ミュージカル『いつか~one fine da
y』をコンサート版で上演

舞台制作会社conSeptのオリジナル・ミュージカル『いつか~one fine day』が、コンサート版の「『いつか~one fine day』in Concert」として1年半振りに帰ってくる。公演開催は2020年11月5日(木)6日(金)の2日間3ステージ、東京・神田明神ホールにて。出演は、藤岡正明、皆本麻帆、佃井皆美、和田清香、荒田至法、入来茉里、小林タカ鹿、内海啓貴という初演メンバーが揃い踏みとなる。
『いつか~one fine day』は、コンスタントに人間ドラマを描き続ける韓国の映画監督イ・ユンギが2017年に発表した映画『One Day』をベースに、conSeptのプロデュースにより、板垣恭一(脚本・作詞・演出)と桑原まこ(作曲・音楽監督)のコンビでミュージカル化され、2019年4月に東京・シアタートラムで上演された。妻に先立たれた保険調査員テルと、昏睡状態の中で心だけが目覚めた目の見えない女性エミの交流を通して、胸の内に押し込めていた自分自身の心と向き合う人間ドラマを生演奏と共に展開する。現代を生きる普通の人々の日常を切り取り、その心に抱える痛みや迷いを8人の登場人物それぞれの立場に投影し、音楽を通して紡いでいくミュージカル、これを今回は新たにコンサート版のスタイルにかえて届ける。なお、この公演は、ライブ配信の予定もあるが、詳細は後日発表とのこと。
【動画】ミュージカル『いつか〜one fine day』より「うつしおみ=現人」Music PV
<あらすじ>
保険調査員のテル(藤岡)は後輩・タマキ(内海)の担当だった仕事を引き継ぐよう新任の上司・クサナギ(小林)から命じられる。それは交通事故で植物状態の女性・エミ(皆本)の事故の原因を調べるというもの。しかし、エミの代理人・マドカ(佃井)と友人・トモヒコ(荒田)は調査に非協力的で敵対。仕事が進まないなか、病死した妻・マキ(入来)のことをまだ整理できずにいるテルに声をかけてきたのは、意識がないはずのエミだった。俄かには信じがたいと思いながらも自分にしか見えないエミと交流を重ねるうちに、事故の陰に幼い頃にエミを捨てた消息不明の母親・サオリ(和田)の存在が浮かび上がってくる。

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