【対談】Psycho le Cému × MUCC、
「ふたりが出る台本を書いていいの?

結成20周年を迎えたPsycho le Cémuが『20th ANNIVERSARY PROJECT「TWENTY STORY」』と題した“全20章”におよぶアニバーサリー企画を展開中だ。音源リリースやライブなど、スケジュールはあまりにも過密で精力的。20周年への感謝と賭ける意気込みが伝わってくるようでもある。<Live Battle「ライバルズ」>と題した対バン企画は、そのうちの第6章〜第8章を成すものであり、8月から11月に掛けて全7公演の規模で開催中だ。
主催ツーマンの開催は自身初。これまでコンセプチュアルなワンマンを主戦場としていたPsycho le Cémuだが、同シリーズでは絆や因縁の深いアーティストとバトルを繰り広げる。先ごろ公開したLM.Cとの第一弾対談では20年来のつながりや秘話が赤裸々に語られ、対バンシリーズ中で最も世代の若いアルルカンとの第二弾対談ではそれぞれの悩みを暴露。第三弾となったメリーは同世代ならではの赤裸々なトークを展開、第四弾のcali≠gariでは爆笑必至の毒舌トークが繰り広げ、第五弾のメトロノームではイビツな関係性が浮き彫りとなった。

そして第六弾に迎える対バン相手が20年来の付き合いとなるMUCCだ。デビューも年齢もほぼ同じ。昨年、Waiveを加えた同期3バンドによるイベント<MUD FRIENDS 2000〜2018>で、その親密さはもとより、ライバルであり泥友(MUD FRIENDS)として互いに高め合っている存在であることが明らかとなった。そして行われた今回の対談は、2バンドの立ち位置やシーンの現状が語られたことをはじめ、YUKKEの「AYAくんに憧れてた」発言や、Psycho le Cémuの芝居にMUCCが出演する宣言など、信頼に厚い両者ならではのもの。11月27日(水)、EX THEATER ROPPONGI公演を前に行なったPsycho le CémuのDAISHIとseek、MUCCの逹瑯とYUKKEによるトークセッションをお届けしたい。

なお、Psycho le Cému (DAISHI+seek) × MUCC (逹瑯+YUKKE) の直筆サイン入り「ライバルズ」Tシャツを1名様にプレゼントするキャンペーンを実施中だ。詳しくは
をご覧いただきたい。

   ◆   ◆   ◆

■MUCCのなかで俺だけはあったんですよ
■Psycho le Cémuに悔しいといった感情が

──対バンシリーズ<ライバルズ>もいよいよ後半に突入し、11月27日のEX THEATER ROPPONGI公演にはMUCCを迎えると。それでこの対談というわけです。

YUKKE:俺、Psycho le CémuのBARKS対談企画をよく読んでます。おもしろいっす!

逹瑯:俺はついこの前、このふたり(DAISHI&seek)としゃべったばっかだしな(笑)。だから今日は、YUKKEさんがいっぱい。

YUKKE:対談では、けっこういろんな話しますよね? 初回のLM.Cとの対談はおもしろかったし、青さん(cali≠gari)との対談もおもしろかった。

DAISHI:青さんは名古屋バンドをすげーディスってた(笑)。

逹瑯:青さんなら許されるよね。

seek:確かに(笑)。
▲Psycho le Cému

──その話しぶりからすると、相当、仲がいいですよね?

seek:距離の近さも、時代も含めて。

DAISHI:MUCCさん側がどう思っているか知らないけど、Psycho le Cému側から見て、数少ない仲のいいバンドですね(笑)。

逹瑯:お互い長いもんね。

DAISHI:オムニバスアルバム『SHOCK WAVE』に収録されることが、若い頃の夢やったんです。で、最近、ツアーの移動中の車内でそれをseekと一緒に辿ってたんですよ。この時期には誰がいて、どのバンドが参加していた、とか。

seek:年に1回リリースされていたオムニバスでしたね。

DAISHI:そうそう。それで僕らもイベント<SHOCK WAVE>に出させていただいたんですよ。“今も残っているバンドは誰がおる?”と思ってみたら、僕らとMUCCだけ(笑)。「けっこう悲しいなー」っていう話もして。

