“ジャニーズ初”が多いふぉ~ゆ~に
「変わっているということを自覚した
方がいい(笑)」とツッコミ! 『放
課後の厨房男子』第2弾開幕

ジャニーズの人気グループ・ふぉ~ゆ~の主演舞台「放課後の厨房男子」シリーズ第2弾『放課後の厨房男子 リターンマッチは恋の味 篇』が東京・日経ホール、大阪・松下IMPホールを経て、2019年11月27日(水)から東京・銀座 博品館劇場にて上演される。

博品館劇場での初日直前、同劇場にてフォトコールが行われた。
本作は作家・秋川滝美による小説「放課後の厨房男子」を原作に、川尻慶太が脚本を手掛け、2018年10月に舞台化され、大好評のうちに幕を閉じた。
その続編となる今回も男子高・県立末那高校の料理部=通称“包丁部”を舞台に、大地(辰巳雄大)、颯太(越岡裕貴)、零士(松崎祐介)、翔平(福田悠太)、優也(前野朋哉)に顧問のミコちゃん先生(三倉茉奈)も加わって、『包丁部』と対立する『舞踏部』のリーダー・如月達也(野澤祐樹)らと共にドタバタを繰り広げる、踊って、歌って、料理して……ちょっとおバカで、一生懸命に毎日を生きる男子高校生たちのキラキラ輝く青春ストーリーだ。

この日、冒頭の全員でのダンスと、包丁部メンバーによる焼きそばの歌を歌い踊る姿が披露された。約10分ではあったが、ふぉ~ゆ~の4人そして前野と三倉がキレッキレのダンスを見せ、前回以上にこの後の展開が気になる内容を見せていた。

