SCANDAL、Hump Back、ハルカミライ、
MOROHAらが魅せたーー新しい無観客ス
タジオライブ中継イベント『聴志動感

2020年3月28・29日、新しい無観客スタジオライブ中継イベント『聴志動感』が開催された。新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、各地のコンサートやイベントが相次いで中止・延期を余儀なくされている現状を受け、奏-KANADE-、PLUMCHOWDER、イープラス、SOUND CREATORという関西圏でコンサートの企画・制作・チケット等に携わる4社が企画したイベントで、「聴」「志」「感」の漢字の中の「心」にちなんで、「今だからこそ、心3(試み)る」というキャッチコピーの下、行われることになった。
聴志動感
Youtubeのイープラス公式チャンネルeplusmovieで無料で生中継、Youtubeのスーパーチャットで視聴者からの投げ銭を受け付ける、アーカイブは残さないという方法で全世界に配信。この志に賛同したアーティストが、1日目に5組、2日目に6組、全11組出演した。
聴志動感
場所は都内の某レコーディング・スタジオで、1アクトずつ機材を転換する形で進行。ミュージシャンが演奏するスタジオ上部の壁には、Youtubeに書き込まれるコメントがリアルタイムで映し出され、投げ銭があった時はその視聴者の名前と金額が表示されるという演出が敷かれた。
聴志動感
ライブを観ることができなくなっている音楽ファンと、ライブを行えなくなっているアーティストのためにという他に、新型コロナウィルス感染予防の啓蒙も、このイベントの主旨のひとつ。厚生労働省指導の「正しい手の洗い方」に基づいて、各出演者がライブ前に手を洗う映像から配信をスタートする。
聴志動感
楽器転換中の時間は画面に「換気中」と表示し、スタジオの扉を開けて換気を行う。また、参加するスタッフも手洗い・うがい・マスク着用はもちろん、全員体温計持参で1日2回検温するという徹底した体制が取られた。
Anly
Anlyが洗面所で丁寧に手を洗う映像からスタート。そして、メインボーカル用とコーラス用の2本のマイクと、3本のアコースティックギターが用意されたスタジオに移動し、オベーションを手に取り、ギター、(ギターを叩く音で)パーカッション、コーラスという手順で、ループを重ねてトラックを作っていく。1曲目は「COFFEE」。歌に入ると、そのループを巧みにオンオフしながら曲を形成する。
Anly
次の「エトランゼ」では「みなさん盛り上がってますか? 一緒に歌ってください!」と、自分の歌と「みなさん」に見立てたループのコーラスで掛け合いをしてみせる。
「DO DO DO」と「FIRE」は、マイクをつかんでラップ気味に歌いながら、フットスイッチでトラックを止めてスクラッチを聴かせたり、ギターを乱打したり、その音に乗ってシャウトを聴かせたり。
Anly
5曲目「愛情不足」では、今日初めてループを使わず、ギター1本でしっとりと聴かせた。四つ打ちのループを作って曲に入った「Not Alone」と、同じくダンサブルな「We’ ll Never Die」を経て「会えなくても心はつながってるよ、という曲を歌って終わりたいと思います」と話し、「Venus」でラストを飾った。Anlyがひとりでやれることのすべてを7曲で見せるようなインパクト満載のライブだった。特に「エトランゼ」の<想いままに歌うこと 誰も止められない>というラインが、今のこの状況も含めとても切実に響いた。
Rin音
Rin音
「年号が変わる」ということに着想を得た、<嗚呼sleepy wonder 昭和 昭和>というリフレンが印象的な代表曲「sleepy wonder」でスタート。「福岡県から来ました大学生ラッパーRin音と、DJの原島“ど真ん中”宙芳です」と自己紹介し、2曲目に「先天性の嘘」をやる前に、「いつだって楽しむことは忘れない」という言葉を挟んだのは、やはり、現在がこんな状況だからだろう。