逹瑯:その時代からやっていたから、小中一貫の同じクラスか隣のクラスって感じだもんね。同じクラスの同じグループかって言われたら、違うけど。グループは違うけど、昔からよく顔を合わせていたよなって感じ。

seek:MUCCは茨城から4人で、僕らは僕らで姫路から5人で出てきたから、イベントで他のバンドと一緒になる機会があっても、それぞれ自分らだけでワチャワチャしてたんですよ。だから他のバンドさんからしたら、ちょっと感じが悪いバンドっていうか(笑)。でも歳も一緒やし、バンドが出会った時代のシーンも一緒やったんで、同期と呼べるバンドはMUCCぐらいしかおれへんのかなって。
▲DAISHI [Vo / Psycho le Cému]

逹瑯:でも、活動20年ぐらいになってくると、Plastic Treeの竜太朗さんが「ほぼ同期だもんね」って言ってくるわけさ(笑)。違うからね(笑)。「ちょっとでも若く見せようとするのはやめてもらえませんか。こっちに寄っても、もう若くありませんからね」って言ったけど(笑)。

YUKKE:だってPlastic TreeのCDを通販で買ってた世代だからね、俺らは。

逹瑯:そうそう。竜太朗さんは大先輩だから(笑)。

YUKKE:でもね、ベーシストだけで集まる飲み会のときとか、ちょっと後輩も呼ぶんですよ。それに“同期会”って名前を付けると、後輩からすごい抵抗されるよ(笑)。それと一緒だと思う。

──15年以上前からの知り合いってことは、“当時はこう思っていました”という話はしづらいですか?

DAISHI:いや、そんなこともないですよ。

seek:1999年とか2000年に出会ったけど、僕らが主催して何かをやったりとか、当時はほぼなかったんですよ。

YUKKE:そういう機会ってなかったよね。

逹瑯:メジャーデビューして売れるのが早かったもん、Psycho le Cémuは。

seek:文句ですか(笑)? でも、俺らだけ売れたいみたいな欲求が強かったので、その当時は。同じシーンのなかにはいたけど、そのなかでも頭ひとつ抜けることしか僕らは考えてなかったんです。そういう意味で、“バンドマンの友達は必要なのか?”という思いも俺らのなかでよくあって。ライバルであったり、敵ではあるけど、友達は必要ないでしょって感覚が、当時は強かったんですよ。ところがMUCCだけは唯一、イベントが終わってから「ご飯でも食って帰りますか?」って、青梅街道沿いの安楽亭に一緒に行ったことあって(笑)。

逹瑯:あの安楽亭、もうないよな?

YUKKE:マネージャーがそこにいるわけでもなく、メンバーとローディぐらいで安楽亭でね。
▲seek [B / Psycho le Cému]

DAISHI:当時からMUCCはすごい人気でしたけど、妙に“悔しいな”とか変に意識する感じは、俺はなかったけどね。だって違いすぎたから、バンドのカラーが。

YUKKE:当時は真逆のことをやっていたと思うし。お互い、離れよう離れようみたいなところもあったと思う。でも多分、MUCCのなかで俺だけはあったんですよ。Psycho le Cémuに対して“悔しい”とか、そういった感情が。俺、自分にもうひとつバンド人生があるとしたら、Psycho le Cémuみたいなことやりたいって。

DAISHI:エーッ(笑)!

YUKKE:昔からそう。

逹瑯:AYAくんだろ?

YUKKE:そう、AYAくんにだいぶ憧れてた期間が長いよ。

DAISHI:憧れるならseekちゃうんかい! 同じベーシストってことで(笑)。

YUKKE:いや、AYAくんなんですよ(笑)。女形に憧れた。ライヴで踊りたいし。友達だから行くってのもあるけど、普通に観たくてPsycho le Cémuのライヴに行くんですよ。
■MUCCが武道館を発表したときが
■まあ、一番ムカついて

