【動画あり】葵わかな&木下晴香主演
! 日本初演のミュージカル『アナス
タシア』製作発表会見レポート

第70回アカデミー賞で歌曲賞、作曲賞にノミネートされた同名アニメ映画に着想を得て制作されたミュージカル『アナスタシア』がいよいよ2020年3月〜4月に、日本初演される。2019年11月12日、東京都内で製作発表会見が行われた。
帝政ロシア時代最後の皇帝となるロマノフ2世をはじめ一族が殺害されたなか、皇帝の末娘アナスタシアだけは難を逃れていき続けたという歴史上の謎「アナスタシア伝説」に基づいた物語。2016年にアメリカでのトライアウト公演を経て開幕したブロードウェイ公演は、17年3月のプレビュー公演の後、4月に開幕。以降、19年3月まで2年間にも及ぶロングラン上演となった。その後、スペイン公演、北米ツアー、ドイツ公演、オランダ公演も開幕。日本国内では、この日本初演オリジナル版公演に続き、2020年6~8月に、宝塚歌劇団・宙組による宝塚歌劇版の上演も決定している。
この日行われた製作発表では、主演のアーニャ役を演じる葵わかな、木下晴香、ディミトリ役の海宝直人、相葉裕樹、内海啓貴、グレブ役の山本耕史、堂珍嘉邦、マリア皇太后役の麻実れいが参加した。会見の模様を写真とともにお伝えする。 
【STORY】
舞台は20世紀初頭、帝政末期のロシア、サンクトペテルブルグ。ロシア帝国皇帝ニコライ2世の末娘として生まれたアナスタシアは、パリへ移り住み離れ離れになってしまった祖母マリア皇太后から貰ったオルゴールを宝物に、家族と幸せに暮らしていたが、突如ボルシェビキ(のちのソ連共産党)の攻撃を受け、一家は滅びてしまう。
 
しかし、街中ではアナスタシアの生存を噂する声がまことしやかに広がっていた。パリに住むマリア皇太后は、アナスタシアを探すため多額の賞金を懸ける。それを聞いた2人の詐欺師ディミトリとヴラドは、アナスタシアによく似た少女アーニャを利用し、賞金を騙しとろうと企て、アーニャと三人でマリア皇太后の住むパリへと旅立つ。
記憶喪失だったアーニャは次第に昔の記憶を取り戻していく...同じ頃、ロシア政府はボリシェビキの将官グレブにアナスタシアの暗殺命令を下す。マリア皇太后に使えるリリーの協力を得て、ついにアーニャはマリア皇太后と会う機会をエルガ、グレブがアーニャを見つけ出し...。

まず、キャストそれぞれの挨拶を紹介する。
【アーニャ役・葵わかな】(Wキャスト)
葵わかな(中央)
出演が決まった時の気持ちは、『アナスタシア』という演目が日本初演ということで、日本で初めて上演されるお話に携われることは本当に光栄なことだと思いました。アーニャというキャラクターがすごく自分自身共感できるところがある強い女性で、現代には働く女の人も多いですし、この強い女性像という部分にみなさん共感してくださるのではないかなと思います。すごく自分も演じるのを楽しみにしています。来年にはなりますが、精一杯務めますので、劇場に観にきてください。よろしくお願いします。
【アーニャ役・木下晴香】(Wキャスト)
木下晴香(中央)
私も日本初演のこの舞台にアーニャ役として携わることができることを本当に光栄に思っていますし、すごく嬉しいです。オーディションの時からクリエイティブチームのみなさん、そして日本のスタッフのみなさんの熱い思いをとても感じているので、これから一緒にこの物語を作っていくことが楽しみです。先輩方に支えていただきながらになるとは思うのですが、しっかりとアーニャを務められるように頑張っていきたいと思います。
【ディミトリ役・海宝直人】(トリプルキャスト)
海宝直人
オーディションの時に、海外のクリエイティブチームの方々がいらっしゃって、1回歌ってお疲れ様でしたというような形ではなく、実際にワークショップのような、「もう少しこうしてみて」だとか「このシーンはこういう背景があるんだ」といったようなお話をしていただきながら役を作っていくオーディションでした。