フォトコ―ルの後で行われた囲み会見には、ふぉ~ゆ~の福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴、松崎祐介と前野朋哉、野澤祐樹(ジャニーズJr.)、三倉茉奈、そして演出の小林顕作が出席した。
福田さんは「eggポーズ」でカワイイアピール!?
フォトセッションでは、詰めかけた多くのカメラマンの注文に応えて様々なポーズを取っていくふぉ~ゆ~。福田が「なるべくかわいく撮ってもらいたくて」と手のひらを広げて両腕を前に出す懐かしの「eggポーズ」を披露すると、辰巳が「カワイイが古いんだよね」とツッコミ。また、ムービー撮影の時には福田が「どうも! King & Princeでーす!」と誤解を招くアピールをして笑いを誘っていた。
また、中腰で撮影をしていたスチールカメラマンの後ろから、ムービーカメラマンが「ちょっと! 前の人、座って」と声がかかると、その声に反応した福田と辰巳がすかさずその場に座ってしまい、「違う、違うから(笑)」と越岡らに指摘され「俺たち、“つ~ゆ~”だからね」「動きが揃っちゃって」と照れながら立ち上がる一幕も。そんな笑いが絶えない中、囲み会見が始まった。
小林顕作
前回の公演では、劇場史上最長となる当日券目当ての行列ができるほど大反響だった、という話が振られると、福田が「僕ら的にはそういうことじゃなくて~、内容で勝負してるんで~列の長さとか人数とかは気にならないんで~」と謙虚な口ぶりだがまんざらでもない顔を見せる。すると小林が「行列が(博品館の)ビルを一周して隣のビルまで並んでたから。調べてもらったら列の中に外国人の観光客の方がラーメン屋だと思って並んでいたそうで」と料理をテーマにした舞台らしいオチに一同大笑い。
辰巳は「毎日違う自由な舞台です。僕らが男子高校生ならではの自由にふざけている様が詰まっているので、気がねなく観に来れる舞台ですね」と見どころをアピール。すると越岡も「なんの情報がなくても、何も考えずに来てもらえればそれだけで元気がもらえると思います」と同意していた。
小林は稽古場の様子を語る。「たまに稽古場に来たら、全然違う作品になってるんです(笑)。僕が演出をつけたことない部分が入っているのが特徴です。この4人、大変です!」と苦笑い。辰巳は「アドリブでもないところが自由になってきちゃうんです(笑)」と解説すると福田も「顕作さんが優しいので、僕らが何をやっても怒らないでいてくれる。それに乗っかって勝手にやってます」と笑顔。小林は「福ちゃん(福田)なんて自由過ぎてあくびしていますから」と突っ込めば「うちのリーダーは5時になると眠くなってますから」と辰巳が援護射撃(?)していた。
前回の公演からの一年で厨房に立つようになったか、との質問に、松崎は「前回は料理するようになったと言いましたが最近かなり忙しくてあまり台所に立てていない」とコメント。
“忙しい”という言葉から『ふぉ~ゆ~』の昨今の多忙ぶりに話が及ぶ。辰巳は「令和のピンクレディーって呼ばれてますから」と寝る暇がないような口ぶりを見せると、松崎が「寝てます。6、7時間くらい」とボケ返す。笑いながらも辰巳は「新しいことがたくさん始まったので。LINEをやらせて頂いたり、つ~ゆ~としても『M-1グランプリ』に出演させて頂いたり」とこの1年を振り返る。M-1グランプリ3回戦敗退について福田は「3回戦までいけだだけで嬉しいですよ、でもリベンジは考えています」と宣言。何かと“ジャニーズ初”という冠が付くことが多いふぉ~ゆ~の活動について「気づいたらまた(ジャニーズ)初か! という感じです」と福田。その言葉に小林が「相当(ふぉ~ゆ~は)変わっているってことを自覚したほうがいい」とつっこまれ苦笑い。
前野は一年ぶりに高校の制服に袖を通した姿を、前回同様「タクシーの運転手さん」とつっこまれる。「こう見えて(ふぉ~ゆ~と)ほぼ同い年なんですよ。今年、昨年よりさらに忙しくなっているのを間近で見ていて、同世代としてすごく刺激になりました。彼らがこんなに頑張ってるならと勇気をもらいました」。その言葉を受けて三倉も「昨年は終わった後に毎日のようにご飯に行ったり飲みによく行っていたんですけど、今年は本当に行けなくて」と嬉しいような寂しいような思いを語っていた。
辰巳さん、松崎さんにマイクを向けられ照れる野澤さん
ふぉ~ゆ~の後輩“のんちゃん”こと野澤に「先輩のいいところをアピールして」と松崎と辰巳がリポーターから奪ったマイクを向ける。野澤は「よくご飯をおごってくれるところ」と答え、続けて「ふぉ~ゆ~の好きなところは?」と聞かれて「カッコいいところ」とコメントすると会場に一瞬の間が。「皆、カメラ止めるのやめて!」と辰巳が微妙な空気を呼んで突っ込んでいた。
本作のサブタイトルに“リターンマッチ”という言葉が付いている事に絡め、「リターンマッチしたい事は?」の質問に、福田は「悔しかったのは『M-1グランプリ3回戦』だったところですね」というと、辰巳も「1年間ネタを練って準備したいですね」と再戦への意欲を見せる。その言葉を聞いていた小林が「今度は4人で『キングオブコント』を目指してみたら?」と新たな目標を提示すると、4人がはっとした顔を見せていた。
最後に小林は「実生活に悩み事がある方は是非この舞台を観に来てほしい。ヒトの病気を治す舞台ですから」、辰巳は「今回、歌と踊りもたくさんある。帰り道に口ずさみたくなる曲もあるので是非観に来ていただきたいです」、そして最後に福田が「是非遊びに来てください!」と挨拶を締めたように見せかけたが「……僕たち33歳で高校生役をやってます~観に来るとさらに楽しいです~」と続行。「(話が)まだ続くんだ(笑)」とメンバーに突っ込まれていた。
取材・文・撮影=こむらさき

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