わーすた『グレープフルーツムーン』で振り返る、見てきた夢と叶えてきた夢。

わーすた『グレープフルーツムーン』で振り返る、見てきた夢と叶えてきた夢。

わーすた『グレープフルーツムーン』
で振り返る、見てきた夢と叶えてきた
夢。

※インタビュー本文では、渋谷公会堂にて2020年3月28日に開催される予定でしたワンマンライブ「The World Standard~わーすた5さいになりました!~」に触れていますが、本取材後に新型コロナウイルスの日本国内での感染拡大している状況を鑑み、残念ながら中止となりました。ご了承の程よろしくお願い申し上げます。

仕掛けがたくさん?和風衣装の秘密!

──衣装にも注目したいと思うのですが、今気づいたんですけど、文字が入ってるんですね。
廣川奈々聖:そうなんです!
松田美里:それぞれ違います。
廣川奈々聖:「おもてなし」。
松田美里:「てやんでぃ」。

──てやんでぃ!?(笑)

三品瑠香:「まいどあり~」。
坂元葉月:「なんでやねん」。

──美里ちゃん葉月ちゃん、なんかちょっと遊ばれてますよね。(笑)
松田美里:昔から私は結構ネタ要素なので(笑)、全然デフォルトです。「てやんでぃ」(笑)!
坂元葉月:「なんでやねん」。
──ほんと、なんでだろう。(笑)
松田美里:なんでだろう。(笑)

──今回もメンバーそれぞれ違ったポイントが他にもあります?みんなで違うところとかあるのかな?
三品瑠香:よく見ると文字以外の柄も全然違うんです。
廣川奈々聖:あと髪飾りと。

坂元葉月:私の頭についてる猫はタピオカ飲んでます。しかも両方で違う味を!ここに描いてある招き猫もタピオカ飲んでいます。

──おぉ〜!それはよく見ないと気づかない。
松田美里:そうですね、凝っています。
廣川奈々聖:私の犬はお肉食べています。

──え!?もしかして過去曲に出てくるやつ!?
廣川奈々聖:そう、過去の曲とかも。

──エモい!!
三品瑠香:音符いた。
坂元葉月:音符いる。
三品瑠香:波だけだと思っていたら、波の中に音符がありました。
松田美里:あと私、卵です。梅の花と卵。梅も好きなんで。

──好きな食べ物も反映されているんだ。(笑)
小玉梨々華:私は…
松田美里:金魚と飴。
小玉梨々華:お菓子が好きみたいなところからずっとキャンディーが。

──すごい、これよく見てほしい。けっこう女の子だと気づくのかな?ファンの方とかも。

三品瑠香:でも耳は気づいてくれていますね。柄まではあんまり。見る機会がないよね。
松田美里:でも文字を一生懸命読もうとしている人はけっこういてかわいい。「なんて読むんだろう」みたいな。

渋谷公会堂でのワンマンライブ!
──公会堂SOLD、おめでとうございます!
全員:ありがとうございます!!

──内容も固まってきたりしているんですか?
廣川奈々聖:かなりもう、形はできている状態で、リハも進んでいて。「セットリストやっぱり違くない?」って言って、変わった箇所も何箇所かあったりもします。

──BESTに入っている曲をやっぱり軸にやっていくのかな?
松田美里:でも、初めて来てくれる方が多いというのは、ちゃんと想定しつつ、セットリストも、初心者の人でも楽しめるし、今まで応援してくれている人にも新鮮な気持ちで観てもらえるところもあったりとか。
なるべくたくさん、全ファンの方に楽しんでもらえるライブを作ろうっていう意識で、さらに生バンドを取り入れているのでバンドならではの表情を見せたい曲を入れたりもしながら作っています。
でもアルバム聴いてくれていたら楽しめるんじゃないかな、と思っています!