この方々と一緒に仕事ができたら、俳優としてもまた全進できるのではないかなと思っておりました。なので、お話をいただいた時はとても嬉しく、楽しみだなという気持ちでいっぱいでした。とても美しい、ロマンチックなメロディと、とても華やかなドレスや映像……。僕はドイツ公演を観たのですが、エキサイティングで、これをこのまま日本で演じることができるんだなと思って、とてもワクワクしています。頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
【ディミトリ役・相葉裕樹】(トリプルキャスト)
相葉裕樹(中央)
日本初演『アナスタシア』にディミトリ役で出演できることは本当に光栄に思いますし、オーディションの際は、先ほど海宝くんが言っていましたが、本当にクリエイティブスタッフの皆さんが情熱的で、すごく役に対しての背景とかもどんどん深めさせていただけるオーディションでした。その情熱に僕らが負けないように、さらに熱いものを届けていきたいなと思います。これから役に真摯に向き合っていきますので、ぜひ劇場に遊びに来てください。よろしくお願いします。
【ディミトリ役・内海啓貴】(トリプルキャスト)
内海啓貴(中央)
今回、僕はブロードウェイミュージカル、そしてグランドミュージカルというのに出演するのが初めてなので決まった時は本当に嬉しかったです。これから日本での『アナスタシア』もすごかったなと言ってもらえるように僕らも頑張りますので、皆様よろしくお願いします。
【グレブ役・山本耕史】(トリプルキャスト)
山本耕史
この作品がブロードウェイですごく注目されていたというのは噂で知っていたのですが、日本でやるということで、今日これだけ多くのみなさんを前にして、眩しいシャッターを向けていただいて(笑)、本当に日本でも注目されているんだなということを改めて感じています。今日僕は用意していただいた服を着ているのですが、上からボタンをつけていって、最後の1個が掛け違えていた時、このボタンの量ですから、かなりショックでした(会場笑い)。本番は掛け違いのないように頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします。
【グレブ役・堂珍嘉邦】(トリプルキャスト)
堂珍嘉邦
オーディションの機会に恵まれまして、日本で初めて上演される『アナスタシア』に参加できるというので、非常に光栄に思っております。グレブと同じように、自分が信じているものをまっすぐ僕自身も進んでいきたいなと思っておりますので、ぜひよろしくお願いします。ありがとうございます。
※山本、堂珍とともにトリプルキャストでグレブ役を演じる遠山裕介は都合により欠席
【マリア皇太后・麻実れい】
麻実れい
ロマノフ王朝最後の皇太后をさせていただきます。私は宝塚を卒業後、『CHICAGO』というミュージカルで私の舞台人生が改めて始まりました。そのあとはプレイの世界に入ってしまい、最終が『蜘蛛女のキス』というミュージカルでした。そこから22年ぶりに今回のミュージカルとの出会いがございました。壮大な歴史劇というか、そしてロマンあふれるこのミュージカルに参加させていただけることがとても嬉しく、このカンパニーの皆さんとご一緒できることが大変に幸せです。よろしくお願いします。
この日は、アーニャ役の葵と木下が「Journey to the Past」、ディミトリ役の海宝直人、相葉裕樹、内海啓貴が「My Petersburg」をそれぞれ歌唱披露。本番の舞台では見られない特別なステージとなった。
【動画】ミュージカル『アナスタシア』製作発表より歌唱披露 2019.11.12