DAISHI:僕がまたバンド活動をするようになって、MUCCさんを観たら、“これがずっと続けているバンドの力なんだな”って驚かされました。存在も大きくなっていたし、スキルも楽曲の幅広さも、別格と呼べるぐらいにカッコよくなっていて。

seek:そういうことで言うなら、僕は、Psycho le Cémuが活動休止していた時期、よくMUCCのライヴを観に行っていて。そのときに嫉妬というか、MUCCに対してのいろんな思いがすごく強くなってましたね。昔から仲がいいからエピソードもいっぱいあって。例えば、俺らが“夢は幻じゃなくて”という歌詞のシングル「REMEMBRANCE」をリリースしたとき、MUCCは「葬ラ謳」で“夢を語る奴は死んでくれ”ってキャッチコピーを付けるとか(笑)。それが同じ雑誌に載っているみたいなね。あと、俺らがデビューしてテレビに出て、それをYUKKEくんは「悔しいと思っていました」と言ってくれたけど。ただ、MUCCが次にシングルを出したら、オリコンランキングで俺らがひっくり返された時期があったとか。そういうのがずっと続いていたんで。僕らが活動を休止したタイミングで、MUCCが武道館ライヴを発表したときが、まあ、一番ムカついて。

逹瑯:あはははは(笑)!
▲MUCC

seek:もう耐えられないぐらいの精神状態にもなっちゃって。だから、MUCCの1回目の武道館ライヴだけは俺、唯一観に行かなかった。

DAISHI:ああ、そうなんや。

seek:2回目以降はやっと観に行ける精神状態になれたんですけどね。MUCCのバンドとしての成長は、その都度、ナマで観てきたし。背筋が正される思いがするなってのは、ライヴを観ていていつも思いますね。

逹瑯:ずっと続けていると、バンドが終わったり復活したりとか、違うバンドにいた人同士が一緒に組んだりとか、いろんな場面も見てるでしょ。一度、枠が外れて自由になって、いろんなことをやって、また集まってというのが、たまにうらやましくも見えるんですよ。ただ、もう一度再結成して、上がるバンドは現実的には少ない。ここ最近だと、Psycho le Cému、メトロノーム、Waiveの3バンドかな、俺らの世代で上がったバンドは。

seek:特に俺らの場合、1999年にバンドが始まったときのように、DAISHIがメンバーを口説いていって。「もう一度、5人でやりましょう」って決められたから。自分たちのなかでもバンドっていうものをしっかり作り上げる過程になったかなと思いますね。
▲逹瑯 [Vo / MUCC]

──ともかく仲はいいけど、実際は切磋琢磨してきた間柄ってことですね。

seek:そうやし、よう見てくれてるなって思います。活動休止中、僕は新たにふたつのバンドを始めたので、そのタイミングでMUCCのメンバーと会えば、「どうなん?」って話になったり。僕はいつもギラギラしているほうなので、「新しいバンドを作ったらMUCCと対バンして、根こそぎ客を取って帰りたい」って話もするんですよ。

DAISHI:そのギラギラ話を、最近、seekは若いバンドマンにもよくしているんやけど。最近自分がギラギラしてへんから、“とりあえず口に出しとこうか”って、実は思ってるんちゃうかな(笑)。

逹瑯:というより“ギラギラする”っていうワードが、もう、おじさんだよね(笑)。歳を感じる(笑)。「あいつ、ギラギラしてるよ」とか、もう死語だよ(笑)。

DAISHI:木村一八の主演映画にあったよな(笑)。

YUKKE:『いつかギラギラする日』だ。

DAISHI:おじさんとおじさんが合体した、今(笑)。
▲YUKKE [B / MUCC]

──その言い方(笑)。でも、対バンシリーズ<ライバルズ>に呼ぶのも当然という感じですね。

seek:むしろMUCCがいなかったら、<ライバルズ>は企画してなかった。最初からMUCCに出ていただくつもりで、この対バンシリーズを企画しましたから。

逹瑯:うちらも結成20周年のときにいろいろな企画をやったけど、商業的なものとは別の縁とかつながりが見える対バンは、すごくいいなと思う。“このツーマンはおもしろそう”とか“会場の空気も良さそう”とか、意味合いが見えてくるイベントは好きだから。今回もすごく楽しみ。

DAISHI:MUCCはそこ大事にしてるよね。商業的じゃないバンドとの関わり方とか、すごく大事に活動していると思う。

逹瑯:そこは長くやってきて勉強したところっていうか。ロック畑の人は横のつながりを大事にしていて、すごく素敵だなと思う。ちゃんとバンド同士で付き合っていかないと、そういう関係は生まれないから。そういうバンドがひとつでも多くあって、お互いのバンドが残っているっていいことだと思うな。
■絶対に超えられない壁があるなと思う
■だったら、こっちから出ていかないと

──MUCCはジャンルやスタイルなど関係なく、いろんなフェスにも乗り込んで行きますよね。

逹瑯:うん。やってみねぇとわかんないことって、いっぱいあるじゃないですか。食ってみないとわかんないってのと同じように。それでやってみてわかったこともあるんですよ。フェスとか、いろんなジャンルと対バンすることに、数字的に意味があるのか?と。自分たちのほうに来てくれるお客さんということでは、すごく明確にプラスの数字は出てないと思っているんですよね。一番高いハードルが、俺はチケット代だと思っているんで。

──価格差ですか?

