人肌を感じる音楽を

ミュージシャンにも様々なタイプの人がいる。音楽を道具とする人、手段とする人、文化とする人。もちろん複数の概念を兼ねている人もいるが、NAOKYはおそらく表現の人だろう。生きているとたまに出会う、開放しないと死んでしまうようなタイプだと思うのだ。

彼は、1991年生まれのシンガーソングライター。それと同時に、ダンサーや役者としての顔も合わせ持つ表現者だ。音楽への愛があることはもちろん、踊ったり歌ったり演じたりすることで、自分のなかでは収まりきらないエモーショナルを発散している。
だからなのか、NAOKYの音楽はとても感情的だ。どの作品をとっても、わずか数分のなかに気持ちの抑揚がギュッと濃縮されて詰めこまれている。知らず知らずの引き寄せられてしまう、人肌を感じる音楽こそ彼の魅力なのではないだろうか。

先日配信が開始された「スーツケース」は、もどかしく感じる日々に愛しさを見いだせるようになるナンバー。ゴスペルを彷彿させるコーラスの重なりも美しく、NAOKYのポテンシャルを感じることのできる1曲に仕上がっている。

こんなアーティストが好きな人におすす

NAOKY アーティストページ|BIG UP!

提供:BIG UP!zine
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