秋葉智人 BIGO LIVEの配信は今や僕の日課

秋葉智人 BIGO LIVEの配信は今や僕の日課

秋葉智人 BIGO LIVEの配信は今や僕の
日課

環境を整えたうえで始めたことは大きかった。
──まずは、BIGO LIVEを始めたきっかけから教えてください。
秋葉智人:僕は今、MELNOIZというユニットを通し音楽活動をしているんですけど。今、所属している事務所の社長から「BIGO LIVEをやって環境を広げてみないか」と勧められたことが、始めた理由になります。

──きっかけは勧められてであれ、1位を取るまでに支持を得るのは並大抵のことではないと思います。その秘訣を教えてください。
秋葉智人:今回、歌のイベントというのは聴いていたし、僕も歌の配信をしている身のように一番を取りたい気持ちが強くあって、「せっかくなんで取っちゃおうかな」と。

──そう宣言して取れてしまうのがすごいことだと思います。
秋葉智人:そこは、本当にありがたいですよね。じつは僕、違うプラットフォームで配信の経験があるんですけど。当時は、ギターを弾きながらケータイでそのまま配信。支持の強い人たちと比べたら音の面で劣っていたこともあって、どうしても支持が伸び悩んだ経験がありました。だからBIGO LIVEを始めるにあたり最初に行ったのが、「良い音で届けられる環境作り」でした。そのための機材をすべて取り揃え、インターフェイスを買ってなどベストな環境を取り揃えたうえで始めたように、環境を整えてスタートしたことは大きかったなと思います。

──投資すべきところにはしっかり投資しようと。
秋葉智人:そうです。そのうえで、配信という形を通し自分の想いをしっかり発信していたことも、支持を得た理由なのかなと思います。

──支持を得た理由は、そこにあったんでしょうね。
秋葉智人:そこに加えて、自分で言うのもなんですけど「人柄」もあったんでしょうね。僕は第一印象で悪い印象を持たれることがなければ、配信者さんたちともすぐに仲良くもなれるように、そこで交遊を広げられたことも大きかったと思います。それこそ、僕から積極的に見に行き挨拶をしては繋がり、今度は見に来ていただいてを繰り返していく中で、自然と輪が広がりました。
今回の大会でも、配信者さんたちや配信者さんのリスナーの方々が僕のことを支持してくれたのも結果を導きだすうえで大きかったこと。想像していた以上の人たちが見に来ては、僕の発信する想いや歌に共感し、その繋がりがさらに良い形で広がったことが結果に繋がったなとも感じています。

──ライバーのみなさん言ってますけど、横の繋がりはとても大事なんですね。
秋葉智人:大事です。

──秋葉さんの人を安心させるキャラクターは絶対的な強みですよ。
秋葉智人:それは、自分でも本当に思いました。僕から積極的に見に行くことで知り合いか増え続けたように、配信という環境の中でも触れ合いを求めてゆくのはとても大事だと感じています。もちろん、それは日常にも言えることですけどね。

歌う立場としては自分のスキルアップにも繋がる。
──BIGO LIVEの魅力を秋葉さんは、どのように捉えています?
秋葉智人:僕自身、BIGO LIVEを始めてまだ2カ月を過ぎた程度ですけど。他のアプリを使った経験もあるからわかったことですが、他のプラットフォームで1位など上位を取っていた方々が今、BIGO LIVEにどんどん流れています。それあって今は、支持の強い人たちが多い場所であり、ちゃんとした配信者が多い場という印象を、僕はBIGO LIVEに強く持っています。

──秋葉さんも、2カ月でここまでの環境を作ってきたのは本当に凄いこと。
秋葉智人:そこはMELNOIZのファンたちが、僕がBIGO LIVEを始めるのに合わせ一緒に楽しんでくれたし、今も楽しんでいるように、その下地を持って始められたことも大きかったなと思います。

──でもそこからは、配信を通して支持してくれた人たちが増えての今の結果だと思います。それだけ秋葉さんの歌やトークに魅了された人たちが多かったということでしょうね。
秋葉智人:そこは、本当にありがたいです。BIGO LIVEは海外の人たちも多く見ているから、英語の曲をカバーし歌うたびに、それを支持してくれる人たちも増えいくんですよね。しかもBIGO LIVEのリスナーには耳の肥えた人たちも多いように、そういう人たちを満足させようと、毎日、自分の練習も兼ねて配信しているので、歌う立場としては自分のスキルアップにも繋がるように、とても良い環境だと思います。

──BIGO LIVEはカバー支持の高い場ですが、オリジナル曲への支持も高くなりました?
秋葉智人:
──配信とリアルをどう結びつけていくのかも大切なんでしょうね。
秋葉智人:そこは必要なことだと僕は捉えています。BIGO LIVEはいろんなSNSと連携させることも出来るように、僕は自分のInstagramとtwitterを連携させ、よりフォロワーを増やす活動をしながら着実にリアルへ繋げる活動を行えば、それが次第に形として繋がりだしているなという手応えも感じています。

──BIGO LIVEを通し、MELNOIZの新規ファンが増えているわけだ。
秋葉智人:一気にではなく少しずつですけど、着実に増えていまオリジナル曲を聴いてファンになってくれた方も増えました。リアルなライブにも足を運んでくれる人たちは確実に増えていますし、CD音源も気にいって購入してくれるように、、そうやって支持が広がっているのは素直に嬉しいです。

