劇場アニメ「ぼくらの7日間戦争」主
演に北村匠海&芳根京子 北村「最後
には大きな玉手箱が」

(c)2019 宗田理・KADOKAWA/ぼくらの7日間戦争製作委員会 劇場アニメ「ぼくらの7日間戦争」の主演声優が発表された。学校では目立たない存在だが、歴史マニアで戦術に詳しい鈴原守役を、公開中の劇場アニメ「HELLO WORLD」でも主演を務める俳優の北村匠海が担当。守が片思いしている幼なじみの千代野綾は、「累 かさね」「散り椿」などに出演する女優の芳根京子が演じる。
 同作は、宗田理氏によるベストセラー小説「ぼくら」シリーズ(KADOKAWA刊)の第1作で、宮沢りえ主演で1988年に実写映画化もされた「ぼくらの七日間戦争」が原作。原作から約30年後の2020年を舞台に、新たな“7日間戦争”が描かれる。17歳の誕生日を間近に控えながらも東京へ引っ越すことになった綾(芳根京子)は、守(北村匠海)や友人たちと古い石炭工場に潜み、誕生日までの7日間を大人たちから逃れようと試みる。だが、そこで出会ったのは、はぐれた家族を探すタイ人の子ども・マレットだった。不法滞在者のマレットを連れ去ろうとする入国管理局の職員に対し、守は仲間たちと協力して撃退作戦を決行する。
 オファー前から原作を読んでいた北村は「10代特有の悶々した感情を代弁してもらっている感覚で読んでいたので、 今回オファーいただいた時に迷わず『ぜひ、やりたいです』と言わせていただきました」と振り返り、芳根も「小学生の時から図書館にあった作品で、たくさんの方に愛されている作品にこうして携われることができてうれしいです」と出演を喜んだ。また、北村は「今回の彼らの戦争は現代的でもありながら、この世代の繊細な吐き出せない思いを描いていると思います。最後の最後には大きな玉手箱がありますし……! 読んでいて本当にワクワクする脚本でした」と、「コードギアス 反逆のルルーシュ」シリーズなどを手がける脚本家の大河内一楼による新たなストーリーについても言及している。
 「ぼくらの7日間戦争」は12月13日から全国ロードショー。

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