エド・シーラン、ヘンリー王子との“
ジンジャー・ヘア団結”を断念

エド・シーランと英国のヘンリー王子が、世界メンタルヘルス・デー(10月10日)、メンタルヘルス問題への関心/意識を高めるために、ユーモアを交えたビデオを公開した。
ヘンリー王子から一緒にチャリティ・ビデオを作ろうと誘われたシーランは、2人の共通点“ジンジャー・ヘア”への偏見をなくすのが目的だと勘違い──との設定。

王子から「僕は、このことに関しては十分話し合われていないって思うんだ。苦しんでいる人が世界中にいる」と、話を振られると、シーランは「それをテーマに曲を作ろうとしてるんだ」「世間は僕らみたいな人たちのことを理解していない」と答え、王子が戸惑うのにも気づかず、「ジョークにされたり皮肉言われて。僕らは立ち上がるときだ。“もう我慢できない。僕らはジンジャーだ!”って。闘うべきだよ」と続けた。

そして、王子から世界メンタルヘルス・デーのためのビデオだと指摘されると、「もちろん……、もちろん、知ってましたよ」と、態度を一変。PCの中に用意していた「ジンジャー・ユナイト」の文字を消し始めた。

シーランは、このビデオに真面目なメッセージを添えている。「世界メンタルヘルス・デーだ! 僕とヘンリー王子は、今日だけでなく毎日気に掛けて欲しいと思ってる。自分のこと、友達のこと、周りの人たちに気を配ろう。黙って苦しむ必要はない - 自分がどう感じているか分かち合い、他の人たちがどうしているか尋ね、答えを聞こう。必要なときは助けを求めよう。僕らみんながいることを忘れないで」
Ako Suzuki

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