逹瑯:そう。ロックバンド界隈と、ヴィジュアル系を比べると、チケット代が全然違う。1.5倍、下手したら2倍ぐらいヴィジュアル系は高い。でもフェスっていう文化は、1万円で1日中楽しめるでしょ。好きなバンドのステージを40分とか1時間ぐらい観れちゃう。それが朝から晩まで。これで1万円は安いでしょ。ワンマンとかも3〜4千円。そういうロックバンドを楽しんでいる人たちが、7千円のチケット代を払ってヴィジュアル系のライヴに来るかと言われたら、来ないですよ。絶対に超えられない壁があるなと思うんです。だったら、こっちから出ていかないとね。うちらがやってきたことが通用するのかしないのかって物差しにはなるじゃないですか。
▲逹瑯 [Vo / MUCC]

──なるほど。

逹瑯:最初は物差しでやってたけど、今となっては、その場が楽しいから出る。うちらが楽しみたいからフェスに出るし、お客さんも楽しんで観てくれるし。もう、それだけでいいんじゃないかなって気がしますよ。お客さんをこっちに持って帰ってこようじゃなくてね。実際に来てくれたら、それはラッキーで、とても素敵なこと。だけど、全部持って帰るぞって息巻いてもしょうがない。背伸びせずに、自分たちのやっていることを楽しんで、お客さんにも楽しみを届けて。そういうスタンスにもなってきたんで、今はすごくフラットにやれているかなって気がする。

seek:それを俺はずっと傍から見てたので。MUCCが時間を掛けて作っていったなと思うし、そういう土壌をMUCCが作ったからこそ、最近ではlynch.とかもフェスに出て、ロックバンドのシーンのなかにMUCCやlynch.とかの層も根付いていってるように見えてる。やってみて方向転換を考えた瞬間もあったのかもしれないけど、ずっとやり続けてきたから、今はそういうシーンのなかでMUCCは横のつながりもできてきていると思う。すべて時間の掛かることだし、それをやってきたMUCCはすごいなと思う。

YUKKE:続けてたら、そういうフェスに来ているお客さんにも、徐々に認知されてきたのかなって実感も出てきて。「蘭鋳」のことを、「MUCCって、しゃがんでからジャンプする曲あるよね」ってぐらいで知ってる人もいるだろうし(笑)。そのへんは続けてきたからだなってところかな。さっきの言い方じゃないけど、やっぱギラギラしてる気持ちもちょっとはありますよ。だけど、その場をすごく楽しんで、一年に1回会うフェスのお客さんとライヴを楽しんでいる感じがある。

seek:ああ、そっか。だけど、20年前のMUCCから考えたら、やっぱすごいことですよ。移動のフェリーのなかでキャッキャッと遊んでいた、あのMUCCが。

YUKKE:フェリーのなかでは、もう走らないよ(笑)。

seek:走らないんですか?

逹瑯:いや、ヘタしたら走るかもしれない、今も(笑)。ツアー中、ホテルから出たとき、50メートル先をYUKKEが歩いてるのを見たら、やっぱ走るもん(笑)。音を立てずに走って、近づいてワーッて驚かしたくなるもん(笑)。

seek:うちもメンバーでよく飯を食いに行くとかあって、仲いいと言われるけど、MUCCもそのへんは異常やなと思うね。
▲DAISHI [Vo / Psycho le Cému]

DAISHI:うちらは仕事ないのに待ち合わせするときあるもんね。

逹瑯:仕事もないのに待ち合わせして、どこ行くんすか(笑)?

