大人気歌い手「まふまふ」の楽曲「デジャヴ」に隠された秘密とは

大人気歌い手「まふまふ」の楽曲「デジャヴ」に隠された秘密とは

大人気歌い手「まふまふ」の楽曲「デ
ジャヴ」に隠された秘密とは

再生回数は440万回再生超え! 大人気高音系男子が歌う楽曲「デジャヴ」

▲【まふまふ】デジャヴ【MV】
『デジャヴ』は2019年11月12日に公開された、歌い手の『まふまふ』のオリジナルソングです。
ニコニコ動画での再生回数は45万再生超え、YouTubeでは440万超えと、どちらも驚異の数字を誇る再生回数となっています。
さらにニコニコ動画にては、音楽・サウンドジャンルのランキングにおいて1位を取った事もあり、一世を風靡した大人気の楽曲なのです。
作詞作曲はこの楽曲を歌っている歌い手の『まふまふ』。
歌い手界で大人気であると同時に、その声の高さはボカロに匹敵するとまで言われ、高音ボイスを出す事ができる「高音系男子」の歌い手でもあります。
そんな大人気高音系男子である歌い手のまふまふが制作した『デジャヴ』は、これまでのまふまふの楽曲にも関わってくる秘密も持っている楽曲なのです。
はたしてどんな秘密なのでしょうか。さっそく迫ってみましょう! 
デジャヴ 歌詞 「まふまふ」
https://utaten.com/lyric/sa19112877
『デジャヴ』は過去作と繋がる、4作目の続編曲?

まふまふの楽曲は自身の中にあった「生きづらく伝えづらかった心情」をもとに制作されていると言われています。
この『デジャヴ』は、そんなまふまふの作風が大きく前面的に出されている一曲といえるでしょう。
ダークな言葉並びの歌詞は、世間に馴染めないズレた自分を歌っていたり、反対にそんなさまの自分をどこか皮肉るような歌詞が多く書かれています。
普段は高い声で叫ぶように歌う事が多いまふまふも、この楽曲ではその真逆の低いトーンの歌声を中心に歌いあげており、そのギャップもあわさり楽曲のまとう闇が色濃く感じられます。
しかし、この歌詞に隠された秘密はそれだけではありません。こちらの歌詞はこれまでのまふまふの楽曲達を彷彿とさせる言葉も紡がれているのです。
それが『メリーバッドエンド』『ハローディストピア』『ジグソーパズル』の3曲。
メリーバッドエンド 歌詞 「After the Rain(まふまふ)」
https://utaten.com/lyric/yb18090507
公表こそされていませんが、この3曲のMVに出てくる共通のキャラと、そしてどこか同じ世界観を感じさせるダークな歌詞から「全て同じ物語の楽曲なのではないか」とファンの間では噂されています。
そして今回の『デジャヴ』。その歌詞のダークさには、やはり他3曲と繋がりを感じる言葉並びがたくさん詰め込まれています。
さらにMVの中には、過去の3曲で出てきた共通のキャラの登場や、これまでのMVの内容と繋がりを感じさせる演出も詰め込まれています。
さらに、この楽曲のタイトルとなっている『デジャヴ』。「既視感」を意味する言葉がつけられています。
「既視感」とは「体験した筈のないことを、すでにどこかで体験したことのように感じる現象」という意味の言葉です。
他の楽曲達で感じた体験をこの楽曲で再び感じているのではないか、または新しい立場から似たような体験をしているさまを歌っているのではないか、などと言った推測がファンの中ではされています。
こうした推測から、この楽曲は『メリーバッドエンド』『ハローディストピア』『ジグソーパズル』に続く4曲目の続編なのではないかと、噂されているのです。
ハローディストピア 歌詞 「After the Rain」
https://utaten.com/lyric/sa18081526
なおこちらの3曲ですが、まふまふ歌唱verの他に、ボカロ曲版としての楽曲投稿も行われています。歌唱ボカロは、初音ミクや鏡音リン・レンです。
だからと言って、ボカロ歌唱が存在しない『デジャヴ』に何か深い意味があるわけではなく、単に「楽曲の低さ故にボカロ映えしない楽曲だから」という理由とのこと。
色濃くにおわす過去作達との繋がりのせいで、思わずそんな些細な違いにも考察をしてしまいそうになりますね。
しかし裏を返せば、この楽曲がそれほどまでに深い考察をさせられる楽曲であるという証拠。
深い秘密を含んだ楽曲『デジャヴ』。ぜひ、他3曲と共に聴いてみてください。
大人気高音系歌い手&音楽の何でも屋「まふまふ」

