PERSONZ、東名阪で行なった
『JAZZ CLUB CIRCUIT』の
最終公演にてJILLの60歳を祝福
2019年12月のBlue Note NAGOYA、Billboard Live OSAKAと続いた『JAZZ CLUB CIRCUIT』が、2020年1月25日にLDH kichen THE TOKYO HANEDAでファイナルを迎えた。
JILLの60回目のアニバーサリーをお祝いするため、当日は多くのリスナーが全国から駆けつけ開場前には長い列を作っていた。会場となったLDH kichen THE TOKYO HANEDAは眼前に羽田空港の滑走路が広がり国内外の飛行機が着陸する様子を眺めることができる最高のロケーション。
『JILL JUST60th!KANREKI SPECIAL!』銘打たれたこの日のライヴは昼夜2公演行われ、演奏曲のほとんどはJILLが選曲。1992年の『MOVEツアー』以来の演奏になった「MY VALENTINE」や「ICE」、「JUSTYFY」など通常のライブではなかなか聞くことの出来ないレアな楽曲がラインナップされた。
曲の合間にはJILLがプライベートで描きためた詩の朗読を挟み、そのバックではメンバーが即興でソロをプレイし朗読に彩りを添えるなど文字どおりスペシャルなライヴとなった。これまで長く演奏されてきた「BE HAPPY」や「GENERATOR」は新しくアレンジを施し、その他の曲にも随所にさまざまなアイデアが満載されていた。
特に印象的だったのが1998年にリリースされたJILLの3枚目のソロアルバム『love for ZOE』からピックアップされた「花火」。初めてバンドサウンドで再現された楽曲にも関わらず見事にPERSONZサウンドに昇華されることで、新鮮に響いていた。
万華鏡が映し出す鏡像を人生になぞらえ一瞬一瞬を懸命に生きようと歌う「KALEIDOSCOPE」も素晴らしく、先に演奏された「NO MORE TEARS -spin a story-」と合わせて音源化の計画があることもステージから発表された。
第2部の開演前と終演後の影アナはJILLのリクエストで藤田(Dr)が担当。これには会場に詰めかけたファンも大喜び。この日は終始、客席もステージも柔らかなお祝いの空気に包まれていたように思う。
アンコールの時に用意されていたケーキのプレートに書かれた60の文字を見て、恥ずかしそうに笑うJILLを温かく祝福するメンバーとオーディエンス。第2部のアンコール曲である「DEAR FRIENDS」が終わっても鳴り止まないアンコールに応えて演奏された「7 COLORS(Over The Rainbow)」では客席は総立ちになりトップギアのままライヴは終了した。
MCで"このバンドのボーカリストであることを幸せに思う”と語るJILL。35年を共に過ごしてきた揺るぎない信頼関係があるからこその抜群なバランスで成立している稀有なバンドのドラマはこれからも続いていく。
4月からは渋谷PLEASURE PLEASUREを皮切りに全国11カ所のツアーが始まるPERSONZ。次はどんなドラマを見せてくれるのかこの目で見届けたい。
photo by アンザイミキ
【セットリスト】
■1部
01. 1%の夢
02. ICE
03. MY VALENTINE
04. JUSTYFY
05. NO MORE TEARS -spin a story-
06. KALEIDOSCOPE
07. GENERATOR
08. BE HAPPY
09. HALLELUJAH
10. GOD BLESS YOUR LOVE
11. DEAR FRIENDS
■2部
01. TRUE LOVE
02. MISS ME
03. 花火
04. REMEMBER ME
05. NO MORE TEARS -spin a story-
06. KALEIDOSCOPE
07. GENERATOR
08. BE HAPPY
09. sayonaraは言わない
10.ALONE
<ENCORE>
11. DEAR FRIENDS
<ENCORE2>
12. 7 COLORS(Over The Rainbow)
JILLの60回目のアニバーサリーをお祝いするため、当日は多くのリスナーが全国から駆けつけ開場前には長い列を作っていた。会場となったLDH kichen THE TOKYO HANEDAは眼前に羽田空港の滑走路が広がり国内外の飛行機が着陸する様子を眺めることができる最高のロケーション。
『JILL JUST60th!KANREKI SPECIAL!』銘打たれたこの日のライヴは昼夜2公演行われ、演奏曲のほとんどはJILLが選曲。1992年の『MOVEツアー』以来の演奏になった「MY VALENTINE」や「ICE」、「JUSTYFY」など通常のライブではなかなか聞くことの出来ないレアな楽曲がラインナップされた。
曲の合間にはJILLがプライベートで描きためた詩の朗読を挟み、そのバックではメンバーが即興でソロをプレイし朗読に彩りを添えるなど文字どおりスペシャルなライヴとなった。これまで長く演奏されてきた「BE HAPPY」や「GENERATOR」は新しくアレンジを施し、その他の曲にも随所にさまざまなアイデアが満載されていた。
特に印象的だったのが1998年にリリースされたJILLの3枚目のソロアルバム『love for ZOE』からピックアップされた「花火」。初めてバンドサウンドで再現された楽曲にも関わらず見事にPERSONZサウンドに昇華されることで、新鮮に響いていた。
万華鏡が映し出す鏡像を人生になぞらえ一瞬一瞬を懸命に生きようと歌う「KALEIDOSCOPE」も素晴らしく、先に演奏された「NO MORE TEARS -spin a story-」と合わせて音源化の計画があることもステージから発表された。
第2部の開演前と終演後の影アナはJILLのリクエストで藤田(Dr)が担当。これには会場に詰めかけたファンも大喜び。この日は終始、客席もステージも柔らかなお祝いの空気に包まれていたように思う。
アンコールの時に用意されていたケーキのプレートに書かれた60の文字を見て、恥ずかしそうに笑うJILLを温かく祝福するメンバーとオーディエンス。第2部のアンコール曲である「DEAR FRIENDS」が終わっても鳴り止まないアンコールに応えて演奏された「7 COLORS(Over The Rainbow)」では客席は総立ちになりトップギアのままライヴは終了した。
MCで"このバンドのボーカリストであることを幸せに思う”と語るJILL。35年を共に過ごしてきた揺るぎない信頼関係があるからこその抜群なバランスで成立している稀有なバンドのドラマはこれからも続いていく。
4月からは渋谷PLEASURE PLEASUREを皮切りに全国11カ所のツアーが始まるPERSONZ。次はどんなドラマを見せてくれるのかこの目で見届けたい。
photo by アンザイミキ
【セットリスト】
■1部
01. 1%の夢
02. ICE
03. MY VALENTINE
04. JUSTYFY
05. NO MORE TEARS -spin a story-
06. KALEIDOSCOPE
07. GENERATOR
08. BE HAPPY
09. HALLELUJAH
10. GOD BLESS YOUR LOVE
11. DEAR FRIENDS
■2部
01. TRUE LOVE
02. MISS ME
03. 花火
04. REMEMBER ME
05. NO MORE TEARS -spin a story-
06. KALEIDOSCOPE
07. GENERATOR
08. BE HAPPY
09. sayonaraは言わない
10.ALONE
<ENCORE>
11. DEAR FRIENDS
<ENCORE2>
12. 7 COLORS(Over The Rainbow)
関連ニュース