2020年10月11日 at 四谷LOTUS

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【Keisandeath ライヴレポート】
『Keisandeath Do Nothing?
again at 10.11』
2020年10月11日 at 四谷LOTUS

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 2017年より活動をスタートさせたメタル系シンガーソングライターのKeisandeathが、10月11日に四谷LOTUSでワンマンライヴを開催! なお、本公演はソーシャルディスタンスを取りながらの有観客&配信にて実施された。

 タイトルの“Keisandeath Do Nothing?again at 10.11”にもあるように、もともとは今年2月に発表したアルバム『Do Nothing?』のリリース記念ライヴとして行なうはずだったものが、コロナ禍の影響で予定通りに開催ができず、『Do Nothing?』の振替公演と10月16日発売のベストアルバム『空-Kuu-』『色-Shiki-』のリリース直前記念もかねたものに。外出自粛で思うように活動ができない中、ほとんどの楽曲をリアレンジ&再レコーディングしたベスト盤の制作があったからこそ、本公演は既存曲の進化っぷりも堪能できるスペシャルなステージとなった。

 まずはKei(Vo)のデスヴォイスが響き渡るメタルチューン「Judas」で堂々の幕開け。『Do Nothing?』に収録された、まがまがしくも力強いナンバーで会場をKeisandeathの色に染めていき、続けて「四隅咲き乱れた華」「SAKEBIZAWA」と和テイストな楽曲を投下! ベスト盤を機に再アレンジされた楽団家来(バンドメンバー)たちの演奏はいつに増して迫力満点で、怒号のように響くリズム隊と、豪快でテクニカルなギターはKeisandeathの新たな血肉になっていることがひしひしと伝わってくる。それに負けじと艶やかな歌声を聴かせるKeiの存在感も大きく、“思いっきり鬱憤を晴らしていこうぜ!”との声ともにオーディエンスのテンションも引き上げられていく。

 「NyanMetal」や「武家Metal」といったキャッチーな楽曲をはじめ、篠笛で始まるイントロが印象的な人気曲「AYAME」、サウンドは殺伐としながらも魅惑的なムードが漂う「Cassandra」、切ないバラードソング「ソメイヨシノ」、ポップな「姫東京」…と楽曲ごとに印象が変わっていくのもKeisandeathの魅力のひとつ。それぞれの曲に込められた悲しみや怒りが楽団家来の劇烈なプレイによって爆発していく様子は極めてエネルギッシュで、それを儚くも美しい歌声で色づけていくKeiのパフォーマンスも心地良かった。声出しNG、マスク着用という中でのライヴだったが、ダンサーのふたりも度々ステージに登場し、晴れやかな笑顔でオーディエンスとの距離を縮めていたのも特筆しておきたい。

 『Do Nothing?』のリリース以降にライヴができなかったため、この日にライヴ初披露だった曲がいくつかあった。「罪の意識は重ねてゆくほどに壊されて行く」もそのひとつで、スローでしなやかなヴォーカルを聴かせたり、途中ガラリと転調して重圧感がのしかかったりと、そのアップダウンがライヴの高揚感を煽る。そして、本編最後には前作の表題曲「Do Nothing?」を披露し、自分自身の葛藤を描いた歌詞をパワフルに歌い上げた。

 コロナ禍で身動きがとれなかった半年間は大きなものであったが、そういった状況を嘆くのではなく、できることのひとつとしてベストアルバム2枚を制作し、ひと回りもふた回りも進化して『Do Nothing?』のリリースライヴを実施したKeisandeath。Keiと楽団家来の今の姿を見せつけたという意味でも、この日は大切なステージとなった。

取材:千々和香苗


セットリスト

  1. 1.Judas
  2. 2.四隅咲き乱れた華
  3. 3.SAKEBIZAWA
  4. 4.NyanMetal
  5. 5.Glass
  6. 6.OBONNE
  7. 7.武家Metal
  8. 8.AYAME
  9. 9.Cassandra
  10. 10.ソメイヨシノ
  11. 11.姫東京
  12. 12.罪の意識は重ねてゆくほどに壊されて行く
  13. 13.I Beleave
  14. 14.Do Nothing?
  15. <ENCORE>
  16. NikuKyu
Keisandeath プロフィール

ケイサンデス:秋田県出身のメタル系シンガーソングライター。3歳の時からピアノを始め、11歳からX JAPANのhideに憧れてギターを始める。13歳でバンドを始めたことがきっかけで作曲をしてみたところ、意外とできてしまったのでそれから作曲も開始。2017年に1stアルバム『THE FIRST』でインディーズデビュー。Keisandeath オフィシャルHP

OKMusic編集部

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