seek:誕生日会(笑)。

DAISHI:メンバーだけでバーベキューもするし、カラオケ大会もするし。

逹瑯:カラオケって(笑)。

DAISHI:個室を借り切って、ご飯や料理も並べてあって。

逹瑯:なにそれ(笑)。

DAISHI:なぜか年に1回、そんなのをしようって。

逹瑯:いや、絶対に行きたくないし(笑)。

DAISHI:メンバーじゃないから、逹瑯は来れへんし(笑)。絶対に呼ばへんし(笑)。

逹瑯:いや〜、すごいな、その集まり。EX THEATHRE ROPPONGIの後の打ち上げは、カラオケ大会に決まったな(笑)。

DAISHI:やっぱり活動休止というやつがなかったら、多分、できない空気なんやろうな。

seek:僕らはいろいろあってからの復活だから、つながりの深さがあるんやろうなって。
■考えている当日のアイディアもいっぱいある
■どういうご協力をいただけるでしょうか?と

──それに近いつながりを持つであろうツーマンが、MUCCとの<ライバルズ>ですね。

YUKKE:この<ライバルズ>はいい企画だよね。

seek:いいタイトルやなと自分らでも思います。ちょっともう泣きそうでしょ?

YUKKE:なんで泣くの(笑)?

seek:いや、YUKKEくんは当日に向けて、すでに高めていってる感あるから。

YUKKE:“対バン相手を見て、納得”ってこっちも思ったからね。このシリーズの終盤で自分らが出たいなって気持ちは、出演オファーがあったときから思っていたかな。
▲YUKKE [B / MUCC]

DAISHI:すでに当日のことで、考えているアイディアもいっぱいあるんですけど、そこはMUCCさん次第ですよ。どういうご協力をいただけるでしょうかと。

逹瑯:なに、武器とか?

YUKKE:武器の話じゃないでしょ(笑)。

DAISHI:あの〜、ふたりが出る台本を書いていいのか、あかんのかと。そういうこと。

YUKKE:オオーッ (狂喜乱舞)!

逹瑯:俺も入ってんの?

DAISHI:そりゃ、そうやろ(笑)。

YUKKE:やろうやろう! やろうよ!!

逹瑯:SATOちはいい仕事するから、SATOちでどう? 俺はイヤだよ〜(笑)。

──この温度差はどういうことかな。

YUKKE:俺はやるよ。ついに昔からの念願が叶いそうです。

seek:この対バンシリーズは、バンドさんのそれぞれのスタンスもあるので、「一緒になにかやりましょう」ってお願いは、今まで基本的にしてこなかったんですよ。でも対バン相手がMUCCとなれば、お願いしたいなと。

YUKKE:やるよ!

DAISHI:すでに頭のなかにアイディアが具体的にあるから、この対談の後にちょっとお話しましょ。そんな難しいことじゃないです。

逹瑯:そこまでお願いされて断る理由もないんで、やりましょう。

DAISHI:やったー!
▲seek [B / Psycho le Cému]

seek:11月27日にしか実現できないステージが観られると思うので、ファンの方はぜひ来ていただけたらなと。

YUKKE:よし、おもしろくなってきた。

seek:YUKKEさんはPsycho le Cémuの曲をけっこう好きでいてくれて、「客席で観ているときに一緒に振り付けで踊ってくれている」と各所から聞いてるんです。なので、せっかくなら大手を振って一緒にやりたいなと思いますよ。

YUKKE:「やるなり!」(キメ顔でAYA風に言う)

逹瑯:もうYUKKEはノリノリだな、むしろ前のめりだな(笑)。

seek:この20年間の付き合いってことで、身内ノリ的なワチャワチャも多いとは思うけど、この日に初めて観た人も楽しいと思えるツーマンにしたいと思ってます。20年間を知らなきゃ楽しめないってイベントではなくて。

逹瑯:この際、イベントのタイトルを<SHOCK WAVE>にすれば(笑)?

seek:それは人のやつやから(笑)。

YUKKE:その時代からの付き合いだからね。でも今となっては、初めて観るお客さんも多いだろうし、それぞれ。思いっきり楽しんでくれればと思います。

逹瑯:それに、MUCCにとってはツアー中の<ライバルズ>出演になるんで、ライヴ感とかもいい感覚で臨めそうだなと思ってますよ。当日は何が起こるのかも含めて、お楽しみにってことです。

