アヴィーチー、追悼コンサートのアー
カイブが公開、遺作『TIM』収録曲の
新ヴァージョンも配信開始
Carlがシンセサイザーで盛り上がるコードを弾いて、JoeがTimとリズムに合わせて歌い始めました。それが曲の一節になって、そこからはすぐに曲作りが進んでいきました。ある程度のコードのイメージとドロップ前の“Fades Away”と歌うパートのメロディの始まりは浮かんでいてて、この部分はすごく60年代的なコードで少し変なんですが、綺麗に仕上がっているんです。TimとJoeがメロディを仕上げて、その後に歌詞を思いつきました。
ドロップの時のスタッカート調のギターは、JoeとCarlがアコースティック・ギターで弾いていて、Timがキーに合わせたメロディを思いつき、それをCarlにすごく早く弾かせたんです。強いアクセントとかなり明確なリズムを指定されていたから、すごく弾くのが難しそうでした。でも、とても素晴らしい音で、とにかくそれを見ている側としては笑えました。Timは「Don’ t love it, How it all just fades away」の歌詞がとにかく大好きでした。
今でこそ悲しい曲に聴こえてくるかもしれないですが、スタジオにいた僕らにとっては、この曲を書いていた時はとても気分が上がったし、楽しい気持ちでやっていたんです。のんきに明るい気持ちでこの曲を書いていて、よく笑い合ったり、冗談を言い合ったりしていたから、僕にとって“Fades Away”は、いつまでも前向きな曲であり続けます。変化を受け入れること、時間が過ぎ去ること、そして今自分にあるもので最高のものを創り出すことについて歌う至ってシンプルな歌なんです」
「Fades Away feat. MishCatt (Tribute Concert Version)」はApple Music、Spotify、iTunes Storeをはじめ、アヴィーチーの公式サイトで聴くことができる。
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