歌唱を披露する葵わかな(右)と木下晴香
歌唱を披露する内海啓貴、海宝直人、相葉裕樹(左から)
続いて質疑応答が行われた。
木下晴香と葵わかな(左から)
ーー今回の作品はWキャスト、トリプルキャストがまた見どころかなと思うのですが、それぞれのお役の相方の印象や、楽しみにされていることがあれば教えてください。
葵:私は晴香ちゃんとは、前回私がミュージカルデビューさせていただいた『ロミオ&ジュリエット』で、トリプルのジュリエット役を演じていました。ちょうど1年前の同じ時期なんです。また自分が次のステップに行こうという時に、デビューの時に切磋琢磨しあっていた晴香ちゃんがいるなんて。さっきも歌唱披露ですごく緊張していたんですけど、晴香ちゃんの顔を見たら、「やってやろう」という気持ちに、いい風にプラスの気持ちになれました。
親友でもあり、同志でもあり、ライバルでもある本当にいい関係でいられるので、これからアーニャ役として責任も増えていくと思うのですが、お互い、いいところ・悪いところを見つけあいながら頑張っていけたらなと思います。
海宝直人、相葉裕樹、内海啓貴(左から)
木下:今、わかなちゃんが言ってくれた通りなのですが、本当に切磋琢磨できるってこういうことなんだなって常に感じます。プライベートでもよく会うんですけど、本当に気も合うし、なんでも話せる。だからこそ、いろいろ欠けているところは補って、日々頑張ろうと思うので、今回Wキャストがわかなちゃんだと知った時は、すごく安心したというか、ホッとしました。(葵は)経験もあって、すごく作品全体のことを考えられる人だなと思っています。私は初めて主演を務めさせていただくので、そういう意味でもすごく心強いなと思っています。
海宝:ご本人を前にすると恥ずかしいんですけれども、相葉さんとは以前ご一緒させていただいたことがありまして、結構長い時間を一緒に過ごし、この前は相棒という感じの役柄だったので、今回、一緒の役ができるというのは嬉しかったですね。猫好きという点でも共通点がありますし……嬉しいです。
内海さんは今回初めてご一緒させていただくんですが、コンサートを拝見させていただいたことがありまして、その時に若さあふれるエネルギーと、胸にくる歌声がとても素敵だなと。ご一緒できるのがとても楽しみだなと思いました。楽屋でもご挨拶させていただいたのですが、とても爽やかで、にこやかに挨拶をしてくれて、とても楽しみだなとも。3人で切磋琢磨して、ディミトリという役を作り上げていきたいなと思います。
山本耕史と堂珍嘉邦(右から)
相葉:海宝さんは以前は相方的な役ではあったんですけど、今回、同じ役をやるということですので、一緒の舞台に上がらないという寂しさはあります。今日の製作発表で最初で最後となる、3人で歌わせていただくバージョンでものすごく緊張していたんですけれど、海宝さんがいるだけで安心感があるというか、任せちゃっていいや的な感じで(笑)。年下ではあるんですけど、ものすごく頼りになる方だなと思います。
そして内海くんは昨日初めてお会いして、今日の製作発表の練習をしたんですけど、本当に人懐っこい笑顔が可愛らしくて、ついついこちらまで笑顔になってしまいます。同じ役ですので、これから色々とお話していけたらいいなと思いますし、それこそご飯とかいけたらいいなと思います。
内海:僕は猫アレルギーなので猫は苦手なんですけれども(笑)、海宝さんのアルバムを僕は稽古に行く前にずっと聞いて、気持ちをあげたり、海宝さん主演のミュージカルを見たり……。僕が心からミュージカルが楽しいなと思うようになったのは、ここ2、3年なんですね。まだミュージカルは本当にまだ知らないことだらけなんですけど、海宝さんの歌に心を打たれて、ミュージカルが大好きになったので、今回ご一緒できて本当に嬉しいです。
