yonigeが見る武道館越しの景色。“ら
しさ”で臨む新しい一歩

yonigeがライブDVD『日本武道館「一本
」』をリリース。6年目のマイルストー
ンとその先に見る景色

2020年5月20日、yonigeがライブDVD『日本武道館「一本」』をリリースした。同作には2019年8月におこなわれた、彼女たち初の武道館ワンマンの模様が収録されている。

2013年の結成から6年でたどり着いたひとつの節目。yonigeはその先にどんな景色を見ているのだろうか。彼女たちの第1期を締めくくった武道館ライブと、第2期の幕開けを告げる2ndフルアルバムの存在。両作からyonigeのこれからを想像した。

yonigeとは?

yonige -さよならアイデンティティー-【Official Video】

yonigeは、大阪・寝屋川出身の2人、牛丸ありさ(ボーカル&ギター、作詞・作曲)、ごっきん(ベース&コーラス)からなるロックバンド。2013年に地元大阪にて結成された。当初はドラマーを含めた3人での活動だったが、2015年末の脱退を経て現在の体制へ。以降、2人にサポートメンバーを加えた形での活動が続いている。

デビューから2年足らずでたどり着いた
武道館。yonigeが描いてきた成功への放
物線

yonige -アボカド-【Official Video】

yonigeが最初にシーンの話題をさらったのは今から約5年前のこと。2015年リリースのミニアルバム『Coming Spring』に収録された楽曲『アボカド』が、SNSなどで評判となり、その名を広く知らしめるようになった。ケンカの最中、怒りに任せて投げつけられたアボカドを別れのモチーフとして扱った同曲は、彼女たちのビジュアルやメロディのキャッチーさを武器にZ世代から絶大な支持を獲得。この曲のブレイクをきっかけに2人は若手バンドの注目株として期待される存在になっていった。
yonige「センチメンタルシスター」Official Music Video

2017年、yonigeはワーナーミュージック傘下のレーベル・unBORDE(アンボルデ)より、1stフルアルバム『girls like girls』でメジャーデビューした。同作はオリコンウィークリーチャートにて8位にランクイン。デビュー作にしてTOP10入りの快挙を成し遂げる。2018年には、au“三太郎シリーズ”「笑おう」篇のTVCMソングに抜擢。2人は人気バンドへの階段を一段とばしで駆け上がってきた。その後はミニアルバム『HOUSE』のリリースを経て、デビューから2年足らずで初の武道館ワンマンを達成するなど、活躍の舞台をさらに大きくひろげている。流行りのバンドから実力派バンドへ。yonigeが描いてきた成功への放物線は、いまもなお右肩上がりで伸び続けている。

yonigeが見る武道館越しの景色。“らしさ”で臨む新しい一歩はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

アーティスト

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

新着