Angeloが開催した全国ツアー『Angelo Tour 2019-2020「THE CONTRACT DEADLINE」』』のフィナル公演のオフィシャルレポートが到着した。

通算11作目のフルアルバム『FAUST』をリリースしたAngeloによる全国ツアー『Angelo Tour 2019-2020「THE CONTRACT DEADLINE」』。昨年11月から続いた同ツアーのファイナル公演が、1月4、5日・マイナビBLITZ赤坂にて開催された。
ライブ前半はまさしく“『FAUST』完全再現”というべき形で進み、収録順通りに楽曲を披露。Angeloのアルバム発売後のファーストツアーではおなじみの展開だが、自分たちの作品に強固な自信を持っているからこそのセットリストであり、破壊力とスケール感を併せ持つオープニングナンバー「A MONOLOGUE BY MEPHISTO」で瞬時にオーディエンスを『FAUST』の世界へと引きずり込んでいった。ライブでよりアグレッシヴさが際立つ曲の一方で、「HYBRID CENTURY」などに代表される心地良いポップ感をはらんだナンバーも絶妙に挟んでいき、この二面性もまたAngeloらしさなのだと実感させられる。
『FAUST』のセクションを終えると、続く「CONVICTION」からの後半戦は、まさに第二幕といった趣。ライブで成長を遂げてきた慣れ親しんだナンバーの数々が連打され、本編最後は無条件にテンションを上げてくれる「Daybreakers」が勢いよく解き放たれた。
その後アンコールでキリト(Vo)は、今夜の自身についてベストコンディションではなかったことを告白していたが、そこで「必ず次に挽回する」と明言。その約束を果たす場になるであろう、〈Angelo LIVE at LINE CUBE SHIBUYA「A CONNECTED FIELD」〉(2月24日・LINE CUBE SHIBUYA公演)を手始めに、5月からの全国ツアー〈Angelo Tour 2020「Mephisto Rebellion」〉、6月からの全6公演のホールツアー〈Angelo「THE BRANCHED WORLD LINE」〉と、すでに多くの次期ライブが発表されている。引き続き『FAUST』のナンバーも組み込まれていくはずのAngeloの最新型ステージを、是非この機会に体感してみて欲しい。
文=早川洋介

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