──BIGO LIVEを始めてから、自身を取り巻く環境にも変化は生まれました?
秋葉智人:1位という結果を出したことでMELNOIZのファンたちがすごく喜んでくれたように、今回の「1位」を「応援し続けて良かった」成果としてファンの人たちが受け止めている事実が僕自身本当に嬉しかったことなんです。しかも、その喜びが自分の自信に繋がったことも大きかったですね。
同時に、配信を始めたことでずっと見ている人たちから「歌が上手くなったね」と言われることも増えたように、天狗の鼻を伸ばせる結果になったなとも(笑)前向きに受け止めています。BIGO LIVEでも、1位を取って以降配信者のフォロワー数がどんどん増えているのも、その成果だと嬉しいですね。

「絶対に売れたい」気持ち。

──MELNOIZの音楽性も幅広くないですか?
秋葉智人:楽曲は、メンバーのMITが作っているんですけど。もともとはMITが得意とするバラードを中心に活動をしていました。だけど今所属している事務所でダンスのレッスンも受けてからは、キラキラとした可愛い曲もやれば、ダンスも取り入れようという姿勢へ変わったように、バンドの表現枠が一気に広がりました。

──そこは、柔軟な姿勢でいようと?
秋葉智人:曲を作っているMITの楽曲が僕自身大好きだから、最初は外部の楽曲を取り入れることに少し抵抗も覚えましたけど。ダンスを習いだして踊る楽しさを知ったこともあって、そこは柔軟に受け入れようという気持ちになれました。

──そういう気持ちになった大きな理由も気になります。
秋葉智人:「絶対に売れたい」気持ちからです。ここで自分たちの可能性を縮めてしまうのではなく、目の前に挑戦出来る環境があるなら挑戦しよう。それで一人でも多くファンが増えるのであれば、そこは柔軟に対応しようとメンバー全員が思えたように、とにかく自分たちの可能性を広げたい気持ちでいることも大きかったと思います。

──実際、環境面は変わりました?
秋葉智人:だいぶプラスに変わりました。バラードを歌うMELNOIZが好きなファンたちの中には抵抗を覚える人たちもいましたけど、今でもバラードは歌っていますし。何より、今の自分たちの果敢に挑戦する姿勢や姿を見て「いいね」と前向きに受け入れてくれる人たちばかりだったので、そこは嬉しかったことでした。それに、僕ら自身は変わらずにやりたいことをやれている環境なので。

僕の歌う表現の幅も広げてくれました。
──今回、1位を取ったことでのまわりの反響はどうでした?
秋葉智人:ファンたちからはもちろん、家族や地元の友達も僕の配信を見てくれているからか「おめでとう」の声をたくさんいただいています。中には、久々に配信を通して僕の歌声を聞いてくれた人たちもいて、「歌、上手になったね」と褒めてもらえる機会も増えました。ただ、MELNOIZの曲を作っているMITに関しては、ライブと配信では歌い方が異なるところに首も傾げていましたけど…。

──そうなんですか?
秋葉智人:MITが首を傾げた気持ちもわかるというか、ライブを通しての歌い方と配信に寄せての歌い方では歌唱スタイルが変わっていくんですね。そこも踏まえたうえで、MITに「挑戦的に色々な歌い方に挑戦した結果、歌い方の幅が広がったのを感じ取ってもらえたと勝手に解釈したので、そこは素直に嬉しかったです(笑)。

──配信とライブでは歌い方って、そんなにも違うんですね。
秋葉智人:ぜんぜん違います。一応、基礎的な面は変えないようにしているんですけど。ライブだと感情のままに歌えますが、配信だとライブのままの感情で歌うと、いくら音圧を整えるとはいえ、響き方として耳が苦しくもなるんですよね。しかも夜遅い配信だと、そこに合わせて響く歌い方も心がけなきゃいけない。そこは、俗に言う配信者さんの歌い方のテクニックを僕も身にはつけました。

──そうか、BIGO LIVEでの配信を通し、秋葉さんは二つの歌い方のテクニックを得たわけだ。
秋葉智人:そうです。それが、僕の歌う表現の幅も広げてくれました。そこは、今後も上手く使っていこうと思っています。

絶対に1位を取る覚悟でまた挑戦します。
──MELNOIZの今後についても聞かせてください。
秋葉智人:ユニットは3人組なんですけど、今はバックダンサーも付け、5人や7人編成でライブ行うことも多いです。しかもユニットスタイルはもちろん、ダンスパフォーマンスでも魅せてと、両方のスタイルで表現していけるのが今のMELNOIZの強みになっています。むしろ、両方表現出来ることが楽しいんです。
何より、曲を作っているMITが本当に天才で、楽曲のクオリティはプロと十分肩を並べるどころか、超えているレベルだと僕は思っています。先日のワンマンのときには短編映画を作り、勝手な主題歌をつけたりと、ステージ演出の面でもいろんな可能性を広げています。

──最後に、今後どうBIGO LIVEを活用していくのか、そこもお願いします。
秋葉智人:歌のイベントにも出たいなと思っているように、そのときも絶対に1位を取るつもりでいます。今回1位を取ったのに、次は6位とかになるのは嫌なので、絶対に1位を取る覚悟でまた挑戦します。配信も、今や僕の日課のようにずっとやり続けますので、ぜひ画面越しにお会いしましょう。
PHOTO:片山拓
TEXT:長澤智典
BIGO LIVEとは
世界2億ダウンロードされているシンガポール発のライブ配信アプリで、お気に入りの配信者のライブを見て、コメントやギフトを贈ったりできます。
BIGOは海外の配信者も多いので、世界各地の配信者のライブを見たり、海外の方との交流がスマホ1つでできてしまいます。
最近では日本でも人気が出始め、今注目のライブ配信アプリです。
アプリのダウンロードはここから

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