取材・文◎長谷川幸信
■Psycho le Cému × MUCC 直筆サイン入り「ライバルズ」Tシャツ プレゼント キャンペーン概要

【応募資格】
・日本国内にお住まいの方
・Twitterアカウントをお持ちの方
・BARKS編集部 Twitterアカウントをフォローしていただける方 (既にフォローしていただいている方も含みます)
・BARKS編集部 Twitterアカウントから投稿される応募用のツイートをキャンペーン期間内にリツイートした方
※必ずご自身のアカウントを“公開”にした状態で参加ください。アカウントが非公開の場合は参加とみなされません。
※ダイレクトメッセージを受信拒否設定している場合、参加とみなされません。

【賞品名・当選人数】
賞品:Psycho le Cému (DAISHI+seek) × MUCC (逹瑯+YUKKE) 直筆サイン入り「ライバルズ」Tシャツ プレゼント
当選人数:1名様

【応募方法】
1. BARKS編集部 Twitterアカウント「@barks_news」をフォローしてください。
2. BARKS編集部 Twitterアカウントから下記キャンペーン期間中に投稿されるキャンペーン応募用の投稿をリツイートしてください。
3.上記で応募は完了となります。
※フォローを外すと応募権利がなくなりますのでご注意下さい。

【応募期間】
2019年11月30日(土)23:59まで

【当選発表】
Twitter DMにて当選のご連絡と専用フォームのURLをお送り致します。
専用フォームで必要事項を入力ください。

【ご注意事項】
転売(不特定多数への転売、オークションなどを含む)目的でのご応募は、ご遠慮願います。

【個人情報取扱い】
お客様からいただいた個人情報は、賞品の発送及び、サービスの開発や、個人を特定しない統計資料、当該プレゼント/モニタにおける商品の発送、 及びそれにまつわるサポートのために利用いたします。
上記以外の目的で個人情報を利用する場合は、予めその目的を明示し、お客様の同意を頂いた場合のみ、個人情報 を利用いたします。
詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。

■Psycho le Cému主催2MANイベント<Live Battle ライバルズ>

▼vs LM.C
2019年8月9日(金) TSUTAYA O-WEST
open18:00 / start18:30

▼vs アルルカン
2019年8月10日(土) TSUTAYA O-WEST
open17:00 / start17:30

▼vs メリー
2019年8月11日(日) TSUTAYA O-WEST
open17:00 / start17:30

▼vs cali≠gari
2019年9月13日(金) TSUTAYA O-EAST
open17:00 / start18:00

▼vs メトロノーム
2019年9月14日(土) TSUTAYA O-EAST
open16:00 / start17:00

▼vs MUCC
2019年11月27日(水) EX THEATER ROPPONGI
open17:30 / start18:30

▼vs 氣志團
2019年11月28日(木) EX THEATER ROPPONGI
open17:30 / start18:30

▼チケット
前売り¥5,000(税込) / 当日¥6,000(税込)
※オールスタンディング
(問)DISK GARAGE 050-5533-0888


■Psycho le Cému 20TH ANNIVERSARY PROJECT「TWENTY STORY」

【第16章】姫路Beta 凱旋公演
01月16(木) “a trip to the Arcadia 聖~saint~人”
open18:00 / start18:30
01月17(金) “a trip to the Arcadia 聖~Holy War~戦”
open18:00 / start18:30
01月19(日) “a trip to the Arcadia 聖~sanctuary~域”
open17:00 / start17:30
▼チケット
前売¥6,000 / 当日¥7,000
一般発売:12月15日(全国一斉発売)

【第17章】全国ツアー2020 勇者物語~聖剣を探す嘘つき少年~
02月08(土) Veats Shibuya
open17:00 / start17:30
02月09(日) Veats Shibuya
open16:00 / start16:30
02月15(土) 柏PALOOZA
open17:00 / start17:30
02月23(日) HEAVEN’S ROCK さいたま新都心VJ-3
open17:00 / start17:30
02月29(土) 新横浜NEW SIDE BEACH!!
open17:00 / start17:30
▼チケット
前売¥6,000 / 当日¥7,000
一般発売:12月15日(全国一斉発売)

【第18章】全国ツアー2020 勇者物語~愛を唄えない青年~
03月08(日) 浜松窓枠
open17:00 / start17:30
03月14(土) 名古屋E.L.L.
open17:00 / start17:30
03月15(日) 滋賀U☆STONE
open17:00 / start17:30
03月17(火) 神戸Varit.
open18:00 / start18:30
03月19(木) 広島セカンドクラッチ
open18:00 / start18:30
03月20(祝・金) 松山サロンキティ
open17:00 / start17:30
03月22(日) 福岡Drum Be-1
open17:00 / start17:30
03月28(土) 大阪BIGCAT
open17:00 / start17:30
▼チケット
前売¥6,000 / 当日¥7,000
一般発売:12月15日(全国一斉発売)

