矢井田瞳、
無観客チャリティーライブで
新曲「あなたのSTORY」を初披露
矢井田瞳の無観客チャリティーライブ『J-WAVE 矢井田瞳 LIVE FOR YOUR STORY』（主催：産経新聞社、J-WAVE）が、6月14日（日）に開催され、産経新聞のYouTubeチャンネルで独占生中継された。
このライブイベントは、J-WAVE『#音楽を止めるな』プロジェクトの一環として、JR高輪ゲートウェイ駅前にて開催予定のイベント『Takanawa Gateway Fest』会場内にある『J-WAVE NIHONMONO LOUNGE』から無観客で開催。2020年でデビュー20周年を迎える矢井田瞳が、新型コロナウイルスに立ち向かう全ての人たちに向け、歌声を届けるというものだ。当日は2,000人近くが視聴し、コメント欄にはその歌声に勇気づけられた人たちの声があふれた。ここでは、その模様をレポートする。
しんと静まり返ったステージは、矢井田とサポートギターに高高-takataka-の2人を迎えたシンプルな編成。“ハロー、YouTube！ ハロー、画面の前のみなさん！”と視聴者に声をかけた矢井田は、この日をすごく楽しみにしていたそう。
そんな彼女が一曲目に選んだ曲は、2019年にセルフカバーとして新たにリリースした「My Sweet Darlin'」。オリジナルの爽やかな疾走感はそのままに、折り重なる透明なアコースティックサウンド、力強い歌声が梅雨空をかき消すがごとく会場に響いた。
そしてノイジーなギターが印象的なスピード感溢れるヒットナンバー「B'coz I Love You」、伸びやかな歌声が切なさを誘うバラードの名曲「Over The Distance」を立て続けに披露。さらに異国情緒あふれるメロディアスなナンバー「I'm here saying nothing」。その圧倒的なパフォーマンスと惜し気もないヒット曲連発に、多くの視聴者が画面越しであることを忘れていただろう。
MCでは、無観客・生配信といういつもとは違う雰囲気に、ステージと同じように“ちゃんと緊張しますね”と笑って話す矢井田。ステージに置かれたタブレットを見ながら、視聴者のコメントを読み上げるといった生配信ならではのやりとりも。
2020年でデビュー20周年を迎える矢井田だが、この新型コロナウイルスの影響で予定していたステージやツアーが中止に。残念に思っていたファンも多いなか、“嬉しい新しいお知らせがひとつあります！”と矢井田。来る8月15日“ヤイコの日”に配信ライブを行うことを発表し、ファンにとっては何よりも元気づけられるお知らせとなった。
後半のスタートを飾ったのは、故郷・大阪への思いを歌った曲「ネオンの朝」。大阪の街をイメージさせる賑やかなポップナンバーだ。そして、今も通常営業できないライブハウスなどを憂いながら“どんな時代も音楽の役割があると私は信じたいし、信じています”と前向きな思いを語り、キャッチーなメロディーが元気をくれる「Go my way」で画面の向こうに音楽のパワーを届けた。続いて「MOON」ではヴァイオリン、ピアノをステージに迎え、「Life’s like a love song」ではコールアンドレスポンスを投げかけ、画面と会場の垣根を超えた一体感が生まれていく。
ラストナンバーとして届けたのは、この日がライブ初披露となる新曲「あなたのSTORY」。新型コロナウイルスに立ち向かう全ての人たちを歌の力で応援する産経新聞のプロジェクト『「#コロナの先で」希望のSTORY〜歌のチカラ〜』とコラボレーションした楽曲だ。一般の方から募集した応援メッセージや、生活の中で見つけたささやかな喜び、未来への希望など、今だからこそ伝えたいメッセージが込められている。
配信でありながら、多くのコメントからリアルな場を共有しているかのような一体感が生まれていたことが感じられる、音楽の素晴らしさを体験させてくれたライブとなった。
なお、このステージはライブ情報サイト『LIVE LOVERS』にて6月21日（日）23:59まで1週間アーカイブ配信されるのでお見逃しなく。
photo by スエヨシリョウタ
【セットリスト】
1.My Sweet Darlin'
2.B'coz I Love You
3.Over The Distance
4.I'm here saying nothing
5.ネオンの朝
6.Go my way