Rin音
ここまでの2曲も、メロウでどことなく気だるくて、でもその瞬間の感情を精緻に描いていく、Rin音ならではの並びだったが「つい最近シングルで出した曲と、その次、甘ったるいのも用意してるんで」と言ってから曲に入った「Cherry Blossom」と「甘ったるいタルト」で、その引力がさらに強くなる。
Rin音
そして、今年リリースされるや否や代表曲になった「snow jam」をラストに持ってくるという深く潜った後にふわっと浮上して締めるような構成。この曲が始まると同時に、画面のコメントの流れるスピードがすさまじく加速した。その「snow jam」を歌う前の、「大変な時期だからこそ、自分にできることがあるならやりたいと、思って出演を決めさせていただきました」という言葉も、飾り気がないだけに真摯な響きを持っていた。
坂口有望
メジャー・デビューして3年、19歳になったばかり。という若さや、勢いに満ちたバンド・サウンドで仕上げられているこれまでの音源を鑑みると、ひとりでギター1本で弾き語りって、線が細く見えないかな、などと思っていたが、始まった瞬間に「前言撤回!」と言いたくなった。声がまっすぐに飛んでくる。2月19日にリリースしたセカンドアルバム『shiny land』から5曲、それ以前の作品から3曲というセットリスト。
坂口有望
「はじめまして、坂口有望といいます。今日は初めて無観客ライブってものに、取り組んでおりまして。中2の時にライブハウスで歌ってから、ライブというものが大好きで。オンラインではありますが、こうして歌っていられることに感謝です。短い時間ですが、楽しんで帰って、ちゃうわ、楽しんでいってください」というような、生真面目なMCを、随所に挟みながら進んでいく。
坂口有望
「ほんまは3月4月にツアーを回っていたはずが、6月に延期になりまして。今年卒業のみなさんに、何か贈りたいなと思って準備していたので……卒業生のみなさん、本当におめでとうございます。中高の友達はずっと続いていくと思います。私が高校2年生の時に書いた曲を聴いてください」という言葉から「夜明けのビート」。<誰かが歌う いつになっても今が続けばいいって 笑っていれたらいい わたしはずっとわたしだ>というラインが、とてもリアルだった。
MOROHA
「コメントはべつにいらん。金くれ」と、本番前にアフロがツイートしたMOROHA。それに呼応して、1曲目「革命」のイントロをUKが弾き始めるや否や、コメントはほぼゼロだが、投げ銭があったことを表すバーだけで、ドドドッ! と画面が埋まる。MOROHAがMOROHAならファンもファンというか。
MOROHA
続いて「奮い立つCDショップにて」、次は「俺のがヤバイ」と、前半は初期の曲が並ぶ構成。そして、2016年の「tomorrow」と昨年リリースした最新アルバム『MOROHA IV』からの「拝啓、MCアフロ様」を経て、圧巻の時が待っていた。
MOROHA
「まさかこんな気分でこの歌を歌うとは思わなかったぜ」という言葉から歌われた「Youtubeをご覧の皆様へ」だ。Youtubeで観て俺らを知った気になるなよ、一度で良い、ライブに来い、と歌うこの歌を、ライブに来たくても来れない状況の人たちに、Youtubeを通して届けている。矛盾。でも、この曲を今日ここでやることを選んだのはMOROHAだ。
「音楽聴いてる間ぐらいは現実なんか忘れたい、そんな気持ちを完全に無視します。これは現実の歌だ」という言葉を前半と後半で二回言うなど、MCはパンチラインだらけだったが、最後のアフロの言葉は「どんな時も音楽があってほしいなと、俺は思っております。どうかみなさん生き抜いて、笑顔でお会いしましょう」だった。
この日初めての、バンド編成。手洗いを経てスタジオへ移動、練習の時のように3人が向かい合う形でスタンバイ。で、「え、映ってるやん?これ、いつでもいけますいう感じですか?」とか言いながら「拝啓、少年よ」でスタート。3人の立ち位置も含めて、ライブというよりも公開リハーサルのようなリラックスした雰囲気で1曲ずつ進んでいく。が、「久々のでかい音やー!」(林萌々子)という喜びもあってか、歌声はめちゃめちゃ大きく出ているし、1曲目からベースのぴかが、ジャンプを決めたりもする。