まふまふはニコニコ動画で2010年から歌い手として活動を開始しました。
ボカロ並みの高い声を出せる事がまふまふの最大の特徴。
そのあまりの高さ故に、急に声が高くなったり、主に曲の後半部分で“覚醒”する歌い手につけられる「覚声類」というタグが動画につけられる程です。
それに反して、クールな低音ボイスも持ち合わせており、高低差の激しい音域を歌いこなす歌い手として、その名を歌い手界に知らしめています。
現在は歌唱・作詞・作曲・編曲、さらにはエンジニアリングまで行うミュージシャンとして活動しており、初音ミクなどを使ったボカロ曲の制作や様々なアーティストやアニメへの楽曲提供も行っています。
まふまふ自身のオフィシャルサイトによれば、ギターにベース、それからピアノもできるようで、「ネットシーンにあらわれた何でも屋さん」と紹介がされています。
自身のCD発売やワンマンライブにくわえ、自身が主催である多勢の人気歌い手達とのライブ『ひきこもりでもフェスがしたい!』を行うなど、多岐にわたる音楽活動を行っています。
また、2016年には歌い手『そらる』とのユニット『After the rain』を結成し、メジャデビューもはたしているのです。
2019年10月には新作アルバム『神楽色アーティファクト』も発売され、その活動の勢いは年々増していくばかり。
歌い手としての枠組みを超え、様々な音楽シーンにおいて活躍する音楽の何でも屋さん。それがまふまふなのです!
「デジャヴ」のオススメ歌ってみたを紹介!
▲【そらる】デジャヴ【歌ってみた】
リズムの難しさなどから歌唱が難しいと言われている面もある『デジャヴ』。
しかしその『デジャヴ』を公開からわずか8日で歌い上げ投稿した歌い手がいました。
歌い手であり、同時にまふまふが所属するユニット『After the rain』のメンバーである『そらる』です。
中音域の落ち着いたトーンのそらるの声音で歌われる『デジャヴ』は、まふまふが歌うものとはまた違う雰囲気があり、大勢のファンからも人気があります。
さらにはまふまふの楽曲をユニットの相方であるそらるが一番最初に歌ったことで、「ユニット愛が感じられる」というファンからの声も。
音源が出るのを待ちきれなくって本人に貰った、というエピソード付きの相方そらるによる歌ってみた動画。ぜひ視聴してみてください!
あの国民的人気アニメのOPも担当!
2020年3月25日に、東京ドームにてまふまふ主催のライブが行われる事が決定しています。
ライブ名は「ひきこもりでもLIVEがしたい!~すーぱーまふまふわーるど2020@東京ドーム~」。まふまふ史上最大規模のライブです。
さらには現在東京テレビで絶賛放送中のアニメ『ポケットモンスター』にて、まふまふ作詞作曲の『1・2・3』がOP楽曲として使用されています。
こちらの楽曲は新シリーズを迎える『ポケットモンスター』の為に書き下ろされた楽曲であり、今後多くのアーティストたちに受け継がれる形で歌われる事が公式により発表されています。
その第1弾として、現在は歌い手そらるとまふまふのユニット『After the rain』が歌唱を担当しています。
国民的大人気アニメへのOP制作に、自身史上最大規模となるライブの開催。2020年も勢いの止まらないまふまふの音楽活動に大注目です!

TEXT 勝哉エイミカ

UtaTen

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