相葉さんは昨日お会いして、僕が今出演しているミュージカルの本当に大先輩なので、動画をたくさん見させていただきました。大好きな先輩と共演できて、嬉しく思っています。
麻実れい、山本耕史、海宝直人(後列左から)、木下晴香、葵わかな(前列左から)
山本:(堂珍とは)10年以上前になると思うんですけど、テレビのバラエティ番組で共演させていただいて、それ以来です。世代も近くて、とても心強い存在なのですが、相葉さんが先ほど仰ったように、同じ舞台に立つことが僕らはないので、稽古は一緒なんですけど、本番になったら、すれ違う程度はあると思うんですけど……もう一人の遠山裕介くんがやっているときに、ご飯でもいけるかなと思います(笑)。
そういった意味では麻実さんだけがここにいる全員と共演すると思うんですよね。今は一緒にいるけれども、同じ役だと同じ舞台に立つことはないので、稽古で堂珍さんが格好いいなと思うところは僕もガンガン盗んでいきたいと思いますし、自分からそういうものを感じていただけたら、どんどん盗んでいってほしいという、同志のような気持ちです。本当に頼りにしています。
堂珍:僕からしたら(山本は)ずっとテレビに出られていて、大先輩という感じ。僕も40歳を超えまして、耕史さんと呼ばせていただいていますが、本当に気さくに接していただいて、僕の方こそ心強いなと思っておりますし、一緒に舞台に立てることはないんですけれども、日本のグレブが面白いねという風にお互いなっていけたらいいなと思います。本当に光栄だなと感じています。
歌唱を披露する木下晴香
ーーこのメンバー全員を見守る立場として、麻実さんはいかがですか。
麻実:こんな素敵な方々と初めてお目にかかったんですけど、芝居の青年とはまた空気感が違って(笑)、なんて素敵な方達がいらっしゃるんだろうと感じました。部外者に近いような私なんですけれども、わかなさんと晴香さんのいいお祖母様になれたらなと願っております。
ーー『アナスタシア』という作品は小さいお子様も楽しめるのでしょうか?
葵:私はスペイン公演を実際に観に行ったんですけれど、スペイン語は全然わからなくて。でも、言葉はわからないんですけど、舞台装置やメロディ、衣装など視覚的に楽しめる要素がたくさんあるので、小さなお子様で内容がわからなかったとしても、絵本を見ているような煌びやかさとか楽しさは感じていただけると思います。
木下:他の舞台では未就学児の方は観ていただけないことも多いと思うんですけど、この作品は4歳以上なら観られるようになっていますので……。
葵:そう、スペインの劇場でも小さい子がたくさんいて、すごく楽しそうにしていたので、ぜひ日本の劇場にも小さい子がたくさん来てくれればいいなと思います。
歌唱を披露する葵わかな
ーー改めて意気込みと、役の魅力を教えてください。
葵:この作品は日本初演のミュージカルですが、女性が主人公のお話はあまりないと思います。アーニャは苦境に立たされるけど、夢と希望を捨てずに、旅に出ていく。力強いお話なので、観た方の背中を押せるような作品になると思います。とても壮大なミュージカルで、難しい曲もあり、私自身、現段階ではまだまだ力も足りない部分を感じているので、日本初演の、素敵なアナスタシアを見せられるように努力していきたいです。
木下:初めてアナスタシアの楽曲を聴いたときに、感動して、曲の壮大さやエネルギーを感じたのを覚えています。新しいエンターテインメント的な曲もあるし、いろいろな魅力が含まれていると思います。私自身ワクワクしていますし、素敵な世界観を持つ作品だと思っています。この役を演じるにあたって、今日の歌唱披露で歌うために楽曲に向き合う中で、いろいろな課題が見えてきて。これからアーニャとして精一杯自信を持って歌えるようにしたいと思います。
ーー(フォトセッション時の)衣装は本番時の衣装だそうですが、お召しになられてどうですか?