Hump Back
3人それぞれ、最近は何をしていますか?ということを話しているMCの途中から、美咲が「おにぎり」のイラストのTシャツ姿になる→「ちょう待って?なんでおにぎりなん?そんなん着てくるキャラちゃうやん!」とつっこんだ林萌々子、自分は「犬」のイラストのTシャツ姿になる→で、ぴかはでっかく自分の写真がプリントされたTシャツ、という流れに。コメントが爆笑で埋まる。
Hump Back
こんな予想もできない状況になって、でもその中でこうやってみんなに届けられる場をもらえて感謝している──という言葉で最後のMCを締めた林萌々子は、「もう一枚、好きなものの服を着てきた」と、3人の写真がプリントされたTシャツ姿になる。ぴかと美咲も同じく。ラストに歌われたのは、ツアー・バンドである自らを歌ったHump Backの代表曲、「僕らは今日も車の中」だった。次はライブハウスで観たい。
SCANDAL
2日目のトップはSCANDAL。日本・アジア・ヨーロッパ&イギリス・アメリカを回るワールド・ツアーが、何本かずつ延期になっていく中での出演。「今年の春、学校を卒業したみなさん、新しい生活をスタートするみなさんに、この曲を贈ります」と「HARUKAZE」でスタート。表示される投げ銭の多さもさすがSCANDALだが、海外からのものが少なからず混じっている、しかも英語だけではないのが、さすがSCANDAL。
SCANDAL
ニューアルバム(『Kiss from the darkness』)を携えてやるはずだったワールドツアーが1本もできていない、どんどん苦しくなってモヤモヤしていた時に、関西で10年以上前からお世話になってるイベンターチームがこの企画を立ち上げてすぐ声をかけてくれたと説明。
SCANDAL
「それ、やるでしょう! できることがあるんだったら、なんでもやりたいと思ってた今、こうして自分たちの音楽を世界中に発信できる場を作ってくれて感謝してます!」「ちょっとでも元気になってもらえるような、『聴志動感』スペシャルセットリストでお送りします!」という言葉から「夜明けの流星群」「Departure」、MAMIがひとりで弾き語りした「声」、「会わないつもりの、元気でね」「A.M.D.K.J.」「瞬間センチメンタル」と、確かにスペシャルなセットリスト。
SCANDAL
「こうやって画面越しでも一つになれたなって気がしたな。すごい不思議な感覚なんだけど、でもやれてよかったです」「こんな自分たちでも世界を救えるんじゃないかって気がします。そういう気持ちで音楽をやっていこうと、今、思えました!」という言葉からの、最後の曲は「マスターピース」だった。
ヒグチアイ
グランドピアノ弾き語り、ひとりでのライブ。というのに慣れている人であることに加えて、2019年11月28日に、ABCラジオ『よなよな木曜』の企画『ラジオで生対バン』で、スタジオでの無観客・生放送ライブの経験もある人なので、アドバンテージは大きかったのかもしれない。が、そうであったとしても、ちょっと絶句もののライブだった。言葉とメロディとピアノで闘うシューター、ヒグチアイの真骨頂。初めてここで彼女のライブに触れた人、衝撃だったのではないかと思う。
ヒグチアイ
「まっすぐ」でスタートし、歌い終わると「卒業した人、仕事を変える人、4月から新しい生活が始まる人に、「まっすぐ」という曲を贈りました」と説明。次は、「私、自分の街でずっとトイレットペーパー買えなかったんですけど、それを歌にしました」と、新曲「パチプロ父ちゃん」。続いては、ライブではしばらく前から歌っているが、音源としては未発表の、超強力な新曲「東京にて」を披露する。
ヒグチアイ
