山野楽器<ぎんざ演歌まつり>デビュ
ー20年目の瀬口侑希、ヒット中の新曲
をファンと歌唱

10月16日、東京・銀座の山野楽器本店にて、<山野楽器 元祖“ぎんざ演歌まつり2019”秋の部>が開催された。このコンサートの観覧には、一定期間(8月6日から9月20日)に山野楽器で演歌・歌謡曲商品を購入した人の中から抽選で選ばれた。出演歌手は、松尾雄史瀬口侑希石原詢子伍代夏子の4組。

ここでは、瀬口侑希のコンサートの模様を紹介する。会場ではCD・DVDの購入者に瀬口との2ショット撮影、サイン色紙、クリアファイルのプレゼントや、2千円以上の購入者に先着でサイン入りポスターのプレゼントもあるという、ファンには嬉しい内容。

オープニングは、瀬口の23枚目のシングル「雪舞い岬」。歌い終えると、「侑希ちゃん!」という男性ファンの声がかかる。瀬口が、「こんにちは。このイベントに参加させていただき、大変嬉しく思います。まずは、季節感のある曲からというふうに思い、『雪舞い岬』を選んでみました。私は今年でデビューしてから20年目を迎えました」と挨拶すると、大きな拍手が起こった。デビュー当時、銀座三越の屋上でパンツスーツを着て歌ったという話も貴重だ。この日の着物(新曲「須磨の雨」のポスターでも着用)は、桂由美のデザインという話にも感嘆の声があがる。

続いて、「私の大事な大きな曲になりました」と、2017年に日本作曲家協会音楽祭でベストカラオケ賞を受賞した「津軽の春」を披露。サビの「♪愛は命を〜」の後には“ゆうちゃん!”とコールがかかる。曲の途中からは、瀬口が客席に降り、ファンと握手をして回る場面も。「これから北の舞台の歌が心に沁みてくる季節かと思います。本日は私のアルバムの中から選ばせていただきます」と、『デビュー20周年記念アルバム ~あなたに贈る愛の歌~』の中から「望郷じょんがら」を選曲。圧巻の歌唱力で、難易度の高い名曲を歌いこなし、ひときわ大きな喝采が贈られた。

瀬口からの「嬉しいお知らせ」では、2019年5月に発売された新曲「須磨の雨」が、『月刊カラオケファン』のカラオケランキングで2ヶ月連続で1位を獲得したこと、瀬口が10月からDAMチャンネル演歌のMCに就任したことが発表された。

そこから、「須磨の雨」のカップリング「恋の舟」、24枚目のシングル「女のゆりかご」を歌い上げる。「女のゆりかご」を作曲した岡千秋について、「岡千秋先生からは、“20年頑張ってきて、これから色んなことがあっても、悔しがらずに、自分の歌はきっと皆さんの心に届くんだっていう思いを忘れずに頑張りなさい”と言われたことがすごく嬉しかったんです。そして、先生が私の声を本当に褒めてくださった」というエピソードも明かした。「須磨の雨」の歌い方のポイント紹介コーナーでは、歌詞カードを手にしっかり聴き入るファンも多く見られた。最後は「須磨の雨」をファンと一緒に歌い、一体感が生まれる中での終演となった。
2019年5月15日発売
CRCN-8247 / 1,204円+税
[ 収録楽曲 ]
1. 須磨の雨
 作詩:麻こよみ/作曲:水森英夫/編曲:石倉重信
2. 恋の舟
 作詩:菅麻貴子/作曲:水森英夫/編曲:石倉重信
3. 須磨の雨(オリジナル・カラオケ)
4. 恋の舟(オリジナル・カラオケ)
5. 須磨の雨[一般用カラオケ・半音下げ]
6. 恋の舟[一般用カラオケ・半音下げ]

<山野楽器 元祖”ぎんざ演歌まつり20
19”秋の部>

日程:10月16日(水)、24日(木)、28日(月)、29日(火)、30日(水)、31日(木)
会場:東京・山野楽器 銀座本店 7FイベントスペースJamSpot
商品購入者応募抽選による招待制イベント(※応募終了)
出演:
10月16日(水):松尾雄史 / 瀬口侑希 / 石原詢子 / 伍代夏子
10月24日(木):こおり健太 / 山川豊 / 森山愛子 / 岩佐美咲
10月28日(月):津吹みゆ&羽山みずき / 松前ひろ子 / ハン・ジナ / 北川大介
10月29日(火):うさぎ組(永井みゆき上杉香緒里山口ひろみ) / KANA / 真田ナオキ
10月30日(水):水田竜子 / 椎名佐千子 / パク・ジュニョン
10月31日(木):門松みゆき / 走裕介 / 多岐川舞子 / 若山かずさ

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