【ADDICTION インタビュー】
いつでも側にいて癒す、
空のような存在でありたい
結成5年目を迎えたダンスヴォーカルグループADDICTIONが、ついにメジャーデビューを果たす。好きだからこそ辛いことがあっても活動を続けてきた彼らが掴んだ、チャンスと挑戦。曲に込めた想いと、5人の仲の良さを感じられるインタビューをどうぞ!
ファンへの感謝を
自分たちの言葉で届けたい
初登場となるので、まずは隣のメンバーを紹介してもらえますか?
K.B
ASCHは最年長ということもあって、色気もあり、セクシーなダンスを魅せてくれます。ただ、いつもつまらない親父ギャグばかり言っているんですよ。
ASCH
それは許して(笑)。TAKTは僕と同じ時期に加入した、いわゆる同期で、声にすごく特徴があるんです。身長はプロフィールだと184センチなんですが、最近“もっとあるのでは?”という疑惑があがっています(笑)。かわいい熊さんみたいな存在です。
TAKT
最年少のJOSHUAは一番新しく加入したメンバーなので、未経験のことが多いんです。でも、この子はそれを感じさせないくらい才能があるんですよ。
紹介を聴いていたら、なんだかTAKTさんがJOSHUAさんのお父さんに見えてきたんですが…(笑)。
ASCH
よくぞ気付きました(笑)。TAKTはファンのみなさんに“JOSHUAのママ”って呼ばれているんです。
TAKT
そうなんです。うちの息子は伸びしろがすごくあって、ダンスがメキメキ上達しているのでADDICTIONの未来を担う人材なんです! あとは、見て分かる通り、一番顔面偏差値が高いんですよ。他の4人のメンバーが周りを固めることで、彼が咲くという仕上がりになっています。
JOSHUA
そんなことないから!(笑)
TAKT
ADDICTIONの“キャー担当”です。
ASCH
声援される担当ってことね(笑)。
TAKT
そう!(笑)
JOSHUA
リーダーのMYUJIさんはラップをしているんですが、その言葉選びがものすごくアーティスティックで色気があるんです。それにパフォーマンスが指先まできれいで…ひと言で言えば貴族ですね! でも、ステージを降りると気さくで面白いお兄ちゃんになります。
ASCH
リリースイベントとかで外でパフォーマンスをする時は、足元にいる虫を踏まないように踊っているよね。
MYUJI
虫が触れないだけなんですけどね(笑)。“K.B”は“キングベイビー”の略で、“大きな赤ちゃん”という意味です。でも、本人は一番ストイックで、スケジュールもちゃんと把握しているし、振り付けもしているので、もうリーダーです(笑)。
ASCH
リーダーじゃないから(笑)。
それぞれの紹介を聴いているだけでもみなさんの個性がバラバラすぎることが分かりますが、楽曲やMVだとこの雰囲気とはまた違うクールな一面が伝わってきます。
ASCH
ありがとうございます。僕たちはなるべくADDICTIONのメンバーで歌詞や楽曲を作っていきたいと思っているんです。僕たちが思っていることを音楽に乗せていきたいということもあり、このメジャーデビューシングル「Further away/Destiny」に収録されている5曲は、僕たちが作詞を手掛けています。
「Further away」はK.Bさんの作詞になりますが、どのようなことを伝えたかったのでしょうか?
K.B
僕たちは結成してから5年間、たくさんの人に支えてもらったからこそ、こうしてメジャーデビューすることができたので、その感謝を込めて、人の背中を押せるような曲を作れたらと思って歌詞を書きました。“空”をテーマに選んだのは、人間にとって空って常に一緒にいる存在だと思ったからなんです。悲しい時も楽しい時も、空を見ると癒されることがありますよね。僕たちもそんな空のように、常に側にいられるような音楽を発信できたらと思っているんです。
MYUJI
最初にこの歌詞を読んだ時、これまでの活動で大変だったことや楽しかったことがちゃんと表現されているって思ったんです。毎日同じような日々を送る中で、自分は何を残せたのかと考え、一歩一歩進むことの大切さを感じさせてくれるというか。
TAKT
日々の中で常に前を向いて歩くことって、実はすごく難しいんです。でも、だからこそ、下を向いた時にこの曲を聴いてもらいたいんですよね。
JOSHUA
情景がすぐに浮かぶのはもちろん、一歩踏み出す勇気をもらえるような歌詞になっているんです。
MVはとてもさわやかな仕上がりになっていますよね。
ASCH
スタッフさんが頑張ってくれたおかげで、9割増しでカッコ良く映っています!
MYUJI
本当に9割増し!
いやいや(笑)。
ASCH
動画でチェックできるんですが、撮影する度に画面を観ては“え!?”ってみんな驚いていました(笑)。
あはは。実際に撮影してみていかがでしたか?
MYUJI
実はこの日、かなり雨が降っていたんです。でも、途切れ途切れで止む時があったので、“アメダス”を見て雨が降る時間を予想して、晴れた時に“今だ!”と言ってダンスの撮影をしていたんです。
JOSHUA
画面からは雨の感じが伝わってこないと思うんですが、足元は雨でぐちゃぐちゃで、ダンスをするから土を掘り返しちゃって真っ黒になっているんです(笑)。
ASCH
僕は雨のせいでちょっと“カオダス”の調子が悪くて…。
TAKT
晴れると違うんですけどね…。
これが最初に言っていた親父ギャグですね(笑)。
ASCH
“アメダス”と“カオダス”の語呂が気に入っちゃって(笑)。