廣川奈々聖:やっぱり、5周年だからこそ、「ざ・わーすた」って感じのステージは見せたいなって思っていますし、昔から見てくれている方はもちろん、エモさとか感じてもらえるかなと思うし、最近知った方でも、「わーすた、こんな歴史があったんだ」って絶対思ってもらえるライブになるので、楽しみにしていてほしいです。

──私もわーすたの歴史には途中から参戦したから、まだわーすたのことを知らなかった頃の曲とかも改めてBESTで聴き返したりMV観たりもしましたけど、皆さんデビュー当初ってやっぱり今と比べても若いけどなんというか、当時から完璧にできあがってますよね!
全員:(笑)!!
松田美里:全然イモっぽいですよ。でも、研究生のチームが全国に6地区ぐらいにあって、そこにメンバーそれぞれ通っていたので、そのおかげでそう思ってもらえるところはあるのかもしれないです。(笑)

──わーすたの皆さんはMVとかライブでも、一瞬のちょっとした動きとかが素晴らしくて、そういう見せ方できるのすごいなって思ったりするんですよね。それはデビュー当時からのものだったんだなって思いました。でもやっぱりこの5年間で成長したなって思ったりします?

松田美里:5年って長い。
廣川奈々聖:もともとなんですけど、みんなわりと緊張しいで、ライブ前とかみんながみんな顔面蒼白だったんですよ、本当に!
だから誰かが「大丈夫だよ」って言える状況だったりとかを見ると、「あ、大丈夫、大丈夫」って思えるぐらいにはなったかなって。

──最近は場慣れしてきたというか、モチベーションの持ち方がわかるようになってきたって感じ?
廣川奈々聖:場慣れは正直してないなと思います。ライブ慣れとかは。毎回緊張してる。なんでこんなにも慣れないんだろうね。
松田美里:でも緊張の質は変わりました。「どうしよう、どうしよう」っていう緊張じゃ駄目だっていうのは、だんだんみんなやっていてわかるようになったのは、すごい成長だし、何年か前にそれが「成長したな」って思う瞬間って何回もあったから。
今はライブが楽しみで、どれぐらい自分を出せるかの緊張っていうほうが大きいかもしれないです。
廣川奈々聖:「いいライブをしたい」っていう自分へのプレッシャーみたいな。
──へぇ、、それが何かわからないけど、ライブで目に見えるものになって私たちに感動を与えてくれているんでしょうね、きっと。
廣川奈々聖:そうなってたらいいです。
見た夢、叶えてきた夢。
グレープフルーツムーン 歌詞 「わーすた」
https://utaten.com/lyric/ma20021201
──『グレープフルーツムーン』の歌詞がUtaTenでアクセスランキング1位になりました!おめでとうございます!
全員:ありがとうございます!

──今回発売される『わーすたBEST』に収録される新作『グレープフルーツムーン』でしたが、やっぱり「歌詞がいい」ってメンバーのみなさんもSNSで言っていたけど、本当にいい歌詞!歌詞サイトで1位になるだけある、読みがいもある歌詞でしたよね。
全員:そうなんです!

──まずタイトル、なぜ『グレープフルーツムーン』なんでしょう?

廣川奈々聖:「グレープフルーツムーン」っていうのは「満月」っていう意味で、満月に願いを込めたりとか、大切な願いごととかをするときは満月の日にっていう風習みたいなものがあって、そういうのをモチーフにした歌ということで。

──なるほど。歌詞はめちゃわーすたの5周年っぽい歌詞というか、今のみんなだから歌える曲みたいな感じじゃないですか。夢をまだこれから掴みにいくような歌詞だけど、皆さんはこの5年の間にいっぱい夢見てきて、いっぱい叶えてきたと思うんです。この5年を振り返って、何か印象に残っているエピソードを伺えたらと思います。
松田美里:私は、やっぱりフリーライブが自分の中ですごい印象に残っていて、今5周年を迎えようとしているんですけど、自分が想像していた5年経ったわーすたの姿って、ライブの規模感とかで言うと、まだ全然行きたかったところに届いていないっていうのが正直なところあって。
だからもっと大きい景色見たいなとか、この会場がもっとここまで人が埋まってほしかったなって思うライブが何回も今までにあったから、フリーライブって、自分が想像していた人の数を超えたライブっていうのがワンマンで初めてだったので、悔しい思いをたくさんしてきた分、すごい嬉しくて。
だから見たかった景色ってこういうことだなと思って。自分がアイドルをやっていて、自分自身そうやって感動するけど、来てくれたお客さん、応援してくれている人にも絶対感動してもらえると思うし。
だからこうやって予想を越えるいい景色を、ファンの人にももっと届けたいとか、自分ももっと見たいなっていう欲が湧いてくるというか。自分の中で、「今回、また越えられた」っていうライブを続けていきたいなって思ったのがフリーライブでした。
本当にフリーライブの景色はもう見切れないぐらい人がいてくれるようなくらいだったのがすごく嬉しくて、生きていてよかったなって思いました。