葵:作品のスケール感を示していますよね。色味やきらびやかさは日本にないもの。この豪華絢爛さを見て楽しめると思うので、それもぜひ見て欲しいなと思います。
木下:着るのを楽しみにしていました。素敵だなと思っています。全員の衣装がこだわりがあって、きらびやかで素敵なので、着こなせるようになれたらいいな、楽しみにしていただきたいなと思います。
海外のクリエイター陣からもコメントが寄せられた
なお、海外のクリエイター陣3人からも映像メッセージが寄せられた。
■脚本/テレンス・マクナリー
日本のみなさん、こんにちは。本日、みなさんと一緒に会見に参加することが出来ず非常に残念です。私は『アナスタシア』の脚本家、テレンス・マクナリーです。アナスタシアが日本で上演されること、心から嬉しく思います。私が少年時代に初めてアナスタシアについて本で読んだ時から、彼女の人生、ロマンス、そして彼女の旅路に心奪われました。
アナスタシアは昔、ロマノフ一家の伝説の生き残りと言われてきました。彼女のストーリーをミュージカル化するまで、長く試行錯誤しましたが、ついに完成し、世界中で楽しまれる作品となりました。きっと日本のみなさんにも愛されるでしょう。
本日の会見会場にはキャストのみなさんもいらっしゃると伺いました。それぞれの役は多くのことを行い、多くのことを感じ、旅をして、素晴らしい衣装も着ますし、きっと演じることを楽しんでいただけると思います。この作品は日本でも素晴らしいものとなり、成功すると確信しています。
そしていつの日か、バラの花束を持った私が劇場の楽屋口に現れて、みなさんを驚かすかもしれませんよ!
木下晴香、葵わかな(前列左から)、麻実れい、堂珍嘉邦、山本耕史、海宝直人、相葉裕樹、内海啓貴(後列左から)
■音楽/ステファン・フラハティ 
こんにちは、『アナスタシア』の作曲家、ステファン・フラハティです。そして今日、この心躍るプロダクションの製作発表が行われることを嬉しく思います。『アナスタシア』が世界中で上演されることを光栄に思いますし、日本でお届けできることは最上の喜びです。私と作詞家のリン・アレンスはアニメ映画版の音楽も手がけました。今回のミュージカル化にあたり、それぞれのキャラクターをさらに深掘りしたことで作品自体を一つ上のレベルに持ってくることが出来たと感じています。
『アナスタシア』の作曲に携われたことは素晴らしい経験でした。帝政ロシアの美しい合唱音楽や伝統的な音楽に触れることが出来ました。2幕でアーニャがパリに到着すると、ジャズエイジのパリ音楽に変わっていきます。なので、1幕帝政ロシアの重厚感のある音楽と、2幕のモダン音楽、2つの世界観を楽しめます。ヒロインが過去を探す旅に出て、成長していくにつれて音楽も変わっていきます。
そしてグレブという新しいキャラクターを登場させることで、アーニャとディミトリの3人の新たな物語を創ることが出来ました。今日は日本公演のアーニャ、ディミトリ、グレブ、そしてマリア皇太后が会場にいると聞きましたので、ニューヨークからみなさんに大きな声で挨拶を届けたいです! この豪華な作品をぜひ楽しんでください! 成功を祈っています!
■作詞/リン・アレンス
『アナスタシア』の作詞家リン・アレンスです。この美しいショーが日本で上演されることを嬉しく思います。1997年に私とステファン・フラハティはアニメ映画『アナスタシア』のために曲を作りました。いくつかの曲はとても有名になり、それらに加えてミュージカル化にあたり新たに15曲を書き下ろしました。本作品の音楽は愉快で、面白く、壮大でありつつとてもロマンチックです。
セットと衣装についてもお話ししましょう。『アナスタシア』のようなセットや映像演出は今まで見たことがなく、非常に革新的です。今まで携わったショーの中で最も美しいといっても過言ではないでしょう。リンダ・チョーによる衣装は豪華で重厚感があり、きめ細やく帝政ロシアや1920年代パリの時代感を表現しています。
本作品はこの上なく素晴らしく、きっと日本のみなさんにも愛されるでしょう。そして、才能溢れるキャストのみなさんを集めてくださった主催のみなさんにも感謝いたします。キャストの皆さんのオーディションは全て拝見しましたし、間違いなくみなさんは真のスターです。
『アナスタシア』は日本でも素晴らしいショーになると確信していますし、みなさんの成功を心から祈っています。『アナスタシア』を日本に迎えてくださりありがとうございます!
取材・文・撮影=五月女菜穂

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