ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!

ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
時折日差しが強い日もあるけれど、すっかり肌寒くなって秋ど真ん中と言いますか、もう終盤に向かってるところですね。今回は秋にぴったり似合う楽曲をチョイスしました。しかも楽曲とじっくりと向き合うことで、何かに思いを馳せたり、深く考えてしまったり、過去のある情景がフラッシュバックしたりと、さまざまな感情を刺激してくれるような楽曲を選びました。そうなると、必然的にミドルテンポの落ち着いた曲調ばかりになるのですが、この季節は静かに楽曲の世界観へ浸ってみるのもいいのではないでしょうか。
「宝物」収録アルバム『COMINATCHA!!』/WANIMA
「いつか」収録アルバム『RAINBOW』/HY
「片想い」収録アルバム『Thanksラブレター』/The Winking Owl
「心の旅」収録アルバム『ビューティフルユース』/THE FOREVER YOUNG
「Novemver Rain」収録アルバム『USE YOUR ILLUSION 1』/GUNS N' ROSES

「宝物」(’19)/WANIMA

「宝物」収録アルバム『COMINATCHA!!』/WANIMA

「宝物」収録アルバム『COMINATCHA!!』/WANIMA

10月に出たメジャー2ndアルバム『COMINATCHA!!』がすでにヘヴィーローテーションになり、しっかり歌詞も頭に叩き込んだ人も多いのではないだろうか。個人的にはこの曲を初めて聴いた時は驚いたし、何よりも楽曲の良さに惹き付けられてしまった。アコギ、ハンドクラップ、ストリングスを効果的に取り入れ、グッと大人びた表情で迫るアプローチに前作以降の成長ぶりをひしひしと感じた。秋、あるいはこれから来る冬にもぴったりハマる曲調と言っていいだろう。特にKENTA(Vo/B)のヴォーカルはジャンルうんぬんを飛び越えた普遍性を帯びており、さらに新しいリスナーにリーチできる説得力がある。お勧めです。

「いつか」(’19)/HY

「いつか」収録アルバム『RAINBOW』/HY

「いつか」収録アルバム『RAINBOW』/HY

今年20周年プロジェクト第一弾として、6月に13thアルバム『RAINBOW』を発表。そこに仲宗根泉による作詞作曲のバラードが収録されている。常に彼女が作り出すバラードは女性ファンはもちろんのこと、男性ファンもを虜にする魅力にあふれている。飾らないシンプルな言葉でストレートな心情を吐露した楽曲は、仲宗根のソウルフルな美声を通して聴き手の深部まで届く。一度聴いたらグサッと胸に刺さり、激しく感情を揺さぶられてしまうのだ。この曲もまさにそんな一曲と言えるだろう。他にも「あなた」「NAO」「366日」などの珠玉のバラードも聴いてみてください。

「片想い」(’19)/The Winking Owl

「片想い」収録アルバム『Thanksラブレター』/The Winking Owl

「片想い」収録アルバム『Thanksラブレター』/The Winking Owl

脱退したRanmaru(B)が復帰を遂げ、再び4人体制に戻ったThe Winking Owl。今年発表された2ndアルバム『Thanksラブレター』の出来も素晴しく、そこに収録されている曲を紹介したい。曲名通り、好きな人に対する募る想いを赤裸々に綴り、誰しもが経験する甘酸っぱくも行き場のない気持ちをエモーショナルに歌い上げている。それがポップな曲調と上手く溶け合っており、感情移入せずにはいられない。どこか切なげなメロディーラインがじわじわと染み入ってくる。

「心の旅」(’19)
/THE FOREVER YOUNG

「心の旅」収録アルバム『ビューティフルユース』/THE FOREVER YOUNG

「心の旅」収録アルバム『ビューティフルユース』/THE FOREVER YOUNG

チューリップの名曲を堂々カバーしているのは日本語パンクの雄、通称“エバヤン”ことTHE FOREVER YOUNG。今、ハルカミライ、WOMCADOLEなど熱さを前面に押し出したロックバンドが頭角を現しているけれど、彼らも負けていない。今年9月に出たニューアルバム『ビューティフルユース』にはGOING STEADY、STANCE PUNKSの影響を強く受けた情熱的な楽曲もある一方、この曲のようにハートフルな歌心を活かしたアプローチもあり、バンドのキャラクターとも見事にマッチ。この季節に似合う好カバーで、オリジナルとはまた違う味わい深さを感じ取れるだろう。

「Novemver Rain」(’91)
/GUNS N' ROSES

「Novemver Rain」収録アルバム『USE YOUR ILLUSION 1』/GUNS N' ROSES

「Novemver Rain」収録アルバム『USE YOUR ILLUSION 1』/GUNS N' ROSES

11月に引っ掛けたわけではないのだが、勝手に秋っぽさを感じると同時に、曲名にも11月と入っていることもあり、この時期になると猛烈に聴きたくなる一曲。静謐なピアノで幕を開け、ストリングスも導入した壮大な曲調に仕上がっている。約9分に及ぶ大作だが、時間の経過を忘れてしまうほどの名曲中の名曲だ。特にSLASHのギターソロは圧巻で泣きに泣きまくっており、ある種この曲のハイライトと言っても過言ではない。映画を観ているような凝ったMVも観応えがあり、できれば映像とともに楽曲の良さにとことん浸ってほしい。

TEXT:荒金良介

荒金良介 プロフィール:99年からフリーの音楽ライターとして執筆開始。愛読していた漫画『ジョジョの奇妙な冒険』(登場人物に洋楽アーティスト名が使用されていたため)をきっかけに、いきなりレッド・ツェッペリンの音源を全作品揃える。それからハード・ロック/ヘヴィ・メタルにどっぷり浸かり、その後は洋邦問わずラウド、ミクスチャー、パンクなど、激しめの音楽を中心に仕事をしてます。趣味は偏ってますが(笑)、わりと何でも聴きます。

OKMusic編集部

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