「前線」「聞いてる」を経て、ラストは<誰かを救う うたをかきたい なんて言うくせに 救われたことがない>で始まる、歌詞のすべてが「必殺の一行」でできている「ラブソング」。この曲を歌う前にヒグチアイは「(新型コロナウィルスで)こういうことになって、いろんな人から連絡が来て、「ああ、思い出してもらってるんだな」と思う。私も誰かを思い出す人でありたい、誰かを思う人でありたいと思います」という言葉を挟んだ。
クレナズム
結成2年目の福岡の4人組バンド、クレナズムが本日の3番手。ボーカル・ギターの萌映が女性、あとの3人が男性(ギター・けんじろう、ベース・まこと、ドラム・しゅうた)という編成。
トップのSCANDALや前日のHump Backと異なり、メンバー全員が同じ方向を向く、通常のライブと同じ立ち位置である。「こんな状況だからこそ、今しかできないことがあると思うので、それをチャンスに変えて皆さんとがんばっていきたいと思います。画面の前のあなたに歌います」という言葉からの「白い記憶」でスタートする。
クレナズム
MCで自分たちでも言っていたし、けんじろうがRIDEのTシャツを着ていたのにも表れていたが、ギターで音の渦を作っていく、いわゆるシューゲイザー的なサウンド。が、萌映は、その轟音に埋もれる感じではなく、クリアで明快なメロディに乗せて、言葉ひとつひとつがはっきりと耳に届くように1曲1曲を歌っていく。バックトラックを使用した「花弁」と、「次にする曲は、眠れない夜に聴いてほしい曲です」という紹介で始まった「夜に溺れて」の中盤の2曲で、特にその魅力が顕著になった。
クレナズム
メロディの力、そして音の力で、観る側を釘付けにするパフォーマンスだった。あと、1曲終わるたびに、メンバー全員で丁寧にお辞儀をするところにも、何か、このバンドのキャラが表れていた。
ズーカラデル
例によってメンバーが順番に手を洗うところから生配信がスタート。先に洗った鷲見こうた(Ba)が山岸りょう(Dr)に、丁寧に洗い方を説明してやり直しているさまを見せてコメントを沸かせる。
スタジオにイン、3人向き合いポジションで「ダンサーインザルーム」からスタートし、次は「アニー」と、曲終わりにおなじみの「ありがっと!」を挟みながら、快調に飛ばしていく……と思いきや、「アニー」が終わると吉田、「いやあ、緊張するし、暑いし」。やっている側としては、やはりいつもと勝手が違うようだ。
ズーカラデル
「ミュージシャンだけではなく、PAや照明等のライブまわりのスタッフにも生活がある、ライブがやれないことのピンチがそういう人たちの上にのしかかっている。だから投げ銭をお願いします。もしこれがうまくいったら、こういう配信のイベントがもっとできるようになるかもしれないので」というMCから、「関東地方に雪が降っておりました。それでも春はすぐそこに来てますよという曲を聴いてください」と、フォーキーな「春風」へ。
ズーカラデル
そして後半。「我々はMCで「同じ音楽が好きで同じ場所に集まったみなさんの曲です」といつも言っているが、今、目の前にいなくたって、それはひとつの大いなる何かが、我々の目の前に立ち上がっているかもしれない」という現在の気持ちを言葉にしたMCを経て入った「友達のうた」だったが、2コーラス目に入ったところで、吉田、「ああ、歌詞飛んじゃったあ」と曲がストップ。「ああ、初めてだ、初めてだよこの曲、こんなことになったの」とうろたえているところを見ると、緊張しているとはいえ、本人的にも予期せぬ事態だったようだ。
その「友達のうた」を頭からやり直し、ズーカラデル最短(たぶん)の名曲「花瓶のうた」を経て、「アニー」と並ぶ代表曲でありライブ鉄板曲の「漂流劇団」でフィニッシュした。
Rei
Rei
ギターとボーカルのRei、ベースに真船勝博、ドラムに山口美代子、ブルースハープに千賀太郎という4人による、1曲目「I Feel Good」が始まった瞬間にコメントが「!!!!!」で埋まる。すっごい演奏。そもそも「ずるい!」と言いたくなるほど凄腕のプレーヤーが集まっている上に、「今月けっこうライブがなくなってしまって、鬱憤がたまってたから。今日は嬉しいです」ということもあって、4人のグルーヴがえらいことになっている。
