雨のパレードが探求するポップス。3
人体制初のアルバム『BORDERLESS』を
語る

福永は「シーンに対する不満は少なくなっている」と語っている。たとえば2年前にリリースした『Change your pops』が、まさしく「君のポップスを変える」という宣誓であったことを思えば、今作で掲げた『BORDERLESS』というモードには、彼らの成長だけではなくシーン自体が変わってきたという現状認識があったはずだ。自由を獲得するための闘争ではなく、徐々に自由になってきたシーンの中でどれだけ自在なクリエイティヴを発揮できるか、それが今の作家に求められる資質だろう。ボン・イヴェールやトロイ・シヴァン、FlumeからKH(フォー・テットの別名義プロジェクト)まで、多くのリファレンスが飛び交う会話から、3人体制初のアルバム『BORDERLESS』で見せたバンドの成長に迫った。

リブートする感覚があった

ーこのメンバーになってから初のアルバムです。『BORDERLESS』が3人にとってどんな作品になったのかを聞かせていただけますか。

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