──めっちゃいい話。フリーライブまでは自分の行きたかったとことまで届いていなかったということでしたが。

松田美里:私、夢見るのはすごい得意なんですけど、目標立てるのが苦手だったので。
「これがしたい!」とか「こういうのがいい!」っていう現実味がない夢は全然見られるんですけど、「ここまで行くぞ」とか、現実的に頑張って「今はここまで行かないといけない」とか、そういうところを見るのが難しかったというか。
怖いのもあって。だから今まで埋まらなかった会場とかも見て悔しいけど、「絶対に越えるぞ!」っていう強い気持ちを毎回持つメンタルが、最初の1年とか2年は、うまくいかなかったときは持てなかった時期があったので、目標を立てるってすごい大事だなって思った。
フリーライブのときは本当に、告知とかも、考えることとかも、日常からすごい死に物狂いでやっていて、こういう必死にやっているのが大事なんだなって、改めて思ったので。「甘えてられないな、まだまだ」って思いました。

──そういう姿って側から見てもわかるもんね、そういう姿みて「ついていこう」って、きっと思うだろうし。
松田美里:頑張り過ぎて、ずっとファンの方に「解散するのか」みたいなことも言われたりしました。(笑)

──(笑)!いい話をありがとうございました、では梨々華ちゃん。

小玉梨々華:初めての5人でのステージ、わーすたの初お披露目がNHKホールだったんですけど、NHKホールに立ったときにまず、「この5人でホールやりたいな」ってすぐ思って。
そこから本当にカルチャーズだったりとか、どんどん少しずつ会場が大きくなっていって、今回やっと、NHKホールではないですけど、大きなホールでできるっていうことで、いっぱい夢はあるけど、1番最初に私がこのグループで叶えたいと思った「ホールワンマン」っていうのがちょうど5年目に叶うっていうのがすごく嬉しくて。
早くホールの景色を見たいなって、すごく思って、今はワクワクしています。

──エモ~い。ライブハウスとホールだとやっぱり違うんですね?
小玉梨々華:やっぱり景色が全然違いますし、しかもNHKホールは2階までで、今回LINE CUBE SHIBUYAは3階まであるんで、ここにいる全員がわーすた好きで、わーすたに会いに来てるんだなと思ったら、ちょっと泣きそうだなと思いながら、楽しみにしています。

──では続いて葉月ちゃん。

坂元葉月:私は、結成したときからずっと、自分がわーすたに対して役に立てることとか、何かあるかなっていうのを5年間ずっと考えていて、それをちょっと叶えられたなっていうのが、スペイン語検定を受けて、5級に合格できたときで。
わーすたの中で今スペイン語で何か来たときに、少しでも話せるのは自分しかいないんだなって思ったときに、ちょっと夢叶ったなって思いました。
だからこそ、もっとスペイン語を上手になって、Twitterとかでも、スペイン語圏の方とかにも発信できたりとか、自分が少しでもスペイン語に関しては先頭に立って頑張れたらいいなと思っています。

──毎日、SNSで「今日の単語」みたいなのを上げていますよね。
坂元葉月:そうですね。単語1ツイートしてます。

──あれ既出の単語とか忘れそうだからすごいなって思って見てます!
坂元葉月:一応、全部メモしていて、もうちょっとで1年ぐらいになるので、まだ出してない単語を探す日々になっちゃっています(笑)。
私のツイートで、逆に日本語を勉強してくださっているスペイン語圏の方もいて。日本のファンの方は、「ちょっと単語知れておもしろい」って楽しんでくれているんですけど、日本語とスペイン語、両方載せているので、「スペイン語でこれは日本語でこうやって言うんだ」っていうのを、日本語を勉強している方とかが見てくださっているらしくて、ちょっと役に立てているなって思っています。

