新国立劇場、7月に『願いがかなうぐ
つぐつカクテル』を上演 2020/2021
シーズンバレエ開幕公演の演目を『ド
ン・キホーテ』に変更

新国立劇場が、政府、東京都の方針及び(公社)全国公立文化施設協会による新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインを踏まえて、新型コロナウイルス感染予防、拡散防止への対応策を徹底し、7月に演劇公演『願いがかなうぐつぐつカクテル』を実施することを発表した。

そして、2020/2021シーズンバレエ開幕公演の演目を、『白鳥の湖』から『ドン・キホーテ』に変更することも決定した。
『願いがかなうぐつぐつカクテル』
『願いがかなうぐつぐつカクテル』は、原作のミヒャエル・エンデ自らが戯曲化しドイツで何度も上演されている人気作品。上演台本を高橋文子が翻訳、そして新国立劇場初登場の小山ゆうなが演出する。今作が、日本初演の舞台となる。こどもとおとなのためのピリリと風刺の効いたファンタジーで、北村有起哉、松尾諭、森下能幸、林田航平、あめくみちこ、花王おさむらが出演する。
『願いがかなうぐつぐつカクテル』出演者

公演日程は、2020年7月9日(木)~7月26日(日)新国立劇場 小劇場にて上演。なお、4日(土)14時、5日(日)14時のプレビュー公演、18日(土)18時、 23日(木・祝)18時、25日(土)18時の公演は中止。また、24日(金・祝)13時の公演が追加となる。座席は適切な間隔を保つため、前後左右をあけた席配置(全指定席)となるため、詳細は公式サイトにて確認を。

【あらすじ】
大晦日の夜、枢密魔法顧問官のイルヴィッツァーの心はざわついていた。悪魔と契約したノルマを履行できていなかったからだ。大晦日が過ぎるまでに契約を果たせなければ、イルヴィッツァー自身が差し押さえになってしまう。
そこへ、魔女ティラニアは、なんでも願いがかなう魔法のカクテルを作るレシピが書かれた巻物を手に入れるために、イルヴィッツァーを訪問する。二人のやりとりを盗み聞きした猫のマウリツィオとカラスのヤコブは何とか彼らの野望を阻止しようとするのだが......。
また、2020/2021シーズンバレエ開幕公演として、2020年10月23日(金)~11月1日(日)に上演を予定していた『白鳥の湖』(新制作)は、海外のバレエ団の協力を得てプロダクションの制作を進められてきたが、新型コロナウイルス感染症拡大の世界的影響により、今秋の公演に向けて準備を継続することが困難となった。このため、2020/2021シーズン開幕は、『白鳥の湖』(新制作)に代わり、5月に予定していた『ドン・キホーテ』を上演することとなった。『白鳥の湖』については、2021/2022シーズンでの開催に向けて準備を進めているとのこと。
そのほか、新国立劇場は、2020年6月~9月に開催予定だった『2020 新国フェス』は、対象公演の約半数が開催できなくなったことで、中止となった。そのため「選べる!夏のこども劇場セット 2020」も販売中止となる。また、2020/2021シーズンオペラ、バレエ&ダンスセット券は、新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインにおいて、劇場における公演再開のための要件を満たすことが困難のため、通常の配席プランの販売を中止し、全ての申し込みも取り消しすることを発表した。
これら上記の公演については、感染状況や政府等の要請により、今後も変更や中止を余儀なくされる可能性もあるため、最新情報は公式サイトにて確認を。

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