2019年12月29日 at 豊洲PIT

2019年12月29日 at 豊洲PIT

【PRIZMAX ライヴレポート】
『PRIZMAX Live Level 9
~CIRCUS WINTER EDITION~』
2019年12月29日 at 豊洲PIT

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 PRIZMAXが2019年12月29日(日)に東京・豊洲PITでワンマンライヴ『PRIZMAX Live Level 9 ~CIRCUS WINTER EDITION~』を開催した。同年3月に新メンバーのケビン、森 英寿、小川史記が加入し7人の新体制で活動を行なってきた彼ら。この豊洲PITは7月6日に7人での初ワンマン『PRIZMAX Live Level 8 ~CIRCUS~』を行った会場であり、そこでは進化を遂げたPRIZMAXをたっぷりと観せてくれた。本公演は12月18日に発売した両A面シングル「愛をクダサイ/ Beginning」を引っ提げての、まさに彼らの2019年の集大成のステージ。そして、長きにわたりPRIZMAXを支えてきた福本有希の卒業公演でもあるーー。

 大勢のホリック(ファンの呼称)が詰め掛けた会場に、エレクトロサウンドが轟き「Light The Night」からダイナミックにライヴはスタート。7人は「DANCE(INTL VERSION)」で歌とダンスで観客を圧倒するなど、その成長を提示し、アコースティック曲「カフェオレ」では演技を織り交ぜながら心地良い歌を聴かせるのだった。また、ソロのパフォーマンスも行なわれ、福本有希は女性ダンサーと妖艶なダンスを披露し、森崎ウィンは「抱きしめて行く」を弾き語りで歌唱。さらに、彼らはSUPER★DRAGONの「Don't Let Me Down」をジャズグルーブ調にアレンジして届けた。

 今回のライヴではふたりの女性ダンサーが参加したり、ベッドを使ったパフォーマンスや客席に降りたりと、その徹底したエンターテイナーぶりで観客を飽きさせない。そして、7人体制の最後のシングルから「愛をクダサイ」を感情たっぷりに歌い上げ、「Beginning」でハードかつダンサブルな世界を見せ付けて本編は終了。アンコールのMCでは卒業する福本から挨拶があり、“メンバー、スタッフ、何よりハニーたちと出会えたことがほんとに幸せです。僕は芸能界は辞めますが、ハニーたちのダーリンは辞めないので、これからも夢の中に出たらイチャイチャしてくれますか!”と最後まで王子キャラを突き通した。そんな福本が作詞、ケビンが作曲したバラード「絆」で、森崎が涙で歌えなくなって福本も涙する場面もあり、最後に7人でハグする姿に彼らの友情の深さを感じた。新たな道を前を向いて進んで行く、7人体制のPRIZMAXとして有終の美を飾るライヴだった。

撮影:笹森健一/取材:土屋恵介


セットリスト

  1. 1. Light The Night
  2. 2. DADADADADADA
  3. 3. Are you ready?
  4. 4. DANCE (INTL VERSION)
  5. 5. カフェオレ
  6. 6. Angel
  7. 7. 福本有希ソロコーナー
  8. 8. Baby Be Mine
  9. 9. 森崎ウィン/抱きしめて行く
  10. 10. I hate you
  11. 11. yours
  12. 12. Sweet Goodbye
  13. 13. Truth
  14. 14. Don't Let Me Down
  15. 15. WHO
  16. 16. BAD LOVE
  17. 17. 島田 翼ソロコーナー
  18. 18. I want your love
  19. 19. GO!
  20. 20. Never
  21. 21. Gradually~Someday
  22. 22. 森英寿ソロコーナー/ I believe
  23. 23. my girl
  24. 24. Ready
  25. 25. Just Revolution
  26. 26. 愛をクダサイ
  27. 27. Mysterious Eyes
  28. 28. Beginning
  29. <ENCORE>
  30. 1. HUG & KISS
  31. 2. 絆
  32. 3. Three Things
PRIZMAX プロフィール

プリズマックス:2002年結成。10年からスターダストプロモーションの男性タレント集団EBiDAN(恵比寿学園男子部)に参加。13年3月に結成10周年を迎え、ダンス&ヴォーカルユニットとして「Mysterious Eyes/GO!」でCDデビューを果たした。R&B、ヒップホップ、ファンクなどの要素を取り入れた音楽性から、国内外問わず多数のフェスから声が掛かるなど、活動の幅を広げている。19年、新メンバーを迎えて7人体制になったと同時に、グループ名を全て大文字表記の“PRIZMAX”に改名。新体制初の作品となるアルバム『FRNKSTN』を同年4月にリリース。PRIZMAX オフィシャルHP

OKMusic編集部

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