──すごいことしているじゃないですか。いつかスペイン語番組のお姉さんとかできたらいいですね。
坂元葉月:やりたいですね!頑張ります。

──これも新しい夢だ。ありがとうございます。では続いて奈々聖ちゃん。

廣川奈々聖:私、すごい大きいことじゃないですけど、ずっと憧れだったイヤモニを初めて作ったときに、「これずっと憧れてたやつだ」って思ったのをすごく思い出しました。

──めっちゃかわいい(笑)!
廣川奈々聖:生バンドでライブするのがずっと夢で、Zeppダイバーシティで生バンドで初めてライブをしたタイミングでイヤモニを作ったんですけど、そのときにイヤモニができて、それを付けたときに、「ああ、自分がアーティストになってる」って実感が湧いて。本当にイヤモニを初めて使ったときはなかなか慣れなかったですけど、それを付けると自分の中でスイッチが入るので、また大きい会場でライブする機会が増えたら、これを使うことも増えるんだなと思って。使うたびにそのときのことを思い出して、エモくなります。

──かわいいんだけど!公会堂でもイヤモニ付けるんですか?(笑)
廣川奈々聖:はい。(笑)かわいい。(笑)
松田美里:かわいい。(笑)
坂元葉月:かわいい。(笑)

──じゃあ、イヤモニでエモくなってる奈々聖ちゃんにも注目します!では最後三品ちゃん。

三品瑠香:もともと、夢とかずっとなくて。わーすたに入る前とか、直前とか、できてからも。わーすたを始めたことで、アイドルをやる前になんとなく見ていたものも全部なくなって。

──え、暗い(笑)!!
三品瑠香:(笑)。しばらく明確な夢とか目標が描けなくなったから、自分がやりたいことを見つけられるようになりたいなって思いながらやってきていたんですけど、ここ1~2年、自分がやりたいことがどんどん見つかるようになってきて。
だからわーすたとしてやりたいことも、三品瑠香ひとりとしても、自分が勝手にやりたいこともどんどん思いつくようになってきて。やりたいなと思えるようになってきて。だから、少し心が成長したなって。(笑)

──それこそ、写真集とかも1個叶った夢とも言えるんじゃないですか?
三品瑠香:そうなんですよ。17で写真集出したいというのを、16歳のときにやっていて。
18になる直前に写真集撮ってもらって。それが叶いましたね。
中3でモデルをちょこちょこやらせてもらっていたときから、やりたいなってすごく思っていたので。

──めっちゃ叶っているじゃないですか。全然あるじゃないですか!
三品瑠香:叶えていました(笑)。

──自然と努力して意識せずとも着実に叶えていくタイプなんでしょうかね、いいキャラしてる。いい話。ありがとうございました!

メンバーが選ぶBEST歌詞!
──最後に、『わーすたBEST』に収録されている楽曲の中から、皆さんが選ぶBEST歌詞をお一人ずつご紹介いただきたいです!

小玉梨々華:私は『Just be yourself』の「繰り返しのフリしている夢への道 一秒一秒が 過去に変わる“イマ”を 全力で愛していこう!」です。
Just be yourself 歌詞 「わーすた」
https://utaten.com/lyric/sa17032310
三品瑠香:私は『グレープフルーツムーン』の「時忘れ呼吸も忘れ ちぎれ雲だって掴みたい」。
グレープフルーツムーン 歌詞 「わーすた」
https://utaten.com/lyric/ma20021201

松田美里:私は『遮二無二 生きる!』の、「ただ1つの夢で 乗り越えられるんだよ 未練もミライの試練も さぁ行こうよ、逃げない!」。
遮二無二 生きる! 歌詞 「わーすた」
https://utaten.com/lyric/qk19100115
廣川奈々聖:私は『WELCOME TO DREAM』の「努力+時間=夢が叶う」にします。
WELCOME TO DREAM 歌詞 「わーすた」
https://utaten.com/lyric/ac18030820

坂元葉月:私は『バスタブ・アロマティック』のこれです。「明日もがんばって 帰ってくるんだ」です。
バスタブ・アロマティック 歌詞 「わーすた」
https://utaten.com/lyric/qk19100116

──ありがとうございました!
全員:ありがとうございました!!
TEXT 愛香
PHOTO 片山拓
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