歌舞伎俳優の中村壱太郎、厄難を鎮め
る祈りを込めた新作舞踊を配信公開

歌舞伎俳優の中村壱太郎が、2020年5月30日(土)に自身のYouTubeチャンネル『かずたろう歌舞伎クリエイション』にて創作舞踊『祈望(きぼう)』を配信公開した。
創作舞踊『祈望』は、歌舞伎俳優であるとともに、吾妻徳陽の名で日本舞踊吾妻流7代目家元の顔も持つ壱太郎が、厄難を鎮める祈りを込め、今回、新たに作った新作舞踊となる。
なお壱太郎は、2016年に大ヒットを記録した、新海誠監督の映画『君の名は。』で、ヒロイン・三葉と四葉の姉妹が舞う巫女の奉納舞の創作を担当したこともある。
このたび壱太郎から、コメントが到着した。
<中村壱太郎コメント>
厄難を鎮め、安寧を願う。
そのようなテーマのもと『祈望』という踊りをつくりました。
どのような生活環境においても「舞台をつくること」「人前で踊ること」を止めてはならないと考えます。最善の対策を練って、私は踊り続けます。
<中村壱太郎プロフィール>
中村壱太郎
中村壱太郎(なかむら・かずたろう)
歌舞伎俳優。
1990年、中村鴈治郎の長男に生まれる。祖父は人間国宝の坂田藤十郎。
1995年、大阪・中座『嫗山姥』の一子公時で初代中村壱太郎を名のり初舞台。2007年には史上最年少の16歳で大曲『鏡獅子』を踊る。また、2010年には『曽根崎心中』のお初という大役に役柄と同じ19歳で挑む。
2013年、慶應義塾大学総合政策学部卒業。
2014年、吾妻徳陽として日本舞踊吾妻流七代目家元襲名。
2016年、大ヒットした映画『君の名は。』(新海誠監督)で、ヒロイン・三葉と四葉の姉妹が舞う巫女の奉納舞の創作を担当する。
現在、女形を中心に歌舞伎の舞台に精進しつつ、現代劇からテレビ、ラジオなど活動の場を広げている。「春虹」の名で脚本執筆、演出にも挑戦中。

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