Cocco、Mステで“復活”歌唱、変わら
ぬ歌声にネット反響

 アーティストのCoccoが18日放送のテレビ朝日系『ミュージックステーション3時間SP』に登場。およそ2年半ぶりの音楽番組出演となり、変わらぬ美声にネット上で大きな反響を呼んだ。

 2017年に「もう表に立ちたくない」とし、音楽活動から距離をとり、その間に絵本を描いて過ごしていたというCocco。音楽活動を再開するきっかけとなったのは今年3月、レコード会社でのこと。番組では再現VTRで紹介した。

 絵本の見本をカラーコピーをするためこっそり会社に忍び込んだCocco。ビクターエンタテイメントでCoccoを担当する書川さんは「まさか会社にいるとは思わなかった」と驚いたことを語った。

 その際、Coocoは「絵本だけじゃなくて実は曲も3曲できたの」とし、「曲が頭のなかで鳴ったから」と絵本を執筆しながら音楽が浮かんできたという。そして、その半年後にアルバムが完成。この日の放送が復帰後テレビ初歌唱となった。

 絵本を描いていた理由を語るCocco。自身の周囲が出産ラッシュだったといい、それも高齢出産のため「無事に生まれるように。何色の花でもいいから無事に咲いて欲しいっていうテーマで絵本を描いて」などと語り、絵本『みなみの しまの はなのいろ』に込めた意味を紹介した。

 Coccoが歌唱したのは、絵本製作中に生まれた楽曲「海辺に咲くばらのお話」と、1997年の大ヒットナンバー「強く儚い者たち」。持ち前の伸びやかな歌声で力強く歌い上げた。

 このCoccoの“復活”歌唱がネット上で大きな反響を呼び、Coccoの名前がトレンド上位に顔を出した。

 ツイッターなどには「【海辺に咲くばらのお話】を初聴きして泣きそうになった」「海辺に咲く~はめちゃくちゃ切なくていい曲」などと新曲の調べに心を打たれた人が続出した。

 さらに、「Coccoさんの独特な雰囲気堪らない」「この20年の非常に私的な記憶の数々がよみがえり、図らずも涙…」「歌声変わらず、再始動めっちゃ嬉しい」「相変わらず 歌声が美しい歌上手い」などと、昔からのファンも感激のコメントを寄せている。

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