コロナ禍でアニメ・声優イベントはど
う変わった? 「ヒロアカ」フェス今
年は配信限定に
今年のヒーローフェスは配信視聴限定イベント(c)2019「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会 (c)堀越耕平/集英社 緊急事態宣言が解除され、徐々に外出の機会が増えるとともに、アニメ・声優イベントも少しずつ再開の兆しが見えてきた。もちろんこれまで通りとはいかず、引き続き新型コロナウイルス対策が求められている。そういった状況下で、イベントはどのように変化しているのか。さまざまなコロナ対策とともに、開催予定のイベントを紹介する。
大きな会場で定期的に行ってきたイベントのひとつの変化として、“リアルから配信”がある。イベントが軒並み中止となった4~5月に数多く見られた無料配信ではなく、イベントそのものを最初から有料配信にする形式だ。「僕のヒーローアカデミア」のスペシャルイベント「HERO FES.(ヒーローフェス)」は、配信視聴限定イベントとして10月3日に開催(昨年はパシフィコ横浜で開催された)。7月15日発売の「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング」ブルーレイ&DVDのプルスウルトラ版に、視聴チケットが購入できるシリアルコードが封入される。
一方、今後予定されているリアルイベントはどのように変化したのか。ソーシャルディスタンスが求められた結果、収容人数を減らすために、イベント構成やチケット価格を変更するなどして対応している。8月1日開催「結城友奈は勇者である 感謝祭」は「座席数50パーセント以内」という規定を満たすために1日2回(2部形式)から1日3回(3部形式)に増やし、9月22日開催の「鬼頭明里 1st LIVE TOUR『Colorful Closet』」はチケット価格が改定された。
また、公演内容そのものを変更するパターンも。舞台「刀剣乱舞」は「新形態での演劇」に挑戦することを発表し、舞台上でのソーシャルディスタンスを保ちながら行う「科白劇 舞台『刀剣乱舞/灯』改変 いくさ世の徒花の記憶」が7月16日からスタートする。
各種イベント開催については、今後もさまざまな試行錯誤が繰り返されていくと思われるが、気になるイベントがある場合は、どのようなかたちで開催されるのかといった情報にも注目だ。
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