体験型演劇「STAGEGATE VRシアター」
が始動 第一弾は伊礼彼方、加藤和樹
、小西遼生、成河ら19名が出演の『D
efiled-ディファイルド-』

シーエイティプロデュースが、本日6月12日(金)に、感染対策に取り組んだ、新たな演劇の観劇スタイルとして「STAGE GATE(ステージゲート) VRシアター」を始動することを発表した。
「STAGE GATE VRシアター」は、最新テクノロジーのVR技術を活用し、舞台上180度を複数のアングルから、観客が観たいアングルを自由に選択して楽しむことができる演劇の新たなスタイルの観劇方法。本編だけではなく、その場にいながら、普段立ち入ることのできない舞台上やステージ最前列といったエリアへの瞬間移動を実現し、現実を超える未来型の演劇体験が可能となっている。
劇場で撮影されたVR映像は、専用のVR配信プラットフォームで視聴ができ、ヘッドマウントディスプレイのほか、スマートフォン用のVRグラスを使用することにより、3D映像でより立体的に臨場感のある演劇を楽しめる。また、ヘッドマウントディスプレイやVRグラスを持っていなくとも、スマートフォンやタブレットで、タッチ操作により、ワンクリックで観たい方向に自由に切り替えて映像を楽しむこともできる。
本劇場の第一弾となる作品は、2001年の10月に日本初演、その後、2004年、2017年にも上演された『Defiled-ディファイルド-』をリーディングスタイルで開催する。作はLEE KALCHEIM、翻訳は小田島恒志、演出は鈴木勝秀が務める。出演者は、猪塚健太、伊礼彼方、上口耕平、加藤和樹、岸 祐二、小西遼生、章平、鈴木壮麻、成河、千葉哲也、中村まこと、羽場裕一、東 啓介、前山剛久、松岡 充、三浦宏規、水田航生、宮崎秋人、矢田悠祐ら計19名。2名1組、全15組が毎日日替わりで上演する。
【あらすじ】
ハリー・メンデルソン、図書館員。自分の勤める図書館の目録カードが破棄され、コンピュータの検索システムに変わることに反対し、建物を爆破すると立てこもる。目まぐるしく変化する時代の波に乗れない男たちが、かたくなに守り続けていたもの。神聖なもの。 それさえも取り上げられてしまったら…。
交渉にやってきたベテラン刑事、ブライアン・ディッキー。緊迫した空気の中、巧みな会話で心を開かせようとする交渉人。拒絶する男。次第に明らかになる男の深層心理。危険な状況下、二人の間に芽生える奇妙な関係。
果たして、刑事は説得に成功するのかー。

本公演は観客を入れて上演も行われ、東京公演の日程は、2020年7月1日(水)~8月2日(日)(予定)DDD 青山クロスシアター、大阪公演は8月8日(土)~10日(月・祝)(予定)会場は未定となる。DDD 青山クロスシアターでは、通常座席数の30%以下に抑えた50席のスペシャルな観客席で開催する。また、映像配信は2020年7月5日(日)~8月6日(木)(予定)となり、大阪公演の配信は調整中とのこと。そのほかの詳細は近日発表される。
「STAGE GATE VRシアター」では、今後ストレートプレイ、ミュージカル等、年間4作品、1作品あたり約30公演の上演を予定。第二弾は、9月に開催する予定となっている。
ソーシャルディスタンスを守って、感染リスクを最小限に抑えた上演を実現した「STAGEGATE VRシアター」。新たな演劇の観劇スタイルを体験してみるのはいかがだろうか。

SPICE

SPICE(スパイス)は、音楽、クラシック、舞台、アニメ・ゲーム、イベント・レジャー、映画、アートのニュースやレポート、インタビューやコラム、動画などHOTなコンテンツをお届けするエンターテイメント特化型情報メディアです。

新着