グレイトフル・デッドの作詞家、ロバ
ート・ハンターが死去

グレイトフル・デッドの作詞家として知られたロバート・ハンターが9月23日、78歳で亡くなった。
家族によると、自宅で愛する人たちに囲まれる中、安らかに息を引き取ったという。死因は明かされていないが、この数年、脊髄膿瘍や膀胱がんと闘病していた。

ハンターは60年代初め、ジェリー・ガルシアと出会ったが、彼のバンドに加入するのは拒み、しばらくは独自に詞や曲を作り続けた。2015年に行なわれたインタビューで、「デッドが結成されたから、ジェリ―に歌詞を送ってみたんだ。そしたら、返事があって“カリフォルニアに戻って来て、俺らの作詞家にならないか?”って言われた。彼らは“Dark Star”を作っているところで、僕がすぐそれに詞を書いたんだ」と話している。

ハンターは、グレイトフル・デッドの楽曲だけでなく、ボブ・ディランと「Silvio」「Beyond Here Lies Nothin’」「Duquesne Whistle」なども共作した。

1994年にグレイトフル・デッドのメンバーとロックの殿堂入りし、2015年にはジェリー・ガルシアと共にソングライターの殿堂入りを果たしている。
合掌。

Ako Suzuki

BARKS

BARKSは2001年から15年以上にわたり旬の音楽情報を届けてきた日本最大級の音楽情報サイトです。

新着