【第19章】全国ツアー2020 勇者物語~幻想曲に選ばれた勇者~
04月04(土) 新潟GOLDEN PIGS RED STAGE
open17:00 / start17:30
04月05(日) 金沢AZ
open17:00 / start17:30
04月11(土) 札幌cube garden
open17:00 / start17:30
04月12(日) 札幌cube garden
open15:00 / start15:30
04月24(金) HEAVEN’S ROCK 宇都宮 VJ-2
open18:00 / start18:30
04月26(日) 仙台CLUB JUNKBOX
open17:00 / start17:30
▼チケット
前売¥6,000 / 当日¥7,000
一般発売:12月15日(全国一斉発売)

【最終章】理想郷旅行Z ~二十年後の僕たちへ…~
05月03(日) 姫路市文化センター大ホール
open17:00 / start17:30
▼チケット
前売¥7,000 / 当日¥8,000
一般発売:12月15日(全国一斉発売)


■MUCC 会場限定Demo Tape『COBALT』

11月10日(日)リリース
MSHN-067 ¥1,000(tax in)


■MUCC 映像作品『壊れたピアノとリビング デッド feat.殺シノ調ベ』

12月25日(水)リリース
【Blu-ray / 朱ゥノ吐VIP会員限定受注生産盤】MSHN-068~71 ¥10,000 +tax
【Blu-ray / 通常盤】MSHN-072 ¥8,000 +tax
【DVD / 通常盤】MSHN-073-4


■収監ツアー<MUCC 2019-2020 Lock on snipe tour>

<Lock on snipe Tour 2019 #8『関西型壊れたピアノとリビングデッド収監7days』>
11月10日(日) 和歌山 CLUB GATE
11月12日(火) 滋賀 U☆STONE
11月14日(木) 神戸 太陽と虎
11月15日(金) 神戸 太陽と虎
11月17日(日) 奈良 NEVERLAND
11月19日(火) 大阪 味園ユニバース
11月20日(水) 大阪 味園ユニバース ※追加公演:関西型壊れたピアノとリビングデッド収監7days+1
11月30日(土) 京都 KBSホール
詳細情報

▼<Lock on snipe Tour 2019 #9 〜Style Of ASIA Broken Piano And Imprisonment of livingdead 3days〜>
12月07日(土) 上海バンダイナムコDream Hall
12月08日(日) 上海バンダイナムコDream Hall
12月15日(日) 台北Legacy

▼<Lock on snipe Tour 2020 #10『関東型壊れたピアノとリビングデッド収監11days>
01月10日(金) 水戸ライトハウス
01月11日(土) 水戸ライトハウス
01月13日(月/祝) HEAVEN'S ROCK熊谷 VJ-1
01月18日(土) HEAVEN'S ROCK宇都宮 VJ-2
01月19日(日) 高崎club FLEEZ
01月25日(土) 甲府CONVICTION
01月26日(日) 新横浜NEW SIDE BEACH!!
02月01日(土) 柏PALOOZA
02月02日(日) 新宿BLAZE
02月08日(土) 恵比寿LIQUIDROOM
02月09日(日) 恵比寿LIQUIDROOM

▼<Lock on snipe Tour 2019 #5『中国型壊れたピアノとリビングデッド収監5days』振替公演>
2020年02月15日(土) 岡山CRAZYMAMA KINGDOM


■MUCC イベントライブ情報

▼<mito LIGHT HOUSE 30th anniversary ~SPECIAL 30days~「バトルオブアンバサダー」>
2019年12月18日(水) 水戸ライトハウス
▼<ポルノ超特急2019>
2019年12月22日(日) 京都パルスプラザ
▼<MUCC Presents Trigger In The Box supported by MAVERICK DC GROUP>
2019年12月28日(土) 国立代々木第一体育館
▼<rockin'on presents COUNTDOWN JAPAN 19/20>
2019年12月29日(日) 幕張メッセ国際展示場

関連リンク

BARKS

BARKSは2001年から15年以上にわたり旬の音楽情報を届けてきた日本最大級の音楽情報サイトです。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着