Rei
4曲目のB.B.Kingのカバー「I Just Can’ t Leave Your Love Alone」は千賀太郎がボーカルをとったり、5曲目「my mama」で4人の中央に設けられたお立ち台にReiが上がったりしながらライブは進行。スタート時の衝撃的な演奏はずっと持続していたが、それがさらにヒートアップしたのは、7曲目の「Hoochie Coochie Man」とラストの「Route 246」の2曲。

Rei

それぞれ順番にソロをとり、お立ち台でReiがフライングVを弾きまくり、そのまま千賀太郎のハープとバトルし、真船勝博がウッドベースに持ち替えた「Route 246」では、「PCの前のあなたも、そこらへんにいるあなたも『聴志動感』のあなたも!」とハンドクラップを求め、画面がそのアイコンで埋まり──と、どこまで温度が上がるんだ、と言いたくなる状態で終了した。「次は生で観たい!」と初めてReiのライブに遭遇した人の多くが思っただろう。
ハルカミライ
まず、ドラムの小松謙太、なぜかダウン着用(なので後半で彼がそれを脱ぐまで「なんで?」などというコメントが続くことになる)。で、「どの曲やろうか?」と、ボーカルの橋本学から順にメンバーがやりたい曲を言っていき、じゃんけんをし、橋本が勝ち、彼が言った「世界を終わらせて」が選ばれ、ギター1本・4人で大声で歌う、という形で曲が始まる。歌いながら橋本、「サビまで弾き語りでやろう!」と指示、そのまま1コーラス歌いきってからリズム隊も加わる。
ハルカミライ
その後、途中のMCで「バチバチに練習して来た」「俺も」「俺は普通」「じゃあここから1ミスごとに1000円」などと言い合ったり、5曲目の「フュージョン」では、「この人が呼んでくれました!」と演奏中にスタッフをひっぱり出したり。
ハルカミライ
というふうに、普段のリハーサルスタジオみたいに肩の力が抜けていながら、歌も演奏もとてつもないエネルギーを放っている、それでいて「これがいつもの姿なんだろうな」と思わせる、とても不思議でとてもすばらしい時間だった。この日が特別というわけではなく、きっといつもこうなんだろうなと思わせる自然さだった。
4曲目には、4年前に出たファースト・シングル「symbol」の収録曲で、今ではそれを持っていないと聴くことができなくなっている「unconditional」をプレイするというレアなサービスもありコメントがドッと湧いた。
ハルカミライ
事態に対してすぐ動く。それが未曾有の困難であっても、自分たちが今できることを考えて、実行に移す。それを人に届けること、それに人を巻き込むことで、その波を大きな動きにしていく──。という、何十年にも渡って現場の最前線でライブを作ってきたプロたちならではの、発想と行動力に裏打ちされたイベント。それが『聴志動感』であったことを、いろんな局面で感じた2日間だった。
例えば、有料配信にせずに無料・投げ銭制にしたことの正しさもそうだ。また、世界をツアーするSCANDALのようなバンドも、普段からストリート・ファイトに特化したライブのスタイルであるMOROHAのようなユニットも含めての、「裸一貫で闘える」存在が集結したラインナップもそうだと言える。
音楽業界にとっては勿論、アーティストにとっても、リスナーにとっても、とても大きなものをもたらしたイベントだったと思う。
取材・文=兵庫慎司 撮影=ヤマダマサヒロ(3月28日)、森好弘(3月29日)

SPICE

SPICE(スパイス)は、音楽、クラシック、舞台、アニメ・ゲーム、イベント・レジャー、映画、アートのニュースやレポート、インタビューやコラム、動画などHOTなコンテンツをお届けするエンターテイメント特化型情報メディアです。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着