漫画家・押切蓮介の初監督作「ざしき
わらしのタタミちゃん」に井澤詩織、
新井里美、杉田智和

(c)「ざしきわらしのタタミちゃん」製作委員会 「ハイスコアガール」で知られる漫画家の押切蓮介氏が原作、脚本、キャラクター原案を一手に担い、初監督も務めるミニアニメ「ざしきわらしのタタミちゃん」に、井澤詩織、新井里美、杉田智和の出演することが決定した。
 同作は、東京に憧れて岩手・遠野から上京してきた妖怪ざしきわらしのタタミちゃんが、さまざまな人々や幽霊、妖怪たちとの出会いを通じて成長していく様子を、ときにハートフルに、ときに風刺を効かせて描く。アニメーション制作は「同居人はひざ、時々、頭のうえ。」のZERO-Gが行う。クラウドファンディングサービスMakuakeでは12月25日まで、目標額500万円を掲げて制作資金の調達を行っており、11月14日現在、約85万円が集まっている。
 井澤は、かわいらしい見た目ながら毒舌な主人公のタタミちゃん役を担当。新井はタタミちゃんが借りたボロアパートの大家、杉田は同じアパートの住人のくすぐり坊主を演じる。
 井澤は「まじめにアフレコしてるんですけど、どーーーしても耐えきれなくて笑ってしまったシーンがいくつかあります。さて、どこでしょう(笑)? 共演のみなさまがどの角度からボールを投げてくるのかワクワクしながら、とても楽しんで演じることができました」と作品のおもしろさをアピール。新井も「アフレコ中、あんなにウケてる詩織ちゃん、初めて見ましたよ。杉田くんのあの芝居は、反則です。まぁ、ひどい……あの坊さん役、ひどい。想像を超えるひどさで……かくいう私も笑いがこられきれず、本番中に悶えてしまいました。あぁ、早くみなさんにも悶えていただきたい……!!」と楽しかった収録を振り返る。渦中の杉田は「誰がジジイだ! 幽霊は苦手ですが、人の怖さが際立つ作品でした」とコメント。また、押切氏も「キャストさんたちからも笑顔を獲得できたので、なかなか好感触と見て、早くみなさんのもとに提供したい意欲であふれかえっております」と収録の手応えを明かしている。

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