7.MOON
8.Life’s like a love song
9.あなたのSTORY
このライブイベントは、J-WAVE『#音楽を止めるな』プロジェクトの一環として、JR高輪ゲートウェイ駅前にて開催予定のイベント『Takanawa Gateway Fest』会場内にある『J-WAVE NIHONMONO LOUNGE』から無観客で開催。2020年でデビュー20周年を迎える矢井田瞳が、新型コロナウイルスに立ち向かう全ての人たちに向け、歌声を届けるというものだ。当日は2,000人近くが視聴し、コメント欄にはその歌声に勇気づけられた人たちの声があふれた。ここでは、その模様をレポートする。
しんと静まり返ったステージは、矢井田とサポートギターに高高-takataka-の2人を迎えたシンプルな編成。“ハロー、YouTube！ ハロー、画面の前のみなさん！”と視聴者に声をかけた矢井田は、この日をすごく楽しみにしていたそう。
そんな彼女が一曲目に選んだ曲は、2019年にセルフカバーとして新たにリリースした「My Sweet Darlin'」。オリジナルの爽やかな疾走感はそのままに、折り重なる透明なアコースティックサウンド、力強い歌声が梅雨空をかき消すがごとく会場に響いた。
そしてノイジーなギターが印象的なスピード感溢れるヒットナンバー「B'coz I Love You」、伸びやかな歌声が切なさを誘うバラードの名曲「Over The Distance」を立て続けに披露。さらに異国情緒あふれるメロディアスなナンバー「I'm here saying nothing」。その圧倒的なパフォーマンスと惜し気もないヒット曲連発に、多くの視聴者が画面越しであることを忘れていただろう。
MCでは、無観客・生配信といういつもとは違う雰囲気に、ステージと同じように“ちゃんと緊張しますね”と笑って話す矢井田。ステージに置かれたタブレットを見ながら、視聴者のコメントを読み上げるといった生配信ならではのやりとりも。
2020年でデビュー20周年を迎える矢井田だが、この新型コロナウイルスの影響で予定していたステージやツアーが中止に。残念に思っていたファンも多いなか、“嬉しい新しいお知らせがひとつあります！”と矢井田。来る8月15日“ヤイコの日”に配信ライブを行うことを発表し、ファンにとっては何よりも元気づけられるお知らせとなった。
後半のスタートを飾ったのは、故郷・大阪への思いを歌った曲「ネオンの朝」。大阪の街をイメージさせる賑やかなポップナンバーだ。そして、今も通常営業できないライブハウスなどを憂いながら“どんな時代も音楽の役割があると私は信じたいし、信じています”と前向きな思いを語り、キャッチーなメロディーが元気をくれる「Go my way」で画面の向こうに音楽のパワーを届けた。続いて「MOON」ではヴァイオリン、ピアノをステージに迎え、「Life’s like a love song」ではコールアンドレスポンスを投げかけ、画面と会場の垣根を超えた一体感が生まれていく。
ラストナンバーとして届けたのは、この日がライブ初披露となる新曲「あなたのSTORY」。新型コロナウイルスに立ち向かう全ての人たちを歌の力で応援する産経新聞のプロジェクト『「#コロナの先で」希望のSTORY〜歌のチカラ〜』とコラボレーションした楽曲だ。一般の方から募集した応援メッセージや、生活の中で見つけたささやかな喜び、未来への希望など、今だからこそ伝えたいメッセージが込められている。
配信でありながら、多くのコメントからリアルな場を共有しているかのような一体感が生まれていたことが感じられる、音楽の素晴らしさを体験させてくれたライブとなった。
なお、このステージはライブ情報サイト『LIVE LOVERS』にて6月21日（日）23:59まで1週間アーカイブ配信されるのでお見逃しなく。
photo by スエヨシリョウタ
【セットリスト】
1.My Sweet Darlin'
2.B'coz I Love You
3.Over The Distance
4.I'm here saying nothing
5.ネオンの朝
6.Go my way
7.MOON
8.Life’s like a love song
9.あなたのSTORY
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