあるのか。ベルトを取って防衛戦をするのはリアルジャパン? それとも他団体でもおこなうつもり?
藤田「なんのプランもないです、ハイ。闘えるならどこでも闘います」
――試合への意気込みを。
S・タイガー「前回はタッグだったのでカシン選手の思惑にハマってしまった部分もあります。ボク自身、正直、個人として藤田選手はひじょうに素晴らしい選手だと思いますし、今回シングルで、それもタイトルマッチをやれることはなにより楽しみにしていたので、いままで以上に藤田和之という存在を越えて、このリアルジャパンプロレスの存在をアピールしていきたいと思います」
藤田「正直なんの印象もないです。いっちゃ悪いけど、なんの爪痕も残してなかったんで。オレの身体にはなんの爪痕も残ってないんで。まあ次の試合でどれだけやる選手なのか、楽しみにしてます」
(取材:新井宏)
『初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレスVol.3